リハビリテーション科 教授
神戸大学大学院医学研究科リハビリテーション機能回復学分野は兵庫県神崎郡神河町のご尽力の元、超高齢社会を迎えた医療介護現場のリハビリテーション医療に対するニーズに応えるため、寄附講座として2012年4月に設立されました。2013年4月より神戸大学医学部附属病院リハビリテーション科が設立され、リハビリテーション医学の診療、教育、研究の体制が確立されました。設立された2012年4月より、当方がリハビリテーション機能回復学の特命教授を拝命し、神戸大学医学部附属病院リハビリテーション科診療科長、リハビリテーション部部長として、責任者として活動させていただいております。
大学病院では急性期のリハビリテーション診療に積極的に取り組み、各診療科の治療成績の向上、合併症の減少に向けて取り組んでおり、その結果が患者様のADL,QOLの向上につながると考えております。また、兵庫県内のリハビリテーション病院に医師を派遣し、地域のリハビリテーション医療の向上とともに専門医の育成に取り組んでおります。研究の面では、各診療科、リハビリテーションスタッフと協同し、がんや稀少疾患、小児疾患、リウマチ性疾患のリハビリテーション診療の臨床研究のほか、物理療法としての炭酸ガス治療の研究を積極的に行い、世界へ発信しております。
これらの実績が評価され、2025年12月に正規講座として神戸大学医学部附属病院リハビリテーション科が新たに発足し、当方が初代教授として着任いたしました。これにより、神戸大学として持続可能なリハビリテーション科の講座が誕生し、今後神戸からリハビリテーション医学を通じて患者様のADL、QOL向上と、社会に貢献できる人材の輩出、研究成果の発信をさらに目指して行きたいと考えております。今後とも、なにとぞご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
教授 酒井良忠