麻酔科日記のページに興味を持っていただきありがとうございます。
ここで当教室の日常の紹介や、開催予定のイベントなどをお知らせします。
当教室の雰囲気は実際に来て感じていただくのが一番ですが、その前にこちらで少しだけ、体験できますよ。
2024年11月16日
日本臨床麻酔学会第44回大会
11月21日(木)から23(土)に東京で日本臨床麻酔学会第44回大会が開催され、当教室から「当院における非心臓手術周術期急性冠症候群発症について:後方視的観察研究」を発表しました。
自分の施設の成績がどうなっているのかということを知ることは、きちんと症例を振り返ってフィードバックをもらって次に繋げる大切なことですし、それを発表・発信することも同じぐらい大切ですね。今後も続けていきたいと思います。
2024年11月16日
秋セミナー
11月16日に神戸大学麻酔科秋セミナーを開催し、1年目の研修医の先生が9名参加してくれました。セミナーは講義とハンズオンの2部構成とし、気道管理・中心静脈穿刺・神経ブロックの3つの手技を学んでいただきました。
参加していただいた先生はみなさんやる気にあふれた先生ばかりで、こちらも一人一人丁寧に指導させていただきました。ぜひ明日からの診療で正しい知識と技術を駆使して患者さんのために役立ててほしいと思います。
2024年11月16日
第2回関西支部症例検討会(マンスリー)
11月16日(土)に大阪で第2回関西支部症例検討会(マンスリー)が開催され、当教室から「先天性第V因子欠乏症患者の腹腔鏡下子宮全摘術に対してトロンボエラストグラフィ(TEG®R6s)を用いて麻酔管理を行った一例」を発表しました。
想定内の質問から予想外の質問までマンスリーらしい質疑応答がなされました。学会と違って時間をあまり気にせず発表や質疑応答ができるのも楽しいですね。
2024年11月9日〜10日
医局旅行
11月9、10日の2日間に医局旅行で香川県に行ってきました。今回の医局旅行では現在神戸大学で勤務している者だけでなく、以前に神戸大学で勤務していた者で遠くは九州、関東から、またご家族で参加されたり、お子様を連れてこられたりと賑やかな旅行となりました。1日目は岡山県でバーベキューや、デニムクラフト体験、香川県に移動して金比羅山を参拝し、夜には宴会、2日目は香川県の四国水族館を巡り、淡路島で昼食と盛り沢山の内容でした。それぞれのイベントで様々な企画があり、たくさん楽しみ、笑い、お子様の可愛らしい笑顔にも癒され、またたくさんの美味しいものを味わうことができました。
幹事の先生、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
2024年10月28日
壮行会と歓迎会
10月末で異動される先生の壮行会と 10月に来られた先生の歓迎会を行いました。
どこに行っても高い視座と広い視野を持ち続けて、手術室内にとどまらず患者さんのために動ける懐の大きい医師になってもらいたいと願っています。
今日はプリン好きがおすすめする庄谷のプリンを用意しました。バニラの風味がしっかり生きていて、ほどよい甘さで高級な味わいがしました。
2024年10月26日
日本ペインクリニック学会 第5回関西支部学術集会
10月26日に滋賀県で日本ペインクリニック学会 第5回関西支部学術集会が開催され、当教室からは「「社会的痛み・共感・向社会的行動:神経科学的アプローチ」」「一般演題I 神経ブロック」の座長と「多剤服用となっていた化学療法誘発性末梢神経障害性疼痛患者に対し入院による薬剤調整」の演題発表を行いました。
学会発表は、座長でも演者でも準備は大変ですが、発表を通じて聞いている先生の将来の役に立てるという意味で意義は大きく、医師として継続して行なっていきたいですね。
2024年10月11日
壮行会
10月末で異動される先生の壮行会を北野にあるフレンチレストランで行いました。会ではバイオリンの演奏を披露していただき、先生らしい上品な会となりました。
先生は10年以上大学に在籍され、曜日責任者、副医局長、手術部など様々な場面で活躍されるとともに、その優しい心と細やかな気遣いでみんなの心を支えていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
先生の新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
2024年10月10日
神戸大学 令和6年度優秀若手研究者賞
当教室員の先生が神戸大学 令和6年度優秀若手研究者賞(医学研究科)を受賞され、その授賞式が本学で行われました。
こうして評価していただけることは喜ばしいことですし励みになりますね。
下記に神戸大学のホームページで紹介されたリンクを貼っておきます。
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/announcement/20241011-66129/
2024年10月5日〜9日
Neuroscience 2024
10月5日から9日にアメリカ、シカゴでSociety for Neuroscienceが主催するNeuroscience 2024が開催され、当教室から「Administration of beta2-adrenergic receptor agonists reduces allodynia in a mouse model of neuropathic pain」を発表しました。最終日にも関わらず、大勢の方が興味を持って聞きに来てくれました。発表された先生からは下記の感想をいただきました。
SfNは世界で一番大きな神経科学の学会で、基礎研究から臨床研究まで多岐にわたるテーマの最先端の知識や技術を学ぶことができました。研究内容だけでなく英語でのディスカッションなど課題は多くありますが、自分の研究テーマを世界水準で客観視でき今後につながる非常に良い経験をすることができました。また学会会場があるシカゴは、アメリカ第3の都市でありグルメの街としても知られています。街並みやシカゴピザなど、観光も充実した日々を過ごせました。ご指導いただいたすべての先生方にこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
2024年9月20日〜22日
日本心臓血管麻酔学会 第29回学術大会
9月20日〜22日に広島県で日本心臓血管麻酔学会 第29回学術大会が開催され、当教室からは「Fontan術後患者の腹腔鏡下卵巣摘出術に対しレミマゾラムを用いて管理を行った一例」を発表しました。
初めての学会発表で緊張していましたが、いい刺激となったようで、今後も継続して学び、精進していこうと思えたようです。適度な刺激は大切ですね。
2024年9月14日
日本麻酔科学会第70回関西支部学集会
9月14日(土)に日本麻酔科学会第70回関西支部学集会が大阪で開催され、当教室からは下記の8演題を発表しました。初めての学会発表の先生も多く、みんな緊張していましたがしっかりと準備していたあとが伺えました。準備も大変だったでしょうが、その分やりがいも感じられたのではないでしょうか。この経験を積み重ねて成長していってほしいと思います。
慰労会は久しぶりに鶴橋の焼肉、小川亭とらちゃんです。20年前から変わらない美味しさとやさしい接客で大阪の夜を楽しませて頂きました。
・挿管困難が予想された小児喉頭乳頭腫の麻酔管理
・30年前の交通外傷が原因と考えられる横隔膜ヘルニアに対する修復術の麻酔管理
・レミマゾラムによる麻酔導入が困難であった一例
・Fontan循環を有する患者に対する腹腔鏡下肝切除術の麻酔経験
・左内胸動脈・下横隔動脈-肺動脈瘻に対して、IVRを併用して肺舌区切除術を行った1例
・硬膜外カテーテルの結節形成により抜去困難をきたした2症例
・糖原病Ⅰa型小児患者に対する肝切除術の麻酔経験
・パラガングリオーマの腸骨転移病変に対するラジオ波焼灼術(RFA)を全身麻酔で管理した1例
2024年8月22日
壮行会
8月末で異動される先生の壮行会を行いました。
新しい職場でも謙虚な気持ちを忘れず、新しいことを吸収して、どこに行っても信頼される麻酔科医に成長してもらいたいと願っています。
2024年7月18日〜20日
日本ペインクリニック学会第58回学術集会
日本ペインクリニック学会第58回学術集会が栃木県で開催されました。当教室からは「迷走神経及び舌咽神経領域の帯状疱疹関連痛の1例」と「当院における抜歯後感覚障害に対する星状神経節ブロックの効果の検討」の演題を発表しました。発表はとても盛り上がり、質疑応答も充実しておりました。 手術麻酔だけではなく、いろいろな分野でみんなが活躍して、お互いが補いながら一緒に成長していければいいですね。
2024年7月6日
日本集中治療医学会 第8回関西支部学術集会
2024年7月6日(土)日本集中治療医学会 第8回関西支部学術集会が開催されました。
当教室からは下記の演題を発表しました。
・ICUにおけるハロペリドール・ミダゾラム併用投与による鎮静への影響:後ろ向き観察研究
・ICUでのレミフェンタニルの投与中止後にオピオイド離脱症候群が生じた1例
・当院ICUにおけるセボフルランを用いた小児患者の鎮静管理
支部学術集会は全国学会とはまた違った楽しみがありますし、集中治療医学会は麻酔科医だけでなく、他分野の先生やコメディカルが集まりいい刺激になりますね。
2024年7月5日
留学生
7月1日から12日までオーストラリアのクィーンズランド大学から医学部生のKa Yee Wongさんが留学に来られました。手術麻酔だけでなく、ペインクリニック外来や麻酔科術前外来など興味を持って見学されておられました。いろいろなことに興味を持つ姿勢は見習いたいですね。
2024年7月2日
診療科インタビュー
神戸大学の総合臨床教育センターメルマガサイトに麻酔科の診療科インタビューが掲載されました。下記のURLから閲覧ができますので、お時間のある時に読んでいただければと思います。
https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/kenshu/mailmagazine/im_detail.php?im=block_detail&block_info_id=477
2024年6月24日
壮行会
6月末で異動される先生の壮行会を行いました。新しい職場ではやり方が異なり最初は戸惑うでしょうが、柔軟な姿勢で新しいやり方も取り入れつつ自分の引き出しを増やして成長されることを願っております。
2024年6月6日〜8日
日本麻酔科学会第71回学術集会
2024年6月6日(木)から8日(土)に日本麻酔科学会第71回学術集会が開催されました。
当教室からは下記の演題を発表しました。
優秀演題
・生体カルシウムイメージング法による全身麻酔薬が大脳皮質神経細胞活動に及ぼす影響の検討
ポスター発表(基礎)
・全身麻酔薬が好中球培養細胞のミトコンドリア代謝と活性酸素産生に与える影響
・神経障害性疼痛モデルマウスへのβ2アドレナリン受容体作動薬投与はアロディニアを軽減する
・神経障害性疼痛における脳内ミクログリアの寄与と性差に関する検討
ポスター発表(臨床)
・フレイル患者の術後せん妄発生に対するレミマゾラムの影響
テーマ指定別演題(ポスター)
・有症候性重症大動脈弁狭窄症患者におけるTUR-Btに関して相談され、心臓の予後を考慮し麻酔を断った症例
・感染性心内膜炎による複合弁膜症手術における人工心肺離脱後の肺水腫に対して一酸化窒素吸入療法を施行しECMOを回避できた一例
よく学び、よく話し、よく遊び、学会楽しかったですね。
2024年6月1日
関西支部症例検討会(マンスリー)
2024年6月1日(土)に関西支部症例検討会(マンスリー)が開催されました。当教室からは「手術待機中にDPP-4関連水疱性類天疱瘡を発症し、手術施行時期に苦慮した一例」を発表しました。
関連病院からの発表もあり、また質疑応答も多く活発な議論がなされました。マンスリーは時間の制約があまりなく、いろいろな角度から質問をしていただけるので学会とはまた違った意味で勉強になりますね。
2024年5月2日
留学生
4月22日から5月2日までタイのマヒドン大学シリラー病院から医学部生のシダラットさんが留学に来られました。
いつもニコニコしておられ、楽しく研修してもらえたのかなと思います。笑顔は世界のどこに行っても大切ですね。
2024年4月24日・25日
歓迎会と壮行会
4月途中から来られた先生と復帰された先生の歓迎アイスクリーム会と、4月末で異動される先生の壮行ケーキ会を行いました。
新しく来られた先生は早く馴染んで本領を発揮できるように、異動される先生も新しい職場に馴染んで、新しいことを取り入れつつ自分らしさも出して成長されることを願っています。
歓迎会では千疋屋のアイスクリームを、壮行会では神戸大丸のペシュ・レザンのケーキを用意しました。せとかのさっぱり感と甘すぎない生クリームが業務で疲れた身体に染みわたる美味しさでした。
2024年4月20日
神戸大学麻酔科春セミナー2024
神戸大学麻酔科春セミナーは研修医12名、新専攻医5名などに参加していただき盛況のうちに終了しました。
今回は麻酔の奥深さを知ろうをテーマに、当教室員が普段何を考えて、どう評価、管理をしているのかというお話をしました。医療の奥深さを知り、アップデートしていける医師になって欲しいと願っています。
2024年4月13日
日本区域麻酔学会第11回学術集会
日本区域麻酔学会第11回学術集会が宮城県で開催され、当教室からは下記の発表をしました。
・シンポジウム3 心疾患患者の大腿骨骨折を神経ブロックで管理する
「成人Eisenmenger症候群患者の大腿骨骨折手術」
・教育講演2 痛みの可視化と文献レビュー
「痛みのイメージング」
区域麻酔が好きな人が集まって、好きなこと(区域麻酔)について語り合う場で、区域麻酔を学ぶことが好きになってしまいましたという参加者がいました。いいことですね。
2024年4月5日
歓迎会
4月から来られた先生と秘書さんの歓迎会をラ・スイート神戸で行いました。新しい仲間の人柄がわかる自己紹介など楽しいひとときを過ごしました。新専攻医の先生、他病院から来られた先生、違う医局から来られた秘書さんといろいろな経歴を持った人が集まることで新しい刺激になって、新しい力に変わればいいですね。手品のリベンジは次の機会の楽しみにしておきましょう。
2024年4月5日
インドからの見学者
4月4日、5日にDepartment of Anaesthesiology, Pain Medicine and Critical Care at All India Institute of Medical Sciences, New Delhiの教授であられるDr Jyotsna PunjとDr. Ravinder Kumar Pandeyが来られ 、ペインクリニックを中心に見学され ました。 いつも通りの診療がいつ誰にみられても恥ずかしくない診療であることが大切ですね。
2024年4月4日
五藤先生
岡山大学の麻酔科におられた五藤先生に『呼吸や麻酔の面白さについて』をご講演していただきました。
基本的な呼吸生理の話から日本初の肺移植症例の話まで、溝渕教授の若い頃の写真を交えてお話しいただきました。
最後には質疑応答もしてくださり、大変楽しく学ばせていただきました。
2024年4月1日
新しい先生が来られました
4月になり新しい先生が来られました。
小手先だけではない、王道の麻酔を学んで欲しいという教授の思いを心に刻んで一緒に頑張っていきましょう。
2024年3月26日
壮行会
3月末で異動される6名の先生と長年神戸大学麻酔科を支えてくださった秘書さんが退職されるにあたり壮行会を行いました。
みんなそれぞれ進む道は異なりますが、麻酔科医として成長していくという目標は変わらずに持ち続けてくれると思いますし、将来支え合える仲間だと思っております。新天地での活躍を祈念しております。
また秘書さんにはただただ感謝です。いつも笑顔で迅速かつ的確に対応していただき、助けられてばかりでした。本当にありがとうございました。
2024年3月22日
留学生
シンガポール国立大学の医学部生であるOn Yee Nikki Leungさんが2週間留学に来られました。いろいろなことに興味津々といった感じで、初々しい感じが新鮮でした。他の地域・国の先生の話はこちらにも刺激になっていいですね。
2024年3月14日
歓迎会
第51回日本集中治療医学会学術集会が北海道で開催されました。当教室からは「トラファイン®挿入時に生じた気管損傷部の観察にラリンジアルマスクが有用であった1例」「精神発達遅滞の既往のある患者に対してセボフルランを用いて安全に抜管できた1例」「術前絶飲食による飢餓性ケトアシドーシスが疑われた進行性筋力低下症患者の1例」を発表しました。
集中治療医学会は医師だけでなく看護師などコメディカルの方も参加されますので、学ぶだけでなく医療チームの結束を固めるいい機会になりますね。
2024年3月7日
歓迎会
2月に戻ってこられた先生と3月に来られた先生の歓迎会を行いました。
新しい力は活気があってパワーがもらえますね。こちらも新たな気持ちで頑張ろうと思わせてくれます。一緒に頑張って成長していきましょう。
今回は北野にあるグレゴリー・コレのケーキを用意しました。ホワイトチョコレートが周りを覆いつつ、中にもミルクチョコレートがあって、チョコとチョコが重なり合ってとても甘くて美味しかったです。
2024年2月24日
関⻄支部症例検討会(マンスリー)
2024年2月24日(土)に関⻄支部症例検討会(マンスリー)が開催されました。
当教室からは「パラガングリーマの腸骨転移病変に対するラジオ波焼灼術(RFA)を全身麻酔で管理した 1 例」を発表しました。
発表した内容だけでなく、その分野の基本的な内容であったり、想定質問であったりと十分な準備をすることが自分の学びにつながりますし、聞いている人にも勉強になりますね。特に症例報告は実際の症例に関して議論できるので大切にして欲しいと思います。
2024年2月3日
2024年同門会
神戸大学麻酔科同門会が開催されました。近況報告、新入医局員の紹介、若手奨励賞の表彰のほか、講演会として昨年若手奨励賞を受賞された岡田卓也先生と京都大学大学院医学研究科・侵襲反応制御医学講座・麻酔科学分野 教授の江木盛時先生に講演いただきました。
また長年神戸大学麻酔科を支えてくださった秘書さんが3月末で退職されることが発表され花束贈呈が行われました。いつも明るく支えてくださった秘書さんには心の底から感謝です。
4年ぶりとなる懇親会も開催され、皆さんとゆっくりとお話しすることができました。
2024年1月31日
壮行会
1月末で異動される専攻医の先生の壮行会を行いました。新しい環境でも他人の意見に耳を傾ける謙虚さと、日々に流されることのない向上心を持ち続けて成長してほしいと思います。
今回はANTENORのアニマルデコシリーズを用意しました。懐かしい味で、安定の美味しさですね。
2024年1月30日
AHA BLS/ACLSインストラクター
教室員の先生がAHA主催のBLS/ACLSインストラクターに合格されました。誰に言われるわけでもなく、自分でこの資格を取りたいと思って取得したとのことで、その向上心を見習いたいと思います。