専門研修プログラム
専門研修プログラム
外科領域専門研修プログラムについて
神戸大学外科学講座(食道胃腸外科・肝胆膵外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科・乳腺内分泌外科)では、神戸大学を基幹施設とする外科専門研修プログラムを運営しています。当プログラムでは、兵庫・大阪を中心に、静岡から沖縄までの51施設を連携施設とした充実した外科研修が可能です。
関連施設
外科専門医および関連外科専門医プログラムの概要
当プログラムで研修を行うと、消化器外科領域ではまずは日本外科学会専門医の取得を目指します。その後、将来的には下記の専門医・認定医の取得を目指し多くの症例を経験していくこととなります。
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本肝胆膵外科高度技能専門医
…など
外科専門医プログラム修練概要
外科専門医予備試験に合格し、通算5年以上(初期研修期間含む)の修練期間を経て、規定の診療経験、および業績を有する方は、認定試験(面接試験)を受験することができます。
必要経験症例数など、随時相談しながらキャリアアップを目指せます。将来の専門は、一般消化器外科医の他にも内視鏡外科医、研究者、大学での教育職など幅広く選択できます。キャリア相談は随時行っており、連携施設へのマッチングやロールモデルの紹介など多くの先輩がサポートします。
メッセージ
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岡副 佑城
卒業 2017年 神戸大学 初期研修 兵庫県立柏原病院(現・兵庫県立丹波医療センター) 後期研修 - 兵庫県立丹波医療センター(3、4年目)
- 聖隷三方原病院(5年目前半)
- 神戸大学医学部附属病院(5年目後半)
市中病院では、経験豊富な先生方のご指導のもと、執刀から術後管理、外来、そして経過に応じて緩和ケアまで担当させて頂く機会に恵まれ、外科医のやりがいを感じながら充実の日々を過ごさせて頂きました。大学病院では、大学ならではの鏡視下肝切除、肝移植、鏡視下・ロボット支援下食道胃腸手術に参加させて頂き、専門性の高い治療を学びました。明るく自由な雰囲気の中で、指導医の先生に何でも質問できる環境でした。
運の要素もあると思いますが、恩師と呼べるような先生方に出会えたことが本プログラムに入って一番良かったことかなと思います。地域拠点病院や大学病院で多くの先生方のご指導を受ける本プログラムではそういったチャンスが多いと感じます。少しでも外科に興味のある方は是非一度、お気軽にご連絡頂ければと思います。一同、お待ちしております。
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楠原 達樹
卒業 2018年 神戸大学 初期研修 西脇市立西脇病院 後期研修 - 西脇市立西脇病院(3年目:前期派遣1年目)
- 兵庫県立淡路医療センター(4年目:前期派遣2年目)
- 兵庫県立丹波医療センター(5年目:前期派遣3年目)
- 神戸大学医学部付属病院(6年目:後期研修1年目)
私は兵庫県養成医師であり、前期派遣と後期研修で外科専門医研修を行いました。学生時代から外科に興味を持っており、新専門医制度の開始とともに養成医師でも外科専門医プログラムを選択できるようになったことから神戸大学のプログラムを選択しました。
地域の病院では手術や周術期管理、外来診療に加えて、術前術後の上部/下部消化管内視鏡検査や化学療法、緩和治療に至るまで様々な経験を積み、大学ではロボット手術、高難度手術や肝移植などこれまで経験してこなかった専門性の高い手術に参加させて頂きました。
兵庫県と神戸大学や関連病院の先生方の手厚いサポートにより養成医師でも大きな弊害なく、充実した研修が行うことができます。興味がある方は気軽に相談いただければと思います。
問い合わせ先
診療科長補佐 | 福島健司 |
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TEL | 078-382-6302 (医局) |
knjfkshm@med.kobe-u.ac.jp |