先輩からのメッセージ

大学院生

酒井大輝 令和1年入局

神戸大学眼科の酒井大輝と申します。2026年春に大学院を卒業しました。大学院では、神戸アイセンター病院との連携大学院プログラムにより網膜再生医療の研究開発に関わる経験をさせていただきました。現在も神戸アイセンター病院で研究を続けると共に、神戸大学医学部附属病院では網膜硝子体外来を担当しています。

<眼科医になり、大学院に進んだきっかけ>
神戸大学医学部を卒業後、進路にはかなり迷いましたが、最終的に眼科を選んだのは手術を間近で見たときの感動が強かったからです。「宇宙のよう」と表現される目の美しさや、診断から治療までを医師一人で完結できるスタイルに強く魅了されました。 眼科医として歩み出す中で、目は小さな臓器でありながら非常に奥深く、前から後ろまで高度な専門性に分かれていることを実感しました。最先端の医療現場でさらに知識を深め、尊敬する先輩方のように自分の専門性を高めたいという想いから、大学院への進学を決意しました。

<大学院生活について>
大学院では、神戸大学医学部附属病院や神戸市立神戸アイセンター病院に勤務しながら、網膜や再生医療領域の研究、そして日々の診療に従事しました。臨床と研究の両方に取り組みながら専門知識を突き詰めていく日々は、非常にエキサイティングで充実した4年間でした。日常の診療に加え、自ら研究に取り組むことで、微力ながらも眼科医療の発展に貢献できているのではないか、という実感を得ることができました。

<後輩へのメッセージ>
日本の眼科医療の水準は極めて高く、ここで磨く知識や技術は、「世界と戦うための大きな武器」になります。神戸大学眼科には高い専門性を持った各分野のトップランナーが集まっており、興味を持った分野を深く追求し、自分を成長させるのに素晴らしい場所です。共に楽しく学び、未来に向かって一緒に成長していきましょう。

荒井実奈先生 令和1年入局

<眼科医になり、大学院に入ったきっかけ>
私は眼科医としてキャリアをスタートし、1年目は市中病院で、2年目は専門医プログラムの一環で大学病院で勤務しました。市中病院の指導医から「3年目から大学院で学ぶ道もある」と聞き、漠然と大学院進学を意識し始めました。 2年目に大学に戻ると、多忙ながらも素晴らしい同期に恵まれ、充実した日々を過ごしました。同期の中にはすでに大学院に進学している人がいたことや、大学院への関心を持つ同期が多かったこともあり、より具体的に意識するようになりました。最終的に進学を決意したのは、眼科の幅広い分野の中から、眼科専門医に加えて、何か特定の専門分野を持ちたいと考えたからです。

<大学院生活について>
大学院では、緑内障・神経眼科グループに所属しました。ここでは専門外来での臨床経験に加え、マウスを使った基礎実験にも携わる貴重な機会を得ました。基礎実験は大学院生でなければなかなか経験できないものです。 未知の課題について自分たちで深く探求し、新しい発見をするという研究活動は大変なこともありますが、それ以上に大きな面白さがあります。また、大学では経験則に頼るのではなく、疾患や治療法についてアカデミックな視点から学び、論理的な思考を身につけられることも大きな強みだと感じています。

<後輩へのメッセージ>
大学院進学は必ずしも誰もが進むべき道ではありません。しかし、もし少しでも迷う気持ちがあるなら、ぜひ現役の大学院生や指導医の先生に話を聞いてみてください。自分の可能性を広げるためのヒントが見つかるかもしれません。

曽谷育之先生 令和1年入局

神戸大学医学部附属病院眼科 特定助教の曽谷育之と申します。
2021年から2025年までの4年間を神戸大学大学院で過ごし、この春に卒業しました。大学院では網膜硝子体疾患を中心に、診療・研究・手術と幅広く経験させていただきました。現在も神戸大学眼科に勤務し、引き続き網膜硝子体疾患の診療に携わっており、網膜剥離などの緊急手術も担当しています。

<眼科医になり、大学院に進んだきっかけ>
私が眼科医をめざした最初のきっかけは、両親が眼科医だったことです。小さい頃から働く姿を見て「かっこいいな」と思い、なんとなく「医師になりたい」という気持ちを抱いていました。広島大学医学部を卒業後、神戸に戻り初期研修を受けましたが、その頃は救急科にも興味があり、実は2年目の春頃まで進路に迷っていました。そんな中で眼科をローテートした際、初めて診察や検査、手術を間近で体験し、「やっぱり眼って美しい」と心から感じ、眼科を選ぶ決心がつきました。 専攻医1年目を市中病院で過ごした後、大学病院に勤務することになりました。大学病院では、症例の幅広さや重症度に驚きつつ、それらに真剣に向き合う先生方の姿に強く感銘を受けました。眼科はとても奥深く、大学で専門知識や手術技術をじっくり学びたいという思いから、大学院進学を決めました。

<大学院生活について>
大学院では外来診療を通じて指導医の先生方から直接学びながら、並行して基礎研究や臨床研究に取り組みました。外病院での勤務や手術もこなしつつ、研究を進めるのは正直大変な時期もありましたが、振り返ると本当に充実した4年間でした。初めて大学で見て驚いたような症例に、自分が責任をもって対応できるようになった経験は、大きな成長につながったと思います。 また、神戸大学眼科の大学院は雰囲気がとても良く、同期や先輩後輩と分野を越えて助け合える環境があります。診療や研究の悩みを共有して一緒に解決できるのはもちろん、食事や遊びに行く機会も多く、仲間に支えられながら楽しく過ごすことができました。

<後輩へのメッセージ>
神戸大学眼科には幅広い分野の専門家が集まっていて、自分の興味を存分に広げられる環境があります。進路に迷っている方も、ぜひ一度その雰囲気を感じに来てみてください。指導医の先生方はとても理解があり、家庭と両立しながら大学院生活を送っている人もたくさんいます。安心して挑戦できる、本当に温かい場所です。ぜひお気軽に見学にいらしてください!一緒に楽しく学び、成長していきましょう。

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