法医学とは
「医学的解明助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的で公正な医学的判断を下すことによって、個人の基本的人権の擁護、社会の安全、福祉の維持に寄与することを目的とする医学である」(日本法医学会教育委員会報告1982年)と定義されています。
当法医学分野で行われている解剖数は例年全国トップレベルであり、解剖を通じて兵庫県の死因究明を担っています。また兵庫県監察医の解剖も神戸大学法医解剖室で行われており、監察医との連携も強固です。研究面では、アルコール医学、脳浮腫及び頭部外傷重症化機序、虚血性心疾患の新たな死因診断方法の開発、心臓性突然死に関する法医病理学的研究等を行っています。
2025-04-10更新
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