神戸大学大学院医学研究科 内科学講座・循環器内科学分野

Kobe University Graduate School of Medicine / Division of Cardiovascular Medicine / Department of Internal Medicine

医師・医学生の皆様へ

肺高血圧症グループ

肺高血圧に関する臨床診療と研究

神戸大学は2005年より全国に先駆けて肺高血圧専門外来を開始し、兵庫県下を中心に約300名の肺高血圧患者様の診療にあたって参りました。肺動脈形成術(BPA)やエポプロステノール持続静脈注射・トレプロスト皮下注射・ベンティビス吸入療法、アデムパス®, ウプトラビ®, オプスミット®など常に最新の肺高血圧治療法を導入し、10年以上の診療実績から肺高血圧治療専門施設として近隣の中核病院から難治症例を中心に多くの新患患者様の紹介を受け付けています。

肺高血圧新患数の推移

当科の特徴として特発性肺動脈性肺高血圧症のみでなく様々な原因の肺高血圧症に対応すべく多診療科にわたる多面的アプローチ体制を導入し、特に膠原病性肺高血圧、呼吸器疾患に伴う肺高血圧、慢性血栓塞栓性肺高血圧症への治療経験が豊富で、膠原病内科・呼吸器内科・心臓血管外科などと緊密な連携をとり診療にあたっています。肺血管拡張薬を用いた肺高血圧自体への治療と同時に原疾患への治療も併せて行い患者様の自覚症状軽減と予後改善に努めております。

肺高血圧患者内訳
慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する取り組み

当院では、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH: Chronic thromboembolic pulmonary hypertension)に対し、最先端の治療を行っております。手術適応症例に対しては、当院心臓外科にて血栓内膜摘除術を2001年より施行しております。また、手術適応外の症例に対しては、2011年より肺動脈バルーン拡張術(BPA: Balloon Pulmonary Angioplasty)を行っております。当院は、日本循環器学会よりBPA指導施設に認定されており、日本循環器学会認定BPA実施医がBPAを行っております。これまでに多数の治療経験を有し、その良好な治療成績は、日本国内はもとより海外でも高く評価されております。

外科手術とBPAの両方を施行できる病院は日本国内でも数少ないのですが、当院では循環器内科と心臓血管外科が連携し、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の患者様に最適な治療法を提供しております。

肺動脈バルン拡張術 BPA

上記のような豊富な症例経験を背景に、肺高血圧症患者の予後規定因子の探索や肺高血圧治療法の開発に関する臨床研究を行うと共に、新規病態解明を目指し基礎的な研究活動にも力を入れて難病である肺高血圧患者様の予後改善へ向けた取り組みを行っております。
詳細はこちらをご参照ください。

肺高血圧に関する基礎研究

遺伝子改変マウスや肺動脈平滑筋細胞・内皮細胞を用いた細胞実験など肺高血圧の新たな治療アプローチの開発を神戸薬科大学臨床薬学教室と共同で行っております。
詳細はこちらをご参照ください。

肺高血圧・高血圧グループ2021

スタッフ

江本 憲昭
戦略的客員教授 (兼神戸薬科大学教授)
谷口  悠
助教
中山 和彦
神鋼記念病院 循環器内科
住本 恵子
大学院生
三和 圭介
大学院生
藤井 寛之
大学院生
米田 幸世
大学院生
鈴木 陽子
神戸薬科大学 助手
Gusty Rizky Teguh Ryanto
神戸薬科大学 博士研究員
Risa Ramadhiani
大学院生
Soraya Aristi Intan
大学院生
Andreas Haryono
大学院生
Adam Prabata
大学院生
Ahmad Musthafa
大学院生
Monika Setiawan
大学院生
Aditya Adinata
大学院生
Arinal Chairul Achyar
大学院生

研究活動

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