人生の最終段階において、医療・療養を受けたい場所
実際の死亡場所
上の図は、どこで人生の最終段階を過ごしたいかをきいた調査結果です。
自身がどんな状態になっているかを想定するかによっても、人生の最終段階において希望する場所の分布は異なります。
医療機関で最終段階を過ごしたいと希望する方は30~50%ですが、
実際にどこで亡くなったのか、2018年のデータをみると、医療施設が最も多く75%となっています。
一方、最近は老人ホームなどで、馴染みのあるスタッフに見守られて最期を迎える方も増えてきました。
どこで最期を迎えたいかという気持ちは、おからだの状況、ご家族の状況などによって、非常に揺れるものです。
一度決めたら、それで終わりではなく、その時その時のあなたのお気持ちを家族などあなたの信頼できる方々や医療・ケアチームと共有し、話し合いを繰り返しながら、できるだけあなたの意向に沿った場所で、望まれる形の医療やケアを受けられることが重要です。
「どこで最期を迎えたいか」一度、考えてみて、そして、あなたの信頼できる方たちと人生会議を開いてみませんか?