市民の方へTo the citizens
神戸市の寄附講座であるという特色を活かし、療育センター、こども家庭センター、保健所、教育委員会などの神戸市の行政機関と協働して、精神神経発達、行動上の問題を抱える子どもたちに対する新たな診断・治療・支援プログラムを開発していきます。
神戸市診療支援業務Kobe City medical support

神戸市療育センターへの診療支援
神戸市には総合、西部、東部の3つの療育センターがあり、それぞれで障害を持つ子どもたちの診察やリハビリテーションを行う「診療所」が設置されています。寄附講座の教員は、これらのセンターで診療支援を行い、発達支援を必要とする子どもたちに対応しています。

こども家庭センターでの医学的診断・一時保護所健診
神戸市のこども家庭センター(児童相談所)では、発達に課題を抱える子どもたちの療育手帳の判定や、必要に応じた心理検査や医学的診断が行われています。寄附講座の教員は、必要な子どもたちの医学的診断に携わり、また一時保護されている子どもたちの健康診断や病気・けがの相談にも対応しています。

こべっこ発達専門チーム、発達二次健診
2023年度より神戸市が新たに開始したモデル事業「こべっこ発達専門チーム」の取り組みにおいて、寄付講座教員は指導的な役割を担い、市内の発達相談支援体制の充実及び発達障害の予防・早期発見に貢献しています。具体的な活動内容としては、以下の通りです。
①発達二次健診の診察
②発達二次健診マニュアルの作成・監修
③地域の医療機関等への研修