- 2020.03.11
- お知らせ
【研究成果】森田 知佳, 松本 尚也らの症例報告が日本救急医学会雑誌(2020)に掲載されました
森田 知佳, 松本 尚也,前田 宏也. フレイルチェストに対する外科的肋骨固定が入院期間の短縮に有用であった1例. 日救急医会誌. 2020; 31: 18-22.
Chika Morita, Naoya Matsumoto, Hiroya Maeda. A case in which a presumed diagnosis of flail chest and the performance of rib fixation facilitated the shortening hospital stay (in Japanese with English abstract). JJAAM. 2020; 31: 18-22.
フレイルチェストは人工呼吸器関連肺炎,ICU滞在期間延長,post-intensive care syndrome (PICS)など様々な合併症を引き起こす可能性がある重大な外傷です。しかし、その外科的肋骨固定の有効性に関するエビデンスは限られていました。当科の森田、松本らは肋骨固定術が入院期間の短縮に有用であったフレイルチェスト症例の詳細な臨床経過を報告しました。
本症例報告は、肋骨多発骨折に対する肋骨固定術の有用性を示す、多くの臨床医にとって有意義な情報であると考えられます。本研究成果の全文は、以下のリンクからご覧になれます:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jja2.12422
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