- 2022.08.19
- 更新情報
【研究成果】杉本 貴史の総説が救急医学 (2022) に掲載されました
杉本 貴史. ドクターヘリの"これから" ドクターヘリのさらなる可能性. 最先端テクノロジー・ICTなどの応用. 救急医学 (2022). 46巻8号, page 905-910.
2001年にドクターヘリの運用が開始されてから20年が経過し、本邦のドクターヘリシステムは大きく成長しています。救急現場に医師や看護師を投入し、早期に適切な医療介入を開始する事が、ドクターヘリの重要な役割です。また、トリアージの精度をあげ、ドクターヘリ要請の適切化を図ることも重要です。今回、当科の杉本は、これらの課題の解決を目指す新たなシステムや技術をまとめ、総論として発表しました。本稿では救急自動通報システム (D-Call Net)、スマートフォン動画伝送システム (REMOTES)、動画救急通報システム、在宅時急性疾患早期対応ネットワーク (HED-Net)、マイクロチップによる情報管理などについて多角的かつ精力的に解説されています。ドクターヘリシステムのさらなる発展につながる重要な情報であり、ここに紹介させていただきます。
> リストページへ