神戸大学麻酔科専門医研修プログラム

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2024年度専門医プログラム

2024年度の専門医プログラムを公開しました。
クリックいただければ詳細がご覧いただけます。


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専攻医登録応募スケジュール>>

神戸大学医学部附属病院麻酔科専門研修プログラムでは、4年間のうち最短で1年間は責任基幹施設である神戸大学医学部附属病院で研修を行うこととし、プログラムに所属する全ての専攻医が、原則として研修期間4年間のうちの2年間で専門研修基幹施設および連携施設において、専門研修に必要とされる特殊麻酔症例数を達成できるようローテーションを構築しています。残り2年間の研修は、すべての領域を満遍なく回るローテーションを基本としますが、それぞれの専攻医のキャリアプランに合わせた調整が可能です。また、 専門研修基幹施設(神戸大学医学部附属病院)での研修には、集中治療およびペインクリニック領域での研修も含まれます。

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現在の教室見学について

(現在は診療区画内の見学も可能となっております。)

神戸大学医学部附属病院では、新型コロナウイルスの影響で来院しての見学が制限されておりましたが、現在は診療区域内への見学も可能となっております。一部麻酔導入時などエアロゾルが発生しやすい状況での立ち合いは制限されているものの、実際に手術室、集中治療室、ペインクリニック外来に立ち入っての見学が可能です。もちろん、遠方の先生のために、いままで通りのWebでの見学と面談も継続して可能となっております。
状況により下記方法2や3のような面談のみとなることもあります。随時HPでお知らせさせていただきますが、最新の状況に関しては下記までお問い合わせいただけますようお願いいたします。

方法1 通常に近い形での見学
患者さんが⼊室されている部屋などには⽴ち⼊れませんが、⼿術室内の廊下や患者さんが⼊室されていない部屋に⼊って⾒学していただけるようにいたします。

方法2 神戸大学医局内での面談
患者診療に関する場所には立ち入らず、3密を避ける形で直接会ってお話しする方法です。ご要望に応じて、当科の専攻医、専門医、指導医スタッフや教授が入れ替わり立ち替わり交代しながら当科の現状に関してお話しいたします。
また、手術室、ICU、ペインクリニック外来などを院内Web会議システムでつないで、各診療の現場を見ていただけるようにいたします。

方法3 Webでの面談
Zoomを用いてオンラインでお会いする方法です。
ご要望に応じて、当科の専攻医、専門医、指導医スタッフや教授が入れ替わり立ち替わり交代しながら当科の現状に関してお話しいたします。
個人情報流出の危険性に最大限留意したうえで、手術室、ICU、ペインクリニック外来などをオンラインでつないで、院内を見ていただけるようにいたします。

いずれの方法でも、医局員紹介、当直表、週間予定表、専攻医症例経験表、手術室案内スライド、専門医プログラムなど必要な情報を共有できるよういたします。

せっかくの貴重な時間を割いていただくため、出来るだけ当科の雰囲気や先生の聞きたいことなどが伝わるよう最大限配慮したいと思います。
ご連絡をお待ちしております。

TEL:078-382-5111(代表)078-382-6172(医局直通)
FAX:078-382-6189
E-mail:

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令和5年度新入専攻医からのメッセージ

M.M

私は県外の大学を卒業後、神戸大学のたすきがけコースで初期研修を行い、神戸大学の麻酔科に入局しました。学生の時からなんとなく、手技も多くて楽しそうだな、と興味を持っていたのですが、急変時に麻酔科の先生が頼りにされている姿に憧れて入局を決めました。
上級医の先生方は、些細な疑問にも丁寧に答えてくださり、質問したことの何倍もの知識を教えてくださります。また、同期が多いのも魅力で、失敗して落ち込んだ時には励まし合いながら、楽しく働いています。
興味のある方はぜひ見学に来て、実際の雰囲気を感じてみてください。お話しできるのを楽しみにしています!

K.S

はじめまして。私は県外の大学を卒業し、神戸大学の関連病院で初期研修を2年間行いました。急性期の救命に関われる科の一つとして麻酔科の仕事に興味をもち、また手術中に患者の状態を自分でコントロールされる神戸大学の上級医の先生のようになりたいと思い大学へ入局しようと考えました。大学に来てから4か月近く経ちましたが、日々大変ながらも学びの多い毎日を過ごしています。高度肥満で換気困難リスクのある症例を初めて経験した際にはどのように導入するかなどを指導医の先生と術前にしっかりと相談し、実際の導入時にも自発に合わせたマスク換気の仕方などを丁寧に指導してもらえるなど、難しい症例でも指導医の先生がしっかりとフォローして下さるので心強いです。神戸大学の麻酔科は出身大学も様々で同期が多いのも特徴です。同期だからこそ相談しやすいことや頼りにすることができることもたくさんあります。ぜひ見学に来て、神戸大学麻酔科を感じてください。

H.K

皆さん、初めまして。
初期研修は県内の研修病院で研修を行いました。そこで術中だけではなく、集中治療室で重症患者の全身管理をされたり、急変時でもコマンダーとして冷静に対応されている麻酔科医の姿に惹かれ、神戸大学麻酔科に入局いたしました。
上級医の先生は、毎日の手術麻酔に関する些細な疑問にも親身になって教えてくださり、レクチャーなどを通して手技や知識を習得する場を提供してくださいます。また、切磋琢磨しながらもお互いに得た知識、技術を共有しあうことのできる個性的な同期に囲まれて充実した後期研修生活を送っています。仕事するときはする、休む時はしっかり休むといったON、OFFのはっきりした環境であることも神戸大学麻酔科の魅力の一つであると思います。
神戸大学麻酔科に見学にきて、実際の雰囲気を感じてください。そして神戸大学麻酔科のモットーである王道の麻酔を一緒に学びましょう。お待ちしております。

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見学者からよくある質問

開・閉

Q1. 皆さんの出身大学はどこですか?

神戸大学麻酔科新入局者(2013〜2020年度)の出身大学

6割以上が神戸大学以外からの出身者です

Q2. 専攻医の先生の生活が知りたいです

専攻医の1週間(あくまで1例です)
 
6:00 起床   起床 当直

カンファ
申し送り
起床
7:00 出勤

カンファ
起床 出勤

カンファ
出勤

カンファ
8:00 麻酔開始 出勤 麻酔開始 麻酔開始
9:00
麻酔
麻酔開始
麻酔
翌日の準備など
麻酔
10:00
関連病院
での麻酔
11:00  帰宅
12:00 当直明けは
フリータイム


遊び・家事・勉強
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00 申し送り
18:00 帰宅 当直 帰宅
19:00 夕食 夕食
20:00 帰宅 ちょっと勉強  
21:00 夕食    
22:00      
23:00 就寝 就寝 就寝

帰宅時間は18時に帰れることも、22時を過ぎることもあり、その日によります。
当直は土日を含めて3-4回/月位です。
土日は当直を除いて基本的にフリーですが、病棟で患者回診をしたり、学会やセミナーに参加したり、研究や論文執筆をしたりと自分の勉強に当てたりしています。

Q3. 年間スケジュールが知りたいです

4月

専攻医としての
生活がスタート
症例は必ず上級医と
ペアになります

歓迎会

9月

日本麻酔科学会関西地方会
初めての学会発表?

4月
下旬

専攻医講義
麻酔科医としての
基礎を勉強

10月

神経ブロック勉強会開始

GW
5月

休養?勉強?
当直の開始

関連病院での麻酔も
勉強しに行きます。

11月

海外の麻酔科学会へ参加
(希望者のみ)

6月

日本麻酔科学会へ参加

経食道心エコー
勉強会開始

医局旅行

12月

忘年会

1月 ペインクリニックやICUの短期間ローテート開始
夏休み

6月から3月までの間に
交代で1週間ずつ取得

2月

神戸大学麻酔科同門会

先輩専攻医からのメッセージ

令和4年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

S.Y.

私は県外の大学を卒業し、2年間大阪の市中病院で初期研修をした後に当科に入局しました。
ハイリスクの方や特殊な症例が多いことが大学病院の特徴かと思います。忙しいことも多いですが、その分毎日新しい学びがあります。
また、大学ならではの教育的な指導体制が整っています。入職してすぐの専攻医講義や、現在は経食道心エコー講義を開催いただいていますが、上級医の先生方が丁寧にわかりやすく解説してくださるのでとても勉強になっています。
興味のある方は、ぜひ一度見学に来てください!実際の雰囲気を感じていただければと思います。

Y.F.

はじめまして。私は兵庫県出身で、県外の大学を卒業後、神戸大学のたすき掛けコースで初期研修をし、神戸大学の麻酔科に入局しました。
初期研修2年目でICUと手術麻酔で研修をさせていただき、集中治療や麻酔に興味を持ち、もっと深く勉強してみたいと思いました。神戸大学の麻酔科は、指導体制が整っており、教育熱心な先生方のもとで日々勉強させていただいております。また同期も多いため、みんなで助け合いながら専攻医生活を送っています。麻酔科に興味のある方はぜひ一度見学にお越しください。

J.G.

はじめまして。未来の麻酔科医たちがこの文を読んでいるかと思うと恐縮ですが、最後まで読んでいただけると嬉しく思います。
僕は兵庫県内の他病院で研修医として過ごし、そこで麻酔科と出会いました。今まで全く考えていませんでしたが、ローテした中で1番患者のことを考えてる人たちが麻酔科医で、手技もささっと決め、居てくれると安心するような人たちでした。そんな人たちに憧れて麻酔科を専攻し、生まれ故郷にある神戸大学病院へ入局を決めました。神戸大学麻酔科はICU管理を学べたり、関連病院に小児専門病院を持っていたりと、一般的な麻酔だけでなく、様々なことを学ぶことができる場です。選ばない理由がありませんでした。
都会の大学病院だから派閥とかあるのか、心臓血管外科・脳外科の麻酔管理を経験したことがないがやっていけるのか、と色々心配しながら来ましたが、1から教えてくれる教育熱心な先生も多数おり、同期が多いこともあって辛くても楽しめる雰囲気であるのでここまで折れずにやって来れました。まだ5ヶ月しか経ってませんけどね。
麻酔科に興味があり、神戸・兵庫で働きたいと思っている方はぜひ見学に来ていただいて、雰囲気を味わっていただけたらなと思います。いつでもお待ちしております。

令和3年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

K.M.

はじめまして。私は神戸大学医学部附属病院のたすきがけコースで初期研修を経たのち麻酔科へ入局致しました。初期研修で麻酔科をローテートした際に、専攻医の先生方が中心となって重篤な合併症のある患者さんの手術麻酔をかけられている姿を拝見し、自分も来年からこのような専攻医になりたいと思い入局を決めました。当医局では専攻医への指導体制が非常に整っており、症例についての疑問があればいつでも上級医に相談できる、親しみやすい雰囲気であることも魅力の一つで、とても働きやすい職場だと実感しています。
まだまだ未熟ではありますが、同期と切磋琢磨しながら毎日楽しく勉強させて頂いております。一度見学に来ていただければ、当医局の雰囲気を分かって頂けるかと思います。
麻酔科に興味がある先生方は一度是非見学にお越しください、お待ちしております。

Y.U.

私は県外の大学を卒業し出身大学で初期研修を終えた後、神戸大学麻酔科に入局しました。私にとって神戸は縁もゆかりもない街でしたが、医局は非常に雰囲気がよく皆仲が良いため、日々忙しくも楽しく研修をしています。
神戸大学は「正しい麻酔」をモットーに、周術期患者の管理に取り組んでいます。これは当科教授が常に口にしている言葉であり、私の心に響いた言葉でもあります。目の前の患者さんが最も安全に周術期を乗り越えられる方法は何かを常に考えながら日々の業務に勤しんでいます。
皆さんも「正しい麻酔」を学びに是非当院に見学にお越しください。お待ちしております。

K.Y.

こんにちは。僕は他大学を卒業後に神戸大学のたすき掛けコースで研修を行いました。神戸大学は様々な大学から研修に来るため、他大学出身でも分け隔てなく接していただき、とても研修しやすい環境でした。2年目の夏にICU、手術麻酔の研修をさせていただいた時に全身管理の面白さ、麻酔の奥深さを知り、麻酔科医になろうと決心しました。
麻酔科の先生は癖の強い方も多いですが、どの先生も熱心に指導してくださり、時には落ち込むこともありますが、みんなで楽しく専攻医生活を送っています!

令和2年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

M.S.

こんにちは。わたしは、出身大学で2年間初期研修をしたのち、麻酔科に入局し、日々楽しく勉強させていただいております。
地元も大学も神戸ではないので、知らない場所に飛び込むような気持ちで入局しましたが、本当に良い決断だったなと思っています。
親しみやすい雰囲気の医局で、素敵な先生がたくさんいらっしゃるところが魅力だと思います。
幅広い症例を経験できるところ、勉強会や抄読会といった学びの機会が多いことなど…大学ならではのおすすめしたい点がたくさんあるので、麻酔科に興味がある方はぜひ一度、見学にお越しください!

S.M.

こんにちは。神戸大学を卒業後に神戸大学医学部附属病院のたすきがけコースで初期研修をいたしました。
研修中は内科系の診療科と進路を迷っていました。
しかし研修中にICU・術中麻酔を回らせていただいた中で、アカデミックな雰囲気の中で特定臓器だけではない全身管理・生理学を学ぶことができることが決め手でプログラムに参加いたしました。
TEE勉強会・ブロック勉強会などの勉強会に加えて、ICU・ペインクリニック共に熱心な教育体制が整った中で勉強することができます。
実際に見学に来ていただいて雰囲気を感じていただきたいです。
一緒に学べる日を心よりお待ちしております。

T.I.

私は、平成30年に神戸大学を卒業し、神戸市内の市中病院で2年間初期研修をした後、神戸大学麻酔科で後期研修させて頂いています。
初期研修で麻酔科をローテートした際に、手術麻酔の面白さや全身管理ができること、急変時に活躍している先輩麻酔科医をみて麻酔分野に興味を持ちました。
大学病院では、市中病院ではなかなか経験できない症例やリスクの高い症例などたくさん経験することができ、専攻医のうちに様々な症例に触れることができるところが魅力だと思います。
興味のある方は、雰囲気など感じてもらうためにぜひ見学に来て頂ければと思います。

平成31年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

T.A.

初めまして。私は平成29年に県外の大学を卒業し、神戸市内の市中病院で2年間の初期研修を経た後、後期研修を神戸大学麻酔科で行うことを決めました。
麻酔科を志した理由は、全身管理を学べる点、急変時の対応ができる点、様々な疾患に触れることができる点など良い所が数多くあり、麻酔科に興味を持ったからです。
大学病院では、幅広い疾患や合併症のある患者の手術麻酔や集中治療を経験することができ、麻酔科としての基本的な知識や技術を身につけることができると思います。
また勉強会や日々の麻酔に対する教育など、指導体制が整っている点なども魅力の1つかと思います。
職場の雰囲気も良く、他大学出身者も多いため、働きやすい環境だと感じております。
麻酔科に興味がある方は、是非一度見学にお越しください。

A.O.

こんにちは。私は神戸大学を卒業し、神戸大学のたすきがけコースで初期研修した後、神戸大学麻酔科て後期研修させていただいております。
私は学生・初期研修の間、診療科を悩み続けておりました。
麻酔を通して生理学を体感し理解することができる点、それらの知識を活かして病に苦しむ方々に対してより良い対応を学ぶことができる点、また年齢、疾患や臓器等の隔たりにとらわれず、さまざまな分野と関わりをもつことが出来る点など魅力に感じ、麻酔科で勉強したいと思うようになりました。
また、神戸大学麻酔科ローテート中に尊敬する指導医の先生方に出会えたことが決め手となりました。
神戸大学麻酔科では、温かい雰囲気の中、教育熱心な先生方に手厚く指導いただくことができます。
私は色々迷って神戸大学麻酔科で勉強することを選択しましたが、今でも後悔はありませんし、選択してよかったと思います。
神戸大学麻酔科に興味をもたれた方おられましたら、是非一緒に学ぶことができればと思います。心よりお待ちしております。

M.K.

私は平成29年に神戸大学を卒業し、2年間高槻病院で研修をした後に麻酔科に入局しました。
豊富な麻酔症例はもちろん、ICUを麻酔科が主に管理していて指導体制が整っていることや、アカデミックな雰囲気であることが神戸大学麻酔科への入局の決め手でした。
セミナーや見学を通して、医局の雰囲気の良さを感じてはいましたが、入局後更にその思いを強くしました。
またどの先生も向上心・好奇心が強く、専門医をとっても学ぶ姿勢を持ち続ける謙虚な上級医の背中を見て、この医局を選んで本当に良かったなと心から思っております。
興味のある方は是非一度見学に来て、魅力たっぷりの神戸大学麻酔科の雰囲気を味わってみてください!

R.T.

私は平成29年に県外の大学を卒業し、市中病院で2年間初期研修を修了したのち神戸大学麻酔科に入局致しました。
学生の頃より全身管理を主とする麻酔科に興味がありましたが、初期研修で麻酔科をローテートした際、上級医の急変や緊急時に迅速に対応する姿勢や手技の正確さに感心し麻酔科になりたいとより強く思いました。
神戸大学麻酔科では手術麻酔、集中治療、ペインクリニックとあらゆる分野から全身管理を学ぶことができます。
また、専攻医講義や症例検討など熱心な教育体制が整っており日々勉強できる環境も魅力の一つです。
少しでも興味を持たれた方は是非見学にお越しください。
また、学生や研修医向けのセミナー等も行っておりますので、ご参加お待ちしております。皆様にお会いできることを心からお待ちしています。

平成30年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

K.Y.

こんにちは。私は平成28年に神戸大学を卒業し、神戸市内の市中病院で初期研修を終え、平成30年から専攻医として神戸大学麻酔科で勉強しています。
学生の頃から生理学が好きで、5年生の学生実習の際、麻酔科という学問に魅了され、専攻を決めました。他の科と迷った事はなく麻酔科一筋ですが、専攻医となり半年が経った今、麻酔科を専攻して、そして神戸大学麻酔科に入局して良かったなと思う毎日です。
研修を始めたばかりの頃は、毎日がクエスチョンマークの連続ですが、そんな時に熱心に指導してくれる指導医がいるかどうかという事は、本当に大事だと思います。日頃生じた疑問をなあなあで終わらせず、基礎からしっかり考えていく力を養っていく。そんな医師としての大切な素質を育てられる環境が、神戸大学麻酔科には揃っています。仕事で忙しい毎日ですが、勉強会や学会参加等、向上心が刺激されるイベントがたくさんあり、同期と励まし合いながら頑張っています。
また、麻酔科といっても手術麻酔、集中治療、ペインクリニックとわかれ、手術麻酔にしても様々な専門領域にわかれており、麻酔科医を目指す皆さんの思い描くプランは人それぞれだと思います。神戸大学麻酔科では、どの領域においても優れた指導医、豊富な症例が揃っており、どんな麻酔科医になりたいと思ったとしても、間違いなく満足できる研修ができるはずです。
堅苦しい事ばかり述べましたが、なんといっても素敵な先生達ばかりです。医師としても、一人の人間としても、この先生の様になりたいと思える先生がたくさんいます。もし麻酔科に少しでも興味をお持ちであれば、一度気軽な気持ちで見学に来ませんか?きっと素敵な麻酔科医としてのビジョンが見えてくると思います!

Y.M.

私は平成28年に神戸大学を卒業し、初期研修を市中病院で終えた後、平成30年から神戸大学麻酔科での後期研修を始めました。
神戸大学ではたくさんの症例があり、初めは分からないことばかりですが、上級医の先生方がいつも熱心に教えて下さいます。
そして、優しい先輩方や楽しい同期のおかげで楽しい毎日を過ごさせていただいております。麻酔科に興味のある方はぜひ一度神戸大学麻酔科に見学にいらしてください。

M.I.

私は平成28年に県外の大学を卒業し、2年間神戸市内の病院で初期研修を行い、その後神戸大学麻酔科に入局しました。
もともとは外科志望だったのですが初期研修の麻酔科のローテートで麻酔管理の面白さを知り、麻酔科医となることを決めました。そこで自分の出身大学の麻酔科か神戸大学の麻酔科のどちらに入局するかで悩んだのですが、神戸大学の見学に来た際に他大学の出身でも関係なく、そして教育の環境も十分に整っていたため神戸大学の麻酔科に入局することを決めました。
神戸大学では手術麻酔だけでなく集中医療やペインクリニックなど様々なことを学べます。また、手厚い指導体制はもちろん専攻医のための勉強会も多く充実した日々を過ごしています。
実際に見てみなければわからないことが多いので興味がある方は是非一度見学に来ていただければと思います。

平成29年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

 

M.K.

こんにちは。私は平成27年に県外の大学を卒業し、そのまま県外で初期研修を行った後、神戸大学麻酔科で研修を始めました。
他県から来たこともあり、研修を始めた頃は緊張の日々でしたが、医局の雰囲気も良く、手厚い指導体制のもとで充実した研修をさせて頂いています。日々の麻酔は勿論のこと、集中治療やペインクリニックを学ぶ機会もあり、また勉強会やearly exposureなど教育体制も充実しており、非常に魅力的な環境の中で研修させて頂いていると日々実感しています。
麻酔科に興味のある方は是非一度、気軽に見学にお越し下さい。お待ちしてます!

S.D.

私は平成27年に神戸大学医学部を卒業し、2年間の初期研修の後、平成29年度に神戸大学麻酔科に入局しました。他の多くの方と同じように、私も初期研修中は自分の進路について悩みました。もともとは外科に進むつもりでしたが、神戸大学で麻酔科をローテートして全身管理のおもしろさや医局の雰囲気を知って入局を決めました。
入局してから特に感じるのは、上級医の我々に対する教育の姿勢です。日々専攻医向けの勉強会が開かれ、基礎的なことから最新の知見まで吸収できる機会が与えられます。
また学会発表や海外留学などにも積極的に参加できるようなサポートが整っています。
とはいえ突然入局するというのも不安が大きいでしょうし、まずは雰囲気を知ったり、専攻医の日常を知るためにも、ぜひ一度見学に来て頂けたらと思います。

R.N.

私は平成27年に神戸大学を卒業し、初期研修を関連の市中病院で終えた後、平成29年に神戸大学麻酔科に入局致しました。初期研修中は内科や小児科へ進むことを考えておりましたが、麻酔科研修を経て、全身管理のおもしろさや、子どもから大人まで診療できる幅広さに魅力を感じ、麻酔科を選びました。
神戸大学は症例数も手術の種類も豊富で、熱心な指導医の先生方のもと知識も手技も日々習得することができます。手術麻酔以外にも集中治療やペインクリニックでも学べ、また、勉強会や学会発表などの機会も多く、充実した研修を送ることができると思います。
何より、環境にとても恵まれており、優しい先輩方やにぎやかな同期たちに囲まれ、日々良い刺激をもらいながら忙しくも楽しい毎日を過ごしています。
麻酔科に少しでも興味があれば、是非一度神戸大学に見学に来て、この魅力を知っていただけたら嬉しいです。いつでもお待ちしています。

平成28年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

西原 侑紀

初めまして。専攻医1年目の西原侑紀と申します。
私は平成26年に高知大学を卒業後、2年間の神戸大学附属病院での初期研修を経て、平成28年から神戸大学麻酔科へ入局いたしました。医師を志した理由が、患者さんの『痛み』を取り除いてあげたいというものであったため、学生時代から麻酔科およびペインクリニックに興味を持っていました。神戸大学病院での研修中は麻酔科以外の科にも興味を持ち、麻酔科と他科にするかとても迷いましたが、最後は自分の初心と『patient first』を信条とする麻酔科の考え方に感銘を受け、麻酔科医になることを決意いたしました。
当科では日々の臨床だけでなく、様々な勉強会を通して麻酔の基礎知識から最新の情報、研究に必要な統計学などを学ぶことができます。また、『研修医・専攻医をマンパワーとして扱わない』という方針のもと、麻酔を学ぶ上で最高の環境を作ってくださっています。また、私は将来的には大学院への進学や、海外留学を考えておりますが、海外への短期留学など早い段階から様々なごサポートをしていただいております。
何よりも医局の雰囲気の良さは大学屈指だと思います。麻酔に興味がある方はぜひ一度見学にお越しください。心よりお待ちしております。

佐藤 千花子

平成28年度入局の佐藤千花子と申します。
私は他大学を卒業後、初期研修は神戸大学病院で2年間研修し、神戸大学麻酔科に入局しました。もともと全身管理ができるようになりたいという思いがあり、学生実習で麻酔科に興味を持ちました。麻酔科では、手術というリアルタイムで体が変化する状況のなか、その場でアセスメントを行って対応していくことが求められます。指導医の先生方が即座に患者の状態を把握し治療方針を決定されている様子を見ることで、多くのことを勉強することができます。
神戸大学麻酔科は、麻酔、集中治療、ペインクリニックがそろっていて、学べる環境が整っています。手術も心臓外科をはじめバラエティに富んでおり、大学病院特有の稀な疾患も含まれているため、貴重な経験を積むことができます。指導医のバックアップ体制も整っていて安心して研修できます。
麻酔科に興味をお持ちの方はぜひ一度見学に来ていただければと思います。

坪井 ちづ

こんにちは。私は平成26年に卒業し、平成28年より専攻医として神戸大学麻酔科で研修を始めました。
初期研修時代に麻酔科で研修をし、無知であることの恐ろしさや、病態を整理し目の前の患者さんを救うことのすばらしさを知り、多くのことをさらに学びたいと思い麻酔科医として後期研修を始めることを決めました。
神戸大学麻酔科を見学した際、多くの先生方の麻酔科医としての在り方、後輩指導も含めた医師としての将来像を聞き、ぜひここで学びたい!とその日に思い、そのまま専門医プログラムへ応募することを決意しました。
多くの指導医の先生方がそろった神戸大学麻酔科でぜひ一緒に勉強しましょう。

吉田 春佳

初めまして。私は平成26年に県外の大学を卒業し、市中病院で2年間の初期研修を経た後、神戸大学病院麻酔科に入局しました。
大学病院への入局を決めたのは、市中病院では経験できない症例の豊富さと、指導熱心な先生方の存在、また手術だけでなく、集中治療やペインクリニックといった分野にも精通できること、学会や日々の勉強会などの教育に対する意識の高さを感じたからです。職場の雰囲気としても、他大学出身者も多く、出身大学での垣根は全く感じられず、女性医師も多く、非常に働きやすい環境です。
神戸大学麻酔科に少しでも興味を持たれたら、是非一度見学にお越しください。

横尾 知樹

麻酔科専攻医1年目の横尾知樹と申します。私は神戸大学卒業後、関連病院で2年間研修を行いました。もともとは他科へ進むことを考えていましたが、麻酔科の先生方の全身状態の考え方、麻酔を行うことの奥深さを感じ、麻酔科に興味を持つようになりました。研修2年目の冬まで悩みましたが、見学に行った際の医局の雰囲気や手厚い指導体制の話を聞き、入局に至りました。
神戸大学病院では様々な疾患の術中・術後の全身管理はもちろん、他科の先生方と共同で集中治療を行うこともあり、全身管理を幅広く経験することができます。
少しでも神戸大学麻酔科に興味を持たれましたら是非一度見学に来てください。皆様が来られる日を心よりお待ちしております。

平成27年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

麻酔科専攻医 白川尚隆

初めまして、専攻医2年目の白川尚隆と申します。私は2年間の初期研修を神戸大学で行い、麻酔科に入局致しました。学生時代から初期研修に至るまで、他科へ進むことを考えておりましたが、神戸大学麻酔科を研修させて頂いて、周術期における患者さんとの関わり方、術中、患者さんの全身管理に思考を重ねながら対応する姿、教育という点を重要視し、熱心に指導して下さる上級医の姿勢に感銘を受け、麻酔科医になることを決意致しました。
神戸大学での麻酔症例は非常に多様で、様々な診療科の手術、緊急手術を経験出来ます。

そして麻酔だけではなく、集中治療、ペインクリニックを通じて、術後管理、内科疾患における全身管理、術後鎮痛のあり方など、様々な形で患者さんと関わることが出来ます。また上級医との垣根が少なく、症例に関しての相談もしやすく、教育的な指導者の上級医ばかりで、毎日の日々が驚きと勉強の連続です。

少しでも興味を持たれた方は、まず是非見学にお越し下さい。当医局の楽しい雰囲気を味わって頂けると思います。皆様にお会いできることを心待ちにしております。

麻酔科専攻医 畑澤佐知

はじめまして。私は平成25年に他大学を卒業し、初期研修を神戸大学病院で行い平成27年に神戸大学病院麻酔科に入局しました。

私は学生時代には将来進む科を具体的に考えることができず、初期研修先は全ての診療科がそろっている大学病院を選びました。そのため初期研修の間は内科、外科、マイナー科含めて色んな科で研修させていただきました。初めはあまり麻酔科を意識していなかったのですが、各患者の様々な要素を加味し麻酔法を決め管理したり、色々な先生の意見を聞けたり、手技を学べたりと新鮮で楽しい研修であったので入局させていただきました。

神戸大学麻酔科は平成27年に手術部の改装が終わり、手術室が増えました。また、神戸大学麻酔科はICU管理も積極的におこなっており術後管理だけでなく重症の他科疾患も管理しています。さらに症例検討やリサーチカンファ、勉強会など多くの学ぶ機会を設けてくれます。

麻酔科に少しでも興味を持たれたなら、神戸大学麻酔科に是非見学にお越しください。お待ちしております。

平成26年度新入専攻医からのメッセージ

開・閉

麻酔科専攻医 岡田 卓也

初めまして、平成26年度入局の岡田卓也と申します。私は神戸大学出身で、初期研修を神戸大学で行った後、神戸大学麻酔科に入局致しました。他科とも迷いましたが、患者の急変に対して麻酔科医が迅速に対応する様子や、術中のトラブルを解決する姿を見て感心し、また研修期間を通じて手術だけでなく術前・術中・術後の全身管理の重要性を感じ、興味を持ち麻酔科に進むことを決めました。また手術麻酔だけでなく集中治療・ペインクリニック・緩和ケアなど多岐に渡る幅広い分野に精通できることも麻酔科の魅力だと考えています。

神戸大学の麻酔科には、指導熱心で尊敬できる先生が多く、また大学病院特有の症例など様々な症例を経験することが可能なため、充実した日々を送ることができています。他科と迷っておられる方や麻酔科に少しでも興味のある方は是非一度神戸大学麻酔科に見学に来てください。皆さんが神戸大学麻酔科に来られる日を心よりお待ちしております。

麻酔科専攻医 横田 有理

平成24年に徳島大学を卒業し、初期研修を同大学病院・関連病院で行い平成26年に神戸大学病院麻酔科に入局しました。

私自身は学生時代・初期研修の間、将来進む診療科に関して迷っていました。最終的に決め手となった麻酔科の魅力は全身として患者さんを診れるという点です。また、医師という職業と一生付き合っていく上で、麻酔科医は手術室での麻酔だけでなく、集中治療、ペインクリニックと様々な形で患者さんと向き合うことができます。

神戸大学麻酔科入局に際し他大学出身ということで不安な気持ちもありましたが、アットホームな雰囲気の中、上級医の先生方に丁寧に指導いただいています。手術麻酔、集中治療の日常業務はもちろんのこと、学会発表へのサポートやリサーチカンファ等教育に対する意識が高いことを実感します。女性医師も多く、働きやすい環境です。

神戸大学麻酔科に少しでも興味を持たれたら、是非見学にお越しください。皆様にお会いできることを、そして一緒に仕事ができることを、楽しみにしています。

麻酔科専攻医 清水 雅明

専攻医2年目の清水雅明と申します。

私は平成24年に県外の大学を卒業し、初期研修を出身大学の大学病院で行いました。その後、後期研修病院について考えるうち神戸大学麻酔科のことを知りました。何度か見学をさせてもらい、医局の雰囲気を知ることができたこともそうですが、麻酔科を志望する同期に会えたことが私にとって非常に大きかったと思います。正直出身大学ではなかったため不安がありましたが、他大学出身者も多く垣根を感じることはありません。要領の良くない、一歩進んで一歩下がることもある自分にも指導していただく先生方は教育熱心で充実した毎日です。楽しいです。

興味がある方は、いつでも見学に来てください。

麻酔科専攻医 若林 潤二

はじめまして、平成24年度卒業、平成26年度入局の若林潤二と申します。私は神戸大学卒業後、初期研修1年目を国立病院機構神戸医療センターで、2年目を神戸大学医学部付属病院で行い、麻酔科に入局しました。学生時代は他科への入局を考えておりましたが、神戸医療センターで研修した際、術中危機的出血を来した患者さんの蘇生に麻酔科の先生たちとともに参加した経験を通して麻酔科に興味を持ち始めました。その後、神戸大学医学部付属病院の麻酔科で研修し、全身管理に魅力を感じ、入局を決意しました。

当医局では、上級医の手厚い指導の下、様々な疾患の術中・術後の全身管理について学ぶことができます。また、重症の内科疾患の集中治療も他科の先生と共同で行っており、集中治療領域の経験も積むことができ、幅広く全身管理の魅力を味わうことができます。少しでも神戸大学麻酔科に興味を持たれましたら、ぜひ見学に来てください。お待ちしております。

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2015年度から麻酔科専門医の取得制度が大きく変わりました。

専門医試験受験資格が「4 年間の専門医研修プログラム修了」となり、また「経験必要症例数」が申請要件に追加されました。
責任基幹施設が複数の基幹・関連研修施設と病院群を形成し、作成した研修プログラムを修了し必要経験症例数を満たすことで専門医受験資格が得られます。

2023年度神戸大学麻酔科専門医プログラム 連携施設一覧

専門研修連携施設A 専門研修基幹施設 専門研修連携施設B
プログラムの中核的な施設として十分な臨床実績と指導体制を有する施設。

【兵庫県】
明石医療センター
大久保病院
加古川中央市民病院
関西労災病院
甲南医療センター
神戸市立医療センター中央市民病院
神戸市立西神戸医療センター
神戸赤十字病院
神戸労災病院
国立病院機構神戸医療センター
三田市民病院
神鋼記念病院
西脇市立西脇病院
姫路聖マリア病院
姫路中央病院
兵庫県立淡路医療センター
兵庫県立加古川医療センター
兵庫県立がんセンター
兵庫県立こども病院
兵庫県立丹波医療センター
兵庫県立西宮病院
【京都府】
宇治徳洲会病院
【大阪府】
関西医科大学附属病院
国立循環器病研究センター
高槻病院
【岡山県】
川崎医科大学附属病院
川崎医科大学総合医療センター
【高知県】
高知医療センター
【宮崎県】
宮崎大学医学部附属病院
【鹿児島県】
天陽会 中央病院
麻酔科管理症例1000例/年以上等の基準を満たした、大学病院等の施設であり、研修プログラムを作成する中心となる施設。

◎神戸大学医学部附属病院
神戸大学医学部附属病院
プログラムの連携施設として,研修内容の部分的な補完ができる臨床実績と指導体制を有する施設。

【兵庫県】
北播磨総合医療センター
市立加西病院
ツカザキ病院
兵庫県⽴はりま姫路総合医療センター
【大阪府】
関西医科大学総合医療センター
国立がん研究センター中央病院
【鹿児島県】
大隅鹿屋病院
経験必要症例数 (注意)小児と心臓については1 症例の担当医を2 名までとする。)
小児(6歳未満)の麻酔 25症例
帝王切開術の麻酔 10症例
心臓血管手術の麻酔(胸部大動脈手術を含む) 25症例
胸部外科手術の麻酔 25症例
脳神経外科手術の麻酔 25症例

2015年度から麻酔科専門医を目指す方は、いずれかの施設が責任施設として登録・認可されたプログラムに登録し、プログラムに基づく研修を進めていくことが義務付けられています。

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豊富な参加施設が特徴

症例の豊富な神戸大学医学部附属病院のみならず、小児専門病院(兵庫県立こども病院)周産期母子医療センター(加古川中央市民病院、兵庫県立淡路医療センター)循環器専門病院(国立研究開発法人国立循環器病研究センター)などの多岐にわたる施設で研修が可能です。

責任・基幹研修施設の所在地

豊富な参加施設が特徴

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専門研修基幹施設:神戸大学医学部附属病院について

麻酔分野

麻酔分野神戸大学医学部附属病院では17室の手術室が稼働しており、様々な症例を経験し、麻酔に関する知識・技術の向上が可能です。
心臓血管系手術はほぼ毎日行なわれており、大血管手術や弁膜症手術・冠動脈手術のみならず、ステントによる血管内治療やMICSやTAVIといった低侵襲治療も行なわれています。またロボット支援下の手術(da Vinci)や3TMRIを用いた術中MRI手術など最新の治療も頻回に行なわれています。

集中治療分野

集中治療分野当院の集中治療室は30床で運営しています。
麻酔科が最も関わる周術期管理のみならず、ARDS・劇症肝炎・DIC・心不全・血液腫瘍疾患など様々な疾患・病態に対して、人工呼吸や血液浄化などエビデンスに基づいた質の高い循環・呼吸・栄養管理を行い、大きなストレスにさらされた患者さんの治療・生命維持に関わっています。

ペインクリニック分野

ペインクリニック分野急性・慢性の痛みを抱えた患者さんのケアを外来・病棟で行っています。
神経ブロックはランドマーク法、超音波ガイド下法、透視下など症例により、安全確実な手法を選択して行っております。当院で硬膜外ブロック、各種末梢神経ブロック、三叉神経ブロック、神経根ブロック、内臓神経ブロック、高周波熱凝固など、基本から高度な技術を必要とする神経ブロックまで一通り経験できます。
脊髄刺激電極植え込み術などより高度な治療も、関西有数の症例数を誇っています。

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専門医研修プログラムの例

(例1)

1年目は大学病院で手術麻酔の基礎を固め、2年目は循環器専門施設で心臓麻酔や経食道心エコーを学び、3年目、4年目はまた大学に戻ってこんどは集中治療やペインクリニックなどサブスペシャリティに磨きをかける、あるいは小児専門施設や周産期母子センター、あるいは地域病院を回りさらに研鑽を積むなど、様々な症例・経験を提供できます。

(例2)

1年目、2年目は症例が豊富な専門研修基幹施設で学び、その後の2?3年間でそれまで経験の不足している症例を研修します。この間集中治療およびペインクリニック領域を含め、麻酔関連のすべての症例が経験できる大学病院で必ず研修します。

  コースA コースB コースC
専攻医
1年目
大学病院 専門研修連携施設
(特殊症例の多い)
専門研修連携施設
(大学病院での研修も可)
専攻医
2年目
専門研修連携施設
(特殊症例の多い)
大学病院
専攻医
3年目
専門研修連携施設
(大学病院での研修も可)
大学病院
+
専門研修連携施設
(特殊症例の多い)
専攻医
4年目

その中で心臓麻酔、小児麻酔や集中治療、ペインクリニックなど自分の専門分野を磨いていきます。

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到達目標

この研修プログラムの目標は麻酔科専門医という資格を獲得することですが、それは通過点にすぎないと考えています。

  • ・安全な周術期をあらゆる患者さんに提供すること
  • ・周術期管理の中でリーダーシップを発揮できるようになること
  • ・日常臨床の中で、自ら判断し根拠をもって問題解決できるようになること
  • ・つねにリサーチマインドを有した医師になること
  • ・自らの手で研究し、Clinical Questionを解決する能力を持つこと

これらを踏まえ、プログラムのすべての参加者に「世界中どこでも通用する麻酔・医療をあらゆる患者さんに提供できる麻酔科医」になってもらうことを目指します。

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専門医取得後の進路

専門医取得後の進路当教室は教室員の多様性を尊重しています。麻酔科は広い専門分野を持ち、その活躍の場は限りなく広いと言えます。専門医取得後は、個々人の希望を聞き、大学病院・関連病院での勤務が可能であり、また、さらなる専門性の研鑽(心臓麻酔、小児麻酔、産科麻酔、集中治療、救急医療、ペインクリニック、緩和医療)とその専門資格の取得を目指すことができます。大学の特殊性として、研究に打ち込み学位を取得することも可能です。当プログラムは専門医取得がゴールではなく、さらなる目標に向けてスタートすることが可能です。

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