神戸大学大学院医学研究科 内科学講座・循環器内科学分野

Kobe University Graduate School of Medicine / Division of Cardiovascular Medicine / Department of Internal Medicine

医師・医学生の皆様へ

不整脈グループ(不整脈先端治療部門、不整脈センター)

不整脈グループでは頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション(心房細動、心房粗動、心房頻拍、発作性上室性頻拍、心室頻拍、etc)、重症心不全患者に対する両心室ペースメーカー(CRTP/D)、心臓突然死予防のための埋め込み型除細動器(ICD)や徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療、デバイス感染に対するリード抜去術を担当しています。

大学院生は4年間でこれらに関する基礎知識と実技習得を目標に臨床業務にあたっています。また、大学院では学位論文作成が重要な目標となります。臨床業務を行う中から生まれた疑問を解決するべく、主に以下の臨床、基礎研究を積極的に行い、学会発表・論文作成に注力しています。

  1. 心臓MRIや最新のマッピングシステムを応用した難治性心房細動、心室頻拍に対するカテーテルアブレーションストラテジーの検討
    fig01_02


  2. 心臓3D CT画像を用いた難治性心室不整脈に対する安全な心外膜アプローチの探索

    fig03
  3. 体外からの粒子線照射による新たな不整脈治療法確立のための動物モデルを用いた研究ならびに実臨床への展開
    fig04
  4. 不整脈を有する患者に対する革新的な遠隔医療体制の実証研究
  5. 特殊温度計を用いた体外実験モデルでのカテーテルアブレーションによる焼灼巣や組織温度動態の検討
  6. AIやディープラーニングを駆使した不整脈疾患画像解析への応用
  7. 植え込みデバイス感染の要因となる起炎菌の特性に関する検討
  8. 質量分析を用いた脂肪酸と心房細動との関係性の解明
  9. 心臓MRI画像を用いた冷凍バルーンアブレーションの焼灼巣に関する検討
  10. 心房組織を用いた心房細動の発生と進展に関する研究
  11. 心房細動アブレーション時の食道関連合併症に関する研究

その他、様々な国内、国際多機関共同研究に参加しています。

不整脈に興味のある先生方、もしくは不整脈は苦手だが勉強したい先生方、下記までご連絡下さい。
福沢 公二(特命教授) E-mail

スタッフ

福沢 公二
特命教授(1998年卒)
髙見 充
特命講師(2003年卒)
今村 公威
特命助教(2004年卒)
山本 恭子
医員  (2013年卒)
鈴木 雄也
大学院生(2015年卒)
谷 賢一
大学院生(2015年卒)
岩井 秀浩
大学院生(2016年卒)
中西 祐介
大学院生(2016年卒)
庄田 光彦
大学院生(2016年卒)
村上 篤志
大学院生(2016年卒)
米原 昇吾
大学院生(2017年卒)
麻田 裕之
大学院生(2017年卒)
山本 真梨
大学院生(2018年卒)
欅田 高浩
大学院生(2018年卒)
斎藤 紗欧里
看護師
【留学】
仲宗根 和孝
ブリュッセル大学(ベルギー)(2014年卒)
不整脈グループ2023

研究活動

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