地方部会概要
兵庫県地方部会の沿革
兵庫県地方会は、第2次世界大戦後の廃墟、混乱、物資欠乏のなか、当時開業されていた諸先輩の学問への情熱と努力によって、昭和25年発足に至りました。兵庫県域は、それまで関西地方会に属していましたが、日本耳鼻咽喉科学会地方部会区分改訂により兵庫県地方会という名のもとに分離独立し、初代会長に兵庫県立兵庫医科大学(現神戸大学医学部)の中村良太郎教授が就任しました。
その後、日耳鼻総会における地方部会の設置決議に基づき、昭和50年に日本耳鼻咽喉科学会兵庫県地方部会と名称を改め、初代会長に神戸大学服部 浩教授が就任しました。第2代会長は兵庫医科大学雲井健雄教授、第3代会長は神戸大学天津睦郎教授、第4代会長は兵庫医科大学阪上雅史教授です。平成19年7月、神戸大学教授丹生健一が第5代会長に就任し、現在に至ります。
現 況
現在の会員数は勤務医約 180名、開業医約 300 名、その他約20名、計約 500 名です。兵庫県医師会の専門分科会である兵庫県耳鼻咽喉科医会と一丸となって、学術活動の充実、耳鼻咽喉科医の育成・資質向上をはじめ、耳の日・鼻の日講演会、3歳児検診、地域医療推進、保険医療、学校保健、福祉医療、産業環境保健、医事問題、救急医療など多方面にわたって活動しています。