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神戸大学医学部整形外科 NEWS

  • 2020.12.25
  • 第2回神戸大学整形外科CST(Cadaver Surgical Training)を実施しました。

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  • 前回2019年に続きまして、2回目のご遺体(Cadaver)を使った手術手技研修を行いました。この手術手技研修は国内でも限られた施設でしか行うことができませんが、昨年より神戸大学医学部は厚生労働省の「(令和元年度)実践的な手術手技向上研修事業」に選出された全国12施設の一つとして研修が可能となっております。2回目となる今回は、COVID-19 感染拡大の影響により参加人数を限定して、スポーツ整形外科の基本手術手技の一つである関節鏡を用いた前十字靭帯(ACL)再建術をメインにCST(Cadaver Surgical Training)を行いました。

    後期研修医の先生には膝関節鏡の基本手技、さらに大学院生にはACL再建術を実習して頂きました。参加者の率直な感想として「実臨床の関節鏡と大きく変わらず。非常に有意義なトレーニングができた」というような意見あり、大変勉強になるいい機会が得られたと考えております。

    今後も神戸大学整形外科では主に研修医を対象にご遺体(Cadaver)を使った手術手技研修を行って参ります。

    はじめに解剖学教室・吉川准教授による神戸大学CST使用に関する注意事項の説明を頂きました。はじめに解剖学教室・吉川准教授による
    神戸大学CST使用に関する注意事項の説明を頂きました。

    研修前後にはご遺体に黙祷を捧げます。研修前後にはご遺体に黙祷を捧げます。

    関節鏡実習。初めての関節鏡の導入方法をハンズオンで教えてもらう研修医。関節鏡実習。初めての関節鏡の導入方法をハンズオンで
    教えてもらう研修医。

    関節鏡を操る研修医とACL再建術を進めているもう一組の研修班。関節鏡を操る研修医とACL再建術を進めている
    もう一組の研修班。