大学院生の中西信人先生が日本集中治療医学会第7回関西支部学術集会で奨励賞を受賞しました。この発表はICUに入室する患者さんの腕の筋肉の厚みを超音波で測定して全身の筋肉量評価を評価したものです。ICUに入室する患者さんでは水分量の影響なので従来使用される電気インピーダンス法などでは筋肉量の評価を正確に行うことができません。さらに栄養評価で用いることの多い上腕周囲長も実は正確ではありません。そこで中西先生は実際に超音波で64人の患者さんの腕の筋肉を測定して筋肉量評価に有効であることを証明しました。今後超音波での腕の筋肉にの評価が臨床でももっと応用されるかもしれません。受賞誠におめでとうございます。