心不全(心エコー図)グループ
心エコー図検査は、超音波を利用することによって心臓の形態、機能を評価する画像診断法です。現在、心エコー図検査法は循環器診療において欠くことのできない検査法であり、あらゆる心疾患の診断に重要な情報を提供しています。また、病態の解明や治療法の選択にも寄与しており、臨床現場で最も活躍している診療技術の一つです。我々心不全グループは、心エコー図検査を熟知し、通常の診断、病態把握、治療選択のための経胸壁心エコー図検査を行うとともに、経食道心エコー図、負荷心エコー図、ストレイン画像法、3次元心エコー図など、多種類の特殊検査を行っています。我々はこれらの技術を駆使して、心不全の病態解明を行っております。特に、弁膜症、心筋症、先天性心疾患、Structural Heart Disease、重症心不全の診断と治療方針決定に関しては、臨床現場において中心的な役割を担っております。さらに心エコー図技術の開発や新しい臨床応用法に関する臨床研究を積極的に進めています。また、成人先天性心疾患や心臓移植が必要になる重症心不全患者の診療にも携わっております。
女性医師も活躍しています
当グループには、女性医師が多く在籍しております。女性医師の中には出産や子育てなどのブランクを経て仕事を再開する先生がおられますが、一旦臨床を離れても、心エコー図の技術と知識があれば自信を持って様々な心疾患の診断と治療方針が立てられます。また、グループ員の理解と協力により、妊娠、出産、子育てを経て心エコー図の検査や臨床研究をする環境が整っており、女性医師も学会発表や論文作成も積極的に行っています。
研究業績
心不全グループの研究業績などはこちらをご覧下さい。 →achievements2024.pdf
スタッフ
- 田中 秀和
- H11卒、准教授
- 久松 恵理子
- H18卒、助教
- 福田 旭伸
- H18卒、特定助教
- 近都 正幸
- H25卒、医員
- 綱本 浩志
- H26卒、大学院3年生
- 上村 航也
- H27卒、大学院4年生
- 竹内 真理子
- H27卒、医員
- 西原 悠
- H27卒、大学院3年生
- 永井 駿
- H28卒、大学院4年生
- 藤井 千尋
- H28卒、大学院3年生
- 長野 知之
- H29卒、大学院2年生
- 野杁 純一
- H30卒、大学院2年生
- 千田 有紗
- H30卒、大学院2年生
- 横田 はるな
- R1卒、大学院2年生
- 久保田 義朗
- R1卒、大学院1年生
- 松浦 智弘
- R1卒、大学院1年生
