診療内容

1. 各種がんに対する内科的治療

腫瘍・血液内科では全てのがんの患者さんを対象に、エビデンスに基づいた治療を行います。適切に抗がん剤を用い副作用に対応することで、確実で安全な治療を患者さんに安心して受けていただくことを目標としています。さらに抗がん剤を用いた化学療法ばかりでなく、分子標的治療やホルモン療法の効果が期待できる患者さんには、それぞれ適切に治療を行います。

また、腫瘍・血液内科では各種がん治療に対するセカンドオピニオンにも対応しておりますので御相談下さい。

1. 各種がんに対する内科的治療

2. がん治療に関する臨床試験

病気に対する治療法は、安全性や有効性が確認されてはじめて標準治療として確立します。新しい治療法は、今までの治療よりも有効または安全であることが期待されますが、こうした状況を科学的かつ倫理的に調べる方法が臨床試験です。腫瘍・血液内科では、新しい薬剤を開発する治験を含めて、ご協力いただける患者さまには積極的に臨床試験への参加をお願いし、より良い治療方法の開発を行うとともに、最新の治療を受けていただく機会を提供いたします。

尚、当科は日本成人白血病治療共同グループ(Japan Adult Leukemia Study Group, JALSG)、西日本がん研究機構(WJOG)、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の参加施設であり、以下の臨床研究等に参加しています。

2. がん治療に関する臨床試験

3. 緩和医療

がんによって生じる体の症状や心の問題に対応していくことは、がんそのものに対する治療と同じように大切です。緩和医療はがんが進行した時期だけでなく、がん治療の早い時期から行われるべきです。腫瘍・血液内科ではがんに対する治療と並行して緩和医療も行います。

3. 緩和医療

4. 当院における造血幹細胞移植について

2010年3月より当科(腫瘍・血液内科)にて成人における造血幹細胞移植(非血縁も含む)を行っております。

4. 当院における造血幹細胞移植について

移植実績

  同種移植 自家移植  
  骨髄移植 末梢血幹
細胞移植
臍帯血移植 末梢血幹細胞移植 合計
2010年 3 2 8 6 19
2011年 4 3 6 6 19
2012年 9 1 3 0 13
2013年 9 2 11 3 25
2014年 5 5 1 7 18
2015年 11 2 4 5 22
2016年 4 3 4 5 16
2017年 3 7 9 3 22
2018年 5 0 3 5 13
2019年 7 0 10 5 22
2020年 5 6 4 8 23
2021年 2 0 9 4 15
2022年 5 4 9 6 24
合計 72 35 81 63 251

2023年の初診患者数(合計)

0

血液疾患465例

血液疾患465例
2023年の初診患者数 割合

固形腫瘍419例

固形腫瘍419例