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診療案内

患者さまへのお知らせとお願い

心臓血管外科では大動脈瘤破裂、大動脈解離、狭心症、心筋梗塞、急性・慢性肺塞栓等の致命的な疾患を扱うことが多く緊急の対応が必須です。当科では24時間対応可能であり特別な事情がない限り万全の受け入れ態勢を整えております。

手術内容も手術直後の成績のみならず、大動脈弁、僧帽弁形成術、ロス手術、MICS(低侵襲心臓手術)等の術後遠隔期の“生活の質”を向上しうる手術術式を積極的に施行しております。また低侵襲な大動脈ステント治療や経カテーテル的大動脈弁置換術も行っております。

外来初診は毎日午前に行っております。初診は毎日岡田教授が担当しておりますのでお越しください。来院の際、情報提供(紹介状)があれば検査の重複等回避できます。
また当院患者支援センター地域医療推進室(電話078-382-5264および5534)もご利用ください。

心臓血管外科で取り扱う疾患

心臓血管外科領域全般に対する最先端外科治療が可能です。

  • 大動脈疾患:胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、急性・慢性大動脈解離、マルファン症候群・大動脈炎症候群に対する外科治療
  • 虚血性心疾患:狭心症、心筋梗塞とその合併症
  • 弁膜症:大動脈弁・僧帽弁狭窄症、閉鎖不全症、三尖弁疾患、重症心不全、不整脈治療
  • その他心臓疾患:成人先天性心疾患、心臓腫瘍、急性・慢性肺動脈血栓塞栓症
  • 末梢血管(閉塞性動脈硬化症、ビュルガー病、末梢動脈瘤、急性動脈閉塞症、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症)
パンフレットダウンロード

得意とする診療内容

  • 大動脈疾患に対する外科治療:胸部・胸腹部大動脈瘤手術、解離性大動脈瘤の外科治療、胸・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術
  • 弁膜疾患に対する外科治療:自己弁温存大動脈基部置換術、ロス手術、僧帽弁形成術、弁置換術、感染性心内膜炎に対する外科治療
  • 虚血性心疾患に対する外科治療:オフポンプ冠動脈バイパス術、心筋梗塞合併症手術など
  • 重症心不全に対する左室形成術、僧帽弁形成術ü小切開による低侵襲心臓手術(MICS)
  • 成人先天性心疾患に対する外科治療
  • 肺動脈血栓塞栓症に対する外科治療
  • 大静脈疾患に対する外科治療
  • 末梢血管疾患に対する外科治療と血管内治療
    バイパス手術、末梢血管拡張術、ステント留置術、下肢静脈瘤レーザー治療など
  • 重症大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術

臨床研究に関するお願い

National Clinical Database (NCD)への参加について

当科は、全国規模の外科手術データベースNational Clinical Database (NCD)に参加しています。 NCDに参加している学会や学術団体と連携・協力し、集められたデータは国内の研究に用いられ医療水準の評価及び臨床研究の支援などに役立てられています。 そうした活動に当科も参加し、「医療の質の向上」と「適正な医療水準の維持」に寄与し、皆様に「最善の治療を提供する」ことを目的としています。

一般社団法人National Clinical Database(NCD)