麻酔科日記のページに興味を持っていただきありがとうございます。
ここで当教室の日常の紹介や、開催予定のイベントなどをお知らせします。
当教室の雰囲気は実際に来て感じていただくのが一番ですが、その前にこちらで少しだけ、体験できますよ。
2025年4⽉26⽇
溝渕知司教授退官記念祝賀会
2025年4⽉26⽇に溝渕知司教授退官記念祝賀会がポートピアホテルで開かれました。約200名の参加者が集まりましたが、豪華で盛⼤というよりは和やかであたたかな会となりました。最後の溝渕教授のご挨拶では、しんみりではなく、もちろん厳しさでもなく、あたたかなそして幸せな気持ちになることができました。
溝渕教授への記念品として、教授が赴任された2013年産のワインを教授と奥様に、また⿇酔科⽇記を1冊の本にして贈りました。
あらためて、これまでの先⽣に頂いたご指導に感謝いたしますとともに、先⽣のこれからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。
2025年4月19日
神戸大学麻酔科春セミナー
神戸大学麻酔科春セミナーを開催し、研修医7名、新専攻医7名の合計14名の先生が参加して頂き、手術麻酔、ICU、ペインクリニックそれぞれのスタッフが各分野について講義を行いました。難しい内容もあったかもしれませんが、学ぶ楽しさを知ってもらえて、生涯学ぶ姿勢を身につけてもらえることを願っております。
セミナー後は懇親会も開催し、楽しいひと時を過ごしました。
2025年4月10日
専攻医集中講義
専攻医集中講義が始まりました。⿇酔科医として基本的な知識を最初に⾝につけてもらおうと、スタッフが16コマにわたって講義をします。勉強は⼀⽣続きますが、まずは学ぶ癖をつけること、なにより学ぶ楽しさを覚えてもらいたいと思います。
2025年4月10日
歓迎会を行いました
4月から来られた先生の歓迎会を三宮の神戸イタリアン&ワイン クレイドで行いました。歓迎ムード満開で楽しい時間を過ごしました。やる時はやる、遊ぶ時は心の底から楽しむ、そして何かが起こった時には一致団結して乗り越える。まずは心の底から楽しめたのではないでしょうか。
新幹事の先生はお疲れさまでした。これからもよろしくお願いします。
2025年4月1日
新しい先生が来られました
4月になり関連病院から戻られた先生と、新専攻医8名の先生が来られました。まだまだ緊張感いっぱいですが、ゆっくりと慣れていってほしいと思います。神戸大学麻酔科のモットーはPatient firstと王道を歩むです。
2025年3月31日
溝渕教授 最後の⽉曜講話
神⼾⼤学⿇酔科での11年6か⽉にわたるご指導、本当にありがとうございました。私たちは先⽣のもとで、笑いあり、涙あり、時に厳しく、時に温かく導かれてきました。
先⽣はいつも私たちの姿を⾒守り、気さくに⾔葉をかけてくださりました。臨床での奮闘、研究への挑戦、宴会での笑顔、仲間との絆、すべてが詰まったこの「⿇酔科⽇記」は、先⽣と私たちの物語そのものです。
先⽣に学び、共に歩んだ⽇々を、私たちは決して忘れません。退官されても、先⽣の教えは神⼾⼤学⿇酔科に⽣き続けることでしょう。どうかこれからも、時々「⿇酔科⽇記」を開き、私たちの成⻑を⾒守ってください。
そして私たちは、これからも新しい⽇記を書き続けていきます。
溝渕先⽣の新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
2025年3月30日
2024年度は2⼈の先⽣が学位を取得されました
本年度は上野先⽣、武部先⽣が学位を取得されています。学位論⽂は以下のようになります。
上野喬平先⽣
Resting-state brain functional connectivity in patients with chronic intractable pain who respond to spinal cord stimulation therapy.
Kyohei Ueno, Yoshitetsu Oshiro, Shigeyuki Kan, Yuki Nomura, Hitoaki Satou, Norihiko Obata, Satoshi Mizobuchi
Br J Anaesth. 2025 Feb;134(2):492-500.
武部佐和⼦先⽣
Effect of Intravenous Lidocaine on Rocuronium: A Randomized Controlled Trial
Sawako Takebe, Shinya Taguchi, Norihiko Obata, Satoshi Mizobuchi.
Kobe J Med Sci. 2025 Feb 12;70(4):E143-E151.
2025年3月27日
壮⾏会
3⽉末で異動される先⽣の壮⾏会を教授室で⾏いました。
どんな状況であっても、⾃分の時間がなかなか取れなくても勉強をすることを続けていって成⻑していってください。⼈⽣はまだまだ⻑いから、また勉強をする時間がしっかりと取れるような場⾯にもなるでしょうし、勉強したいと思うようにもなるでしょう。先⽣の成⻑を願っています。
壮⾏会なのに夙川のエルベランのクッキーをいただきました。ここは⽼舗のケーキ屋さんですがクッキーも美味しいよね。代わりにファミリーマートでお菓⼦を買って持って帰ってもらいました。ちょっと申し訳ないから、昔の写真も⼀緒に貼っておきます。
2025年3月21日〜23日
IARS and SOCCA 2025 Annual Meeting
3⽉21⽇(⾦)〜23(⽇)にハワイでIARS and SOCCA 2025 Annual Meeting が開催されました。当教室からは「Assessing the effects of general anesthetics on neuronal activity in the mouse cerebral cortex using in vivo calcium imaging」を発表しました。
初めての海外での学会参加で苦労もしたそうですが、何⼈かの先⽣から質問されたり貴重な意⾒を頂戴したりと⼤変有意義な時間を過ごせたとのことです。
またその貴重な経験をみんなと共有して、⾼め合っていきたいと思います。
2025年3月17日
壮⾏会
3⽉末で異動される先⽣の壮⾏会を⾏いました。
どこに⾏ってもどんな場⾯であっても嘘をつかずに、真摯な姿勢で取り組んでいってほしいと思います。嘘をつかず、駆け引きせずに頑張っていれば、⼼の底から笑える場⾯があって、それがまた励みになって頑張っていけるのではないかなと思います。頑張って。
今⽇はショコラリパブリックのケーキを⽤意しました。チョコレートが濃厚で少しお腹がもたれるなぁと思っていたのに、気がついたら神⼾⽣チョコモンブランとTOBARIというチョコロールケーキとイチゴのモンブランを頂いていました。ご馳⾛様でした。美味しかったです。
2025年3月14日〜16日
第52回⽇本集中治療医学会学術集会
第52回⽇本集中治療医学会学術集会が福岡で開催され、当教室から下記の3演題を発表しました。
「術後維持輸液の選択が低ナトリウム⾎症に与える影響 -⾮盲検前向き無作為化試験」
「敗⾎症患者における早期経腸栄養とPersistent Inflammation Immunosuppression Catabolism Syndromeの関連」
「V-V ECMO 管理中の呼吸不全患者にセボフルランを⽤いて鎮静を⾏った1例」
どの演題もたくさんの質問が⾶び交い⽩熱したセッションとなりました。学ぶ楽しさを実感できたのではないでしょうか。
2025年3月7日
溝渕教授 最終講義
2025年3月7日(金)溝渕教授の最終講義「麻酔科医としての40年」が行われました。
溝渕教授の麻酔に対する思いや深い考え、教室運営におけるモットーや若い先生へのメッセージなど盛りだくさんの内容でした。「Patient First」、「王道を歩む」「オイアクマない心」などなど数々のメッセージをお聞きしながら、改めてたくさんのことを教えていただいたのだと感謝いたします。
いつかのカンファレンスで人を遺すのが一流とおっしゃられていましたが、人を遺したかどうかは5年、10年経ってから分かるのでしょう。溝渕教授はいい人を遺したと後世で言われるよう、これからも先生の教えを胸に精進したいと思います。ありがとうございました。
本来であれば先生のこれからの活躍を、、、と続くのでしょうが、まだ先生が辞められる実感はまったく湧かないのでそれはまた後日にします。
2025年2月27日
壮行会
2月末で異動される専攻医の先生の壮行会を行いました。
何年経っても、患者さんと真摯に向き合って、患者さんにも自分にも嘘をつかず進んでいって欲しいと思います。そのうえで自分の麻酔を言語化して、他人に説明が出来る、根拠が提示できる、そんな成長を見せて欲しいですね。
今日は「ざるそばにしか見えないモンブラン」や「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」など虚構に満ちたケーキを用意しました。趣旨は面白かったのですが、告知段階でネタバレしてしまったのが残念。
2025年2月15日
関西支部症例検討会(マンスリー)
2025年2月15日(土)に関西支部症例検討会(マンスリー)が開催されました。当教室からは座長を担うとともに、「妊娠12週の妊婦に対する開腹での巨大卵巣腫瘤摘出術が予定されたが、手術回避となった一例」を発表しました。
こういった学術活動は、発表することで勉強になりますし、発表によって他の施設で同じような症例があった時の助けとなることもあります。質はもちろんですが、世の中のためになることをたくさん発表していくことも大切にしていきたいですね。
2025年2月8日
2025年同門会
2025年同門会が楠公会館で開催されました。近況報告や新入局員の紹介に加え、同門会員による講演がありました。講演では昔の麻酔風景などが紹介され、特にモニタリングがない時代の麻酔はとても興味深かったです。年に一度お世話になった先生や後輩たちの元気な顔が見られるのは嬉しいですね。
2025年1月29日
讃岐美智義先生ご講演
2025年1月29日NHO呉医療センター臨床研究部長中央手術部長麻酔科科長の讃岐美智義先生に神戸大学まで来ていただき「脳波、DSAから理解する全身麻酔管理」をご講演いただくとともに、翌日には手術室内で直接脳波を見ながら医局員にご指導いただきました。
BIS神話の崩壊というintroductionから、全身状態を脳波からも評価できるなど非常にわかりやすく、また日々の臨床にすぐに役立つ内容で大変勉強になりました。また翌日には直接指導していただける機会も設けていただき、専攻医のみならず専門医にとっても有意義な時間となりました。
この場を借りて感謝申し上げます。
2025年1月27日
歓迎会
2025年1⽉から⼤学に戻ってきた4名の先⽣の歓迎会を⾏いました。4名とも⽴派に成⻑して、なによりいい笑顔をするようになって頼もしいですね。
その成⻑をサポートしつつ、こちらも⼀緒に成⻑できればいいなと思います。
本⽇は⾷べ盛りの先⽣ということでドミノピザをたくさん⽤意しました。なんぼなんでも多過ぎやわ。