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  • 2019.12.18
  • 第1回神戸大学整形外科CST(Cadaver Surgical Training)を実施しました。

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  • これまでは、ご遺体(Cadaver)の使用は学生実習や解剖学研究に限定されていましたが、近年、国内でも施設認定を受ければ、医師及び歯科医師の手術手技研修等にも可能となっています。本年度、神戸大学医学部は厚生労働省の「(令和元年度)実践的な手術手技向上研修事業」に全国で選ばれた12施設の一つとして選出され、ご遺体(Cadaver)を使った手術手技研修を行うことができるようになりました。初年度の今年は、膝関節の関節鏡手技について後期研修医を対象にCSTCadaver Surgical Training)を行いました。
    1日というタイトなスケジュールでしたが、膝関節鏡の基本手技、及び半月板切除・縫合術を実際の機器を使用し、研修を行いました。最後には関節鏡で行った処置の結果を直視下に解剖し確認することで、各自の手技を確認することもできました。
    今後も神戸大学整形外科では主に研修医を対象にご遺体(Cadaver)を使った手術手技研修を行っていきます。

    (写真1)始めに星野助教による関節鏡手技のレクチャーを行いました。

    (写真2)研修前後にはご遺体に黙祷を捧げます。

    (写真3)関節鏡実習。黒田教授から関節鏡導入方法をハンズオンで教えてもらう研修生。

    (写真4)始めて自分で扱う関節鏡に見入る研修生。

    (写真5)関節鏡による膝関節内の観察に取り組む研修医の先生。