医局からのお知らせ

  • 2021.05.19
  • お知らせ
  • 【研究成果】大野 雄康らの研究成果が Signa Vitae (2021) に掲載されました

  • 学術集会で発表された抄録が、査読付き学術論文として出版される事は非常に重要です。今回、当科の大野雄康らは、2015-2017年の日本麻酔科学会学術集会で発表されたすべての一般演題抄録を対象とした書誌計量解析を行い、出版成功の関連因子を明らかにしました。

    2,418本の学会抄録のうち、3年以内に487本が査読付き学術論文として出版されていました (出版率=20.1%)。多変量解析で、独立して出版に関連していた因子は、発表形式 (ポスターディスカッション, 優秀演題), 基礎研究, 男性第一著者, 地域, 施設の特徴 (私立大学, 公立大学, 企業), そして共同研究施設数 (2以上) でした。

    学会発表内容は、発表だけで終わるのではなく、その後論文として公表される事が科学を発展させるために必要です。
    本研究成果は、この"publication cycle" を促進する基礎資料になることが期待されます。
    本研究成果の概要は、以下のリンクからご覧になれます:

    https://www.signavitae.com/articles/10.22514/sv.2021.036

    sv_yo210522.PNG


> リストページへ