手術実績

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手術実績

肝切除

神戸大学の手術実績と肝癌の治療成績

2010年から2020年までの肝がん切除症例の治療成績です(下図)。

肝切除術・年次推移(疾患別)

2013~2019年治療成績

膵切除

神戸大学の手術実績と膵癌の治療成績

膵臓の手術は難易度が高く、特に膵頭十二指腸切除では施設の手術数が多いほど合併症や死亡率が少ない傾向にあることがわかっています。神戸大学は膵がんや胆道がんをはじめとする疾患に対して、年間約120例の膵切除術を行なっており、兵庫県では最多、関西でもトップレベルの手術実績を有しています。膵切除後の在院死亡率は0.5%以下(最近5年間)と全国的にみても低く、多くのご施設から患者さんのご紹介をいただき、手術件数はこの10年で約2倍に増加しました(下図)。

近年では腹腔鏡手術やロボット支援手術(da Vinci)に力を入れており、兵庫県で最多、国内でもトップレベルの手術実績を有しています(腹腔鏡・ロボット膵切除参照)。

神戸大学の膵切除実績(全症例:開腹・腹腔鏡・ロボット支援)

2011~2023年治療成績

腹腔鏡手術・ロボット支援手術(da Vinci):低侵襲手術

腹腔鏡・ロボット支援膵手術

当科は2007年に高度先進医療として多施設に先駆けて腹腔鏡下膵切除を導入し、その後相次いで腹腔鏡下肝切除、ロボット支援下膵切除を導入し、国内でもトップクラスの手術実績を有しています。

腹腔鏡・ロボット支援下膵切除(da Vinci)の推移
腹腔鏡・ロボット支援下膵切除(da Vinci)の推移

現在全ての術式で施設基準および術者基準を満たしており、通常の保険診療により低侵襲手術が可能となっています。まだ全国的にも数少ない肝胆膵領域のロボット支援手術のプロクター(指導者)も在籍しておりますので、ご希望やご興味のある患者様はお気軽にご相談ください。セカンドオピニオンも受け付けています。

肝切除内訳(開腹&腹腔鏡&ロボット)
  • 2013~2019年治療成績
  開腹 腹腔鏡 ロボット 合計 鏡視下%
2023 27 75 14 116 77%
2022 17 66 0 83 80%
2021 17 91 0 108 85%
2020 19 83 0 102 81%
2019 48 65 0 113 58%
2018 30 64 0 94 68%
2017 36 71 0 107 66%
2016 88 37 0 125 30%
2015 76 12 0 88 14%
2014 65 13 0 78 17%
2013 59 7 0 66 11%
2012 73 6 0 79 8%
2011 82 5 0 87 6%
2010 88 0 0 88 0%

治療成績

肝細胞癌・初回肝切除成績

2013~2019年治療成績

進行度5年生存率
Stage I85.6%
Stage Ⅱ68.8%
Stage Ⅲ41.6%
Stage ⅠVA21.0%
Stage ⅠVB5.6%

膵がん切除症例

2013年から2019年までの膵がん切除症例の治療成績です(下図)。
最近では術前、術後の補助療法も進歩しており、さらに成績は向上しています。また、切除不能膵がんに対しても治療が奏効した患者さんには切除を積極的に行っており、希望の持てる結果が出てきています(コンバージョン手術

当院の膵癌切除後成績(2013年〜2019年、膵癌手術233例)

2013~2019年治療成績

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