グループ紹介

神戸大学病院消化器内科化学療法グループでは、消化器がんにおける化学療法（抗がん剤治療）を行っています。

当科では可能な限り《標準治療》を行うことを第一に考えています。《標準治療》とは、多くの患者さんにご参加いただいた臨床試験の結果などから科学的に効果がみとめられたもののなかで、現時点でもっとも有効とされる治療法のことで、学会のガイドラインなどで推奨されている治療法になります。また、よりよい治療をみいだし、あらたな標準治療とするためには、多くの患者さんにご参加いただく臨床試験の実施が必須になります。

当科でも臨床試験には積極的に参加する方針としており、新しい知見の創出につとめています。抗がん剤治療を行うにあたりもっとも大切なことは、納得のいくまでしっかり相談をし、そのうえで方針を決めることだと考えています。疑問に思うこと、説明でよくわからないことはなんでもご質問ください。そのうえでよりよい治療はなにかを一緒に考えていきたいと思います。

主な臨床業務と治療実績

当科で診療しているがんは以下の通りです。

• 胃がん
• 大腸がん
• 食道がん
• 膵がん
• 胆道がん
• そのほか消化器由来の稀少ながん（小腸がん、神経内分泌腫瘍、GISTなど）