R6年度 新規メンバー
三宅 秀明外科系講座腎泌尿器科学分野 教授![]() 2023年12月より腎泌尿器科学分野教授を拝命しております。この度CMXの創薬・医療機器研究分野の一員に加えていただくことになりました。私自身留学時代に開発した薬剤が、複数の大規模第三相試験での検証に至った経験を有しております。また、当教室はhinotoriの開発、ブラッシュアップなどに中心的役割を果たしており、さらに現在ではhinotoriを使用した遠隔手術システムの確立にも取り組んでおります。これらの経験を活かして、CMXの活動に少しでも貢献できるよう積極的に取り組んで参りたいと考えておりますので、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。 |
村垣 善浩医療機器学講座精密診断治療機器学分野 教授![]() 2023年4月より大学院医学研究科に設置された医療創成工学専攻の教授を拝命しています。課題を解決し事業化できる国産医療機器を開発する創造的開発人材の育成を目指すとともに、雑品から治療機器そしてプログラム医療機器まで研究開発を行っています。神経関連では脳波記録装置や悪性脳腫瘍治療用レーザー保持装置等を開発してきました。 研究者、医師としての専門は脳神経外科篠山隆司教授と同じ専門の悪性脳腫瘍に関するもので、留学時は神経成長因子受容体の遺伝子導入による小児脳腫瘍の分化誘導療法の研究、臨床では機能MRIによる“文法中枢”の同定や覚醒下手術による脳機能マッピングや皮質-皮質誘発電位の臨床研究を行っており、現在自家腫瘍ワクチンの医師主導治験を実施しています。 今回、CMXに参加する機会を頂いたことに感謝すると共に、皆様とヒト脳機能研究や基礎研究での発見や方法を医療機器を通じて実用化する開発研究等を連携して開始できればと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。 |
榑林 陽一地域社会医学・健康科学講座AI・デジタルヘルス科学分野 特命教授![]() 地域社会医学・健康科学講座AI・デジタルヘルス科学分野 特命教授を拝命しております。私たちの研究室では、国・自治体をはじめ、製薬、医療機器、情報関連企業など多様なステークホルダーとの密接な連携体制を築き、医療ビッグデータとAIを活用したデータ駆動型研究を推進しています。これにより、疾患の重症化予測や診断支援、医療の質の向上といった実課題への貢献を目指すとともに、研究成果の社会実装を通じた持続的なイノベーション創出に取り組んでいます。 CMXにおいては、これまで培ってきたビッグデータ分析基盤を活かし、医学と情報科学のさらなる融合と発展に取り組んでいきたいと考えています。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
田所 慶誠未来医学講座免疫学分野 特命助教/CMX特命助教![]() 2024年4月より現職を拝命しております。これまで、口腔がんに対する新規治療法の開発および口腔感染症の予後予測に関する研究を行ってまいりました。現在、臨床現場で生じた疑問をもとに、基礎的な研究を進め、病態の発症・増悪のメカニズムの解明に邁進しております。特に、加齢関連疾患における免疫細胞の動態に焦点を当て、これらの疾患に対する最適な治療法を創出することを目指しております。 今後は、さまざまな基礎・臨床の先生方と連携させていただくことで、限局性疾患が全身に及ぼす影響や臓器特異性について、多角的な視点から解明を進めたいと考えております。引き続きご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 |
山口 勇太生化学・分子生物学講座 薬理学分野 特命助教/CMX特命助教![]() 2023年4月より薬理学分野の特命助教を拝命いたしました。これまで、感染症や炎症などに対して最前線で生体防御を担う自然免疫系の研究に従事してまいりました。この経験を活かし、精神的・身体的ストレスが引き起こす免疫応答や炎症反応に着目することで、うつ病や不安障害などの精神神経疾患の病態メカニズム解明と新規治療法の開発を目指しております。さらに2024年4月からはCMXにも参画し、免疫学、神経科学を融合した異分野横断的な研究やトランスレーショナル研究にも積極的に取り組んでおります。今後も、患者さんの生活の質向上やよりよい治療戦略の確立に貢献できるよう研究を推進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 |