研修案内

はじめに

神戸大学医学部精神科専門医研修プログラムのご案内

神戸大学大学院医学研究科精神医学分野スタッフ

  1. ・ 大学ならではの豊富な診療経験を約束します!
    必ず指導医がバックアップするので、安心して研修を行えます!
  2. ・ 最短での指定医・専門医取得をサポート!
  3. ・ 勤務形態の自由度が高い! (産休・育休・週4日勤務など、最大限配慮!)
  4. ・ 30もの連携病院を有し、希望の病院での 研修を保証します!
  5. ・ 希望があれば、早期の大学院進学→ スムーズな学位取得も可能です

平成30年度からは後期卒後研修から新専門医制度へと移行予定ですので、「新専門医制度について」をご覧ください。

H29年度に後期研修1年目の研修を終えて現在2年目のT先生からのメッセージ

 精神科を勧める理由と神戸大の雰囲気について研修医や学生の方に紹介したいと思います。
「人工知能(AI)がどんどん発展していき、AIがヒトの仕事を奪っていく」という話を、最近ニュースや本などでよく目にするかと思います。では今後残っていく仕事はなにか。ある研究者の方はこう予想していました。

 - 独自の専門領域を持ち具体的に何かをつくり出したり、判断ができる人や百姓のようにいろいろな分野に 精通している人はAI時代に消えることはない。-

 僕が精神科を勧める理由は、精神科医というのは、まさにAI時代に需要が伸びていく職業だと思うからです。外来診察・入院治療・リエゾン・緩和ケア・精神鑑定・産業メンタルヘルスなど医師としての高い専門性がありながら、文学・哲学・心理学・歴史・政治学などの人文科学的研究や分子生物学・遺伝学・精神薬理・脳科学などの自然科学的研究、と多岐にわたる分野を自由に渉猟して「人間」についてじっくり思惟すること、それがそのまま精進につながる職業…それが精神科医だと思います。
 次に神戸大学の雰囲気ですが、一言でいうと自由、もう少し付け加えるとダイバーシティ(多様性)とフレキシビリティ(柔軟性)が高い医局です。様々な大学出身者がおり、ママさんドクター、再受験者、イクメン、他科からの転科者、 ミュージシャン、発達凸凹の人などそれぞれ個性がある人がたくさんいて楽しいです。カンファも多くなく、時間的制約 も厳しくないためプライベートも充実させやすい、それぞれの希望に応じて業務内容も臨機応変に調整してくれ、僕は3児の父で妻も医師であるため子供の迎えや育児・家事をしなくてはいけないので業務内容を少し調整して頂いています。
 また、希望があれば国内外の雑誌へ論文を書いたり、国内外の学会参加も積極的にさせてもらえます。言葉では表現できない雰囲気があるので、少しでも興味がある人はぜひ一度見学に来てください、お待ちしております。