教室の話題
教室の話題(2009年~2024年)
2024年
11月16日 第6回Cadaver腹腔鏡手術トレーニング
11月16日に第6回Cadaver腹腔鏡手術トレーニングを開催しました。今年は神戸大学食道胃腸外科の松田武准教授が来て下さり、直腸周囲の解剖や展開のコツについて指導して頂きました。学会等では他科との領域横断セッションが増えてきましたが、実際に手術に入って指導して頂くと新鮮なことばかりで、本当に勉強になりました。
またその後は広汎子宮全摘術および傍大動脈リンパ節郭清を行いながら神経や血管の走行について確認し、術式への理解を深めました。長時間に及ぶトレーニングでしたが、とても充実した一日になりました。
10月26日 近畿12大学医学部産婦人科学教室親睦ボーリング大会で神戸大学が団体優勝2連覇を達成(大阪市)
大阪府大阪市で第151回近畿産科婦人科学会学術集会の前日に開催されました近畿1大学医学部産婦人科学教室親睦ボーリング大会で神戸大学が昨年に続き、団体優勝2連覇(鷲尾、安積、山中、小畑、森内)を達成し、山中が個人優勝しました。
10月5日 第11回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラム
地域医療活性化センターにて、第11回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラムを開催しました。主に兵庫県下で働く初期・後期研修医の先生方に参加して頂き、生体豚を用いた腹腔鏡手術トレーニング、子宮鏡手術トレーニングを行いました。また今年は国産支援ロボットのhinotoriが地域医療活性化センターに導入され、トレーニングの一環として受講生の先生方にもロボット手術の執刀を経験してもらいました。Off the job training として大変充実した一日になったかと思います。
9月28日 秋のK-コレ with B
神戸大学産科婦人科教室では、この度、Kobe CO-LEarning & Creative Team (K-COLECT [略称、K-コレ]。 “神戸で共に学び、創造する集団”を目指して命名)を立ち上げました。
その第一回イベントとして、『秋のK-コレ with B』を開催しました。
初期研修医、専攻医の先生方25名と学内教室員16名、関連病院からファシリテーターとしてお招きした4名の合計40名の先生方にご参加いただきました。
第一部は、神戸市産業振興センターで、『胎児心拍監視装置(CTG)を深堀りしよう!(講師:益子尚久先生)』と『子宮体癌の治療を深堀りしよう!(講師:笹川勇樹先生、森内航生先生)』をテーマにグループワークを中心とした勉強会を行いました。 第二部は、会場を神戸メリケンパークオリエンタルホテルで懇親会を執り行い、大いに親睦を深め、非常に盛会でした。
8月11日 第98回兵庫県産科婦人科学会総会ならびに学術集会(兵庫)
山中啓太郎先生(大学院4年生)が論文『Rapid reduction of adenomyosis coexisting with leiomyoma volume during treatment with Relugolix』(Gynecological Endocrinology 2023)で令和6年度兵庫県産科婦人科学会学会賞を受賞しました。
6月15~16日 第150回近畿産科婦人科学会学術集会(奈良)
冨本雅子先生(大学院3年生)が『妊娠中期の随時血糖測定による妊娠糖尿病スクリーニングの問題点』で優秀演題賞を受賞しました。
第150回近畿産科婦人科学会学術集会
喜多ともみ先生(大学院1年生)が論文『精神疾患合併妊娠の妊娠中・産後増悪誘因ならびに周産期事象に与える影響』で優秀論文賞を受賞しました。
第150回近畿産科婦人科学会学術集会 近畿12大学対抗演芸大会
第150回近畿産科婦人科学会学術集会における近畿12大学対抗演芸大会で、専攻医2年目の江本永真先生・田中将之先生ペアが優勝しました!
2023年
11月25日 第5回Cadaver腹腔鏡手術トレーニング
研究棟Cで第5回Cadaver腹腔鏡手術トレーニングを開催しました。加藤友康先生が来て下さり、参加者の先生方と共に骨盤内での神経や血管の走行について確認し、広汎子宮全摘術における神経温存術式への理解を深めることが出来ました。また普段の手術では到達することのない深部まで骨盤解剖を掘り下げ、いざという時に備えた知識を得ることができました。とても勉強になる一日でした。
10月28日 第10回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラム
地域医療活性化センターにて、第10回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラムを開催しました。主に兵庫県下で働く初期・後期研修医の先生方に参加して頂き、腹腔鏡手術トレーニング、子宮鏡手術トレーニング、ドライボックストレーニングをローテーションして行いました。また今年は骨盤臓器モデルを用いてTLHの執刀も経験してもらいました。トレーニングや同世代の先生方との交流が非常に刺激になったとの感想も頂いており、参加した先生方のさらなる飛躍が期待されます。
10月14日 近畿12大学医学部産婦人科学教室親睦ボーリング大会で神戸大学が団体優勝(堺市)
大阪府堺市で第149回近畿産科婦人科学会学術集会の前日に開催されました近畿12大学医学部産婦人科学教室親睦ボーリング大会で神戸大学が団体優勝(谷村、小畑、喜多、森内、日下)、小畑が個人5位入賞しました。
近畿12大学親睦スポーツ大会で神戸大学が優勝するのは1954年以来2回目、69年ぶりの快挙です!
9月14~16日 第63回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会(滋賀)
冨本雅子先生(大学院2年生)が「生体腎移植後の子宮頸癌に対して発光式尿管カテーテルを用いて腹腔鏡下広汎子宮全摘術を施行しえた1例」の論文で学会賞論文部門を受賞し、受賞講演を行いました。
6月19日 ハンズオンセミナー
腹腔鏡のハンズオンセミナーを地域医療活性化センターで行いました。
当科の医師が指導を行い、参加いただいた11名の学生、初期研修医の方々に腹腔鏡手術手技を体験いただきました。縫合手技はもちろん、水風船を使用して卵巣嚢腫核出にもトライしてもらいました。初めて手技を行う方が多かったのですが、セミナー中にも上達しているのが分かるくらい、皆様手技習得が早かったです。
今後も定期的にセミナーを開催いたします。
6月17~18日 第148回近畿産科婦人科学会学術集会(和歌山)
前田美亜先生(後期研修医2年目)が「子宮内バルーンタンポナーデ導入前後での産後子宮出血への子宮動脈塞栓術実施率の変化」の発表で優秀演題賞を受賞しました。
2022年
12月2日 世界初、手術支援ロボットhinotoriTMを用いた子宮体癌手術
神戸に拠点を置く株式会社メディカロイドが開発した、国産初の手術支援ロボットである「hinotoriTM(ヒノトリ)サージカルロボットシステム」(通称:ヒノトリ)を用いた世界初の子宮体癌手術を、2022年12月2日に当院産科婦人科で行いました。
ヒノトリの開発には神戸大学も関わっており、2020年12月に当院泌尿器科でヒノトリを用いた世界初の手術が行われました。当初は泌尿器科領域のみに保険が適応されていましたが、2022年12月より婦人科領域、および消化器外科領域においても保険適応となりました。
これまで手術支援ロボットとして用いられていたda Vinci ®と比較して、ヒノトリはよりコンパクトかつスムーズな動きが可能となり、より日本人に適した手術支援ロボットになっています。
手術を行った寺井義人特命教授は「これまで米国製の手術支援ロボットを使ってきたが、日本製は研究者の悲願であり、今後も広い領域での活躍が期待される」と述べており、今後も神戸大学産科婦人科では手術支援ロボットを利用した安全で確実な手術の提供に努めてまいります。
11月19日 第4回Cadaver腹腔鏡手術トレーニング
研究棟Cで第4回Cadaver腹腔鏡手術トレーニングを開催しました。北野病院、京都大学医学部附属病院から関山先生、砂田先生が来て下さり、また当院および関連病院の神戸赤十字病院、千船病院から多数の先生方に参加して頂きました。 実臨床に即した骨盤解剖の理解が非常に深まり、とても勉強になった一日でした。
10月29日 第9回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラム
地域医療活性化センターにて、第9回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラムを開催しました。 主に兵庫県下で働く初期・後期研修医の先生方に参加して頂き、腹腔鏡手術トレーニング、子宮鏡手術トレーニング、ドライボックストレーニングをローテーションして行いました。トレーニングを通して1日で非常に上達した先生もおり、今後さらなる飛躍が期待されます。
2021年
10月30日 第3回Cadaver腹腔鏡手術トレーニング
研究棟Cで第3回Cadaver腹腔鏡手術トレーニングを開催しました。当院から9名と、淡路医療センターから小畑先生、森内先生が参加してくれました。また馬場教授や万代教授も見学に訪れ、緊張感ただよう中、貴重なcadaverを用いた有意義なトレーニングが行えました。
10月24日 第145回近畿産科婦人科学会学術集会(神戸)
第145回近畿産科婦人科学会学術集会を、当教室の寺井義人特命教授を学術集会長として2021年10月24日(日)に神戸国際会議場で現地ハイブリッド、また11月6日(土)、7日(日)に同講演のオンデマンド配信、および11月1日(月)から7日(日)に医会ワークショップセミナーのWeb配信、という3部構成で開催いたしました。現地集会には200名近くの方がご参加くださり、各研究部会では久しぶりの対面形式ということもあり、活発な討論が行われました。総勢950名を超える多くの方々にご参加いただき、盛会裏に会を終えることができました。
10月2日 第8回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラム
神戸大学医学部附属地域医療活性化センターで第8回兵庫産婦人科腹腔鏡教育プログラムを開催しました。県内全12名の後期研修医を対象に、生体豚2匹を用いた腹腔鏡トレーニングと、子宮鏡シミュレーターを用いたトレーニングを行っています。指導医のもと、後期研修医の先生方には様々な術式を想定した手術手技を経験してもらいました。
2019年
9月5~6日 第43回日本女性栄養・代謝学会学術集会(神戸)
第43回日本女性栄養・代謝学会学術集会を、令和元年9月5日(木)、6日(金)の2日間にわたり、当教室の山田秀人教授を学術集会長として神戸国際会議場で開催しました。一般演題68題、特別講演2題、教育講演2題(CLoCMiPレベルⅢ必須研修会、日本栄養士会生涯研修会)、指定講演2題、6つのセミナーで計7題、2つのシンポジウムで計11題のすばらしい発表を頂戴し、さらに、医師、学生、一般の方々182人、助産師、栄養士などメディカルスタッフの方々289人の合計471人にご参加いただき、活発な討論が行われ、盛会裏に会を終えることができました。
詳細につきましてはこちら(PDF) をご覧ください。
2018年
2018年11月3日~4日オータムフォーラム(高知)
【特別講演】 「造腟術のすべて」(宮原)
【教育セミナー】 「切迫早産の管理」(島岡) 「切迫早産とペッサリー」(白川)
2017年
11月3日~4日オータムフォーラム(松山 道後温泉)
【特別講演】
「当院の不育症診療について」(出口)
【教育セミナー】
「ヘルペスウイルスと産婦人科の関わり~最近の知見~」(長又)
「先輩医師の失敗から学ぶ」(若橋)
10月6~7日 第58回日本母性衛生学会総会・学術集会(神戸)
2017年10月6日(金)、10月7日(土)の2日間にわたり、神戸国際会議場、神戸国際展示場2号館で第58回日本母性衛生学会総会・学術集会を主催しました。日本全国から一般演題526題と2047名もの参加を賜り充実したプログラムのもとで活発な討論が行われ盛会裏に会を終えることができました。
今回の学術集会のメインテーマは、「予知予防と心の支え」で、山田教授を中心に当教室がこれまで臨床、研究のテーマとしてきた、いわゆる重症、難治性、治療抵抗性と表され、エビデンスのあるガイドライン的治療方法がない病気を含む、母性衛生での「予知や予防」のカウンセリングや説明と検査、なってしまった後の「心の支え」がテーマでした。メインテーマに沿って会長講演「母子感染を予防しよう」、と6つの教育講演ならびに、7つのシンポジウムと市民公開講座を開催しました。実践講座として森實講師を中心にJ-CIMELS母体救命ベーシックコースを計4コース開催し、職種としては全国初めてとなる理学療法士さん1名を含む72名が参加されました。
シンポジウムのつきましては、「学術集会報告」として日本母性衛生学会のホームページ(http://www.bosei-eisei.org/files/report_bosei58.pdf )にも詳細を掲載しておりますので、ご覧下さい。
2016年
12月2~3日(神戸) 第31回 日本生殖免疫学会
祝するように厳かな神戸ルミナリエが始まった2016年12月2日(金)と3日(土)に、私たちは神戸国際会議場で第31回日本生殖免疫学会総会・学術集会を主催しました。「抗リン脂質抗体」、「凝固異常症」、「母児接点の免疫異常」をテーマとしました。生殖免疫学の領域を「生殖現象の免疫」だけではなく、「生殖と生殖器の免疫と炎症」と解して広く演題を募集しましたところ、93題もの一般演題の応募をいただき、初めて3会場並列の学術集会なりました。
ネオセルフが慢性関節リウマチなど自己免疫疾患の発症原因であることを世界で初めて発見した大阪大学微生物病研究所の荒瀬 尚教授に特別講演をしていただきました。教育講演として、aPSPT抗体を発見し臨床応用に導いた北海道大学免疫・代謝内科学分野の渥美達也教授、および「抗リン脂質抗体症候群合併妊娠の診療ガイドライン」を発刊した国立成育医療研究センターの村島温子先生に、日常臨床に役立つ抗リン脂質抗体の最新の話題についてご講演いただきました。
お蔭様をもちまして335人の参加をいただき、盛会裡に本学会を終えることができました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
11月19日~20日オータムフォーラム(下呂温泉)
【特別講演】
「産婦人科医が知っておきたい家族性腫瘍の最新知識」(蝦名)
【教育セミナー】
「婦人科診療のpitfall」(宮原)
「産科診療のpitfall」(谷村)
「産科救急」(森實)
2015年
11月7日~8日オータムフォーラム(福井)
【特別講演】
「産科救急を支える匠の技」(森實)
【レクチャー】
「胎児超音波パルスドプラ検査マニアック編」(谷村)
「NIPTについて」(平久)
「知っておきたい婦人科癌の分子生物学」(若橋)
6月27~28日(神戸) 第132回近畿産科婦人科学会学術集会
第132回近畿産科婦人科学会学術集会が山田秀人教授を学術集会長として2015年6月27~28日の2日間、神戸国際会議場で開催されました。
本学が同学会の学術集会の主幹を担当するのは実に12年ぶりです。
2日間にわたる学術集会において多くの演題発表と闊達な討論が行われたのに加え、学生および研修医を対象とした超音波と腹腔鏡・手術手技のハンズオンセミナーが開催されました。同セミナーには、医学生12人、初期研修医36人を含む63名が参加しました。
初日の学術集会後にポートピアホテルで懇親会が開催されました。懇親会では近畿12大学が参加した『芸ワン・グランプリ』と称する一芸の優雅さ?面白さを競う対抗戦が行われました。各校とも入念に準備しており、昼間の学会発表にも劣らない素晴らしい芸が披露されました。残念ながら、神戸大学は入賞を果たせませんでしたが、遅くまで多いに盛り上がりました。
本学術集会は、一般演題159題、参加者合計693名と盛況であり、多数の一般演題や特別講演等によって学問的に、また、若手医師へのアピール、近畿12大学の親睦という意味においても非常に充実したものとなりました。
2014年
10月18日~19日オータムフォーラム(香川)
【特別講演】
「子宮腫瘤のMRI診断」(森田)
【レクチャー】
「胎児超音波パルスドプラ法の基礎から応用まで」(谷村)
「卵巣がん治療アップデート」(蝦名)
「LEP製剤と血栓症」(新谷)
6月7日~8日(神戸) 第31回日本産婦人科感染症研究会
第31回日本産婦人科感染症研究会学術集会が、2014年6月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり、山田秀人教授を会長として神戸国際会議場で開催されました。 日本全国から327名もの先生方にご出席をいただき、充実したプログラムの下で活発な討論が行われ、盛会裏に会を終えることができました。
2013年
10月19日~20日オータムフォーラム(鞆の浦)
【特別講演】
「産科ガイドラインCQ604 トキソプラズマ、CQ609 CMVの解説」(山田)
【レクチャー】
「婦人科癌治療ガイドラインをとことん読み解く!」(蝦名)
「新たな造腟術の有効性と展望」(宮原)
「不育症の検査・診断・治療 2013神戸」(出口)
2012年
10月20日~21日 オータムフォーラム(城崎)
【特別講演】
「PCOの診断と治療」(中林)
2011年
11月12日~13日 オータムフォーラム(三朝)
【特別講演】
「子宮頸癌の疫学・予防とHPVワクチン?効果とその限界?」(吉田)
【レクチャー】
「前置癒着胎盤に関する検討」(陌間)
2010年
10月2日~3日 オータムフォーラム(山口県長門湯本温泉)
2009年
11月7日~8日 オータムフォーラム(那智勝浦)