グローバルな人材の育成について

インドネシアの研究風景

本プログラムで育成されるグローバル人材は、医学・保健学分野における世界標準の専門能力及び ASEAN諸国の課題への的確な問題解決能力を発揮し、さらに、英語による実践的コミュニケーション能力を有することにより、第一線で活躍できる医師、教育研究者、高度医療専門職者及び医療産業人です。グローバルな人材の育成のためには、大学での教育と同時に、現場での経験が不可欠といえます。そのために本プログラムでは、現場での経験を得るための豊富な病院実習、研究所での演習、インターンシップの機会を準備しています。本プログラムの参加者は全て、WHO神戸センターでのインターンシップや Hyogo-IPHESでの演習を受講することができます。平成 27 年度までには、インターンシップ先を更に拡大し、国内外の医学・保健学分野の NPO 等で実施することを予定しています。さらに、WHOからの派遣者による講義を神大にて開講するなど、大学で修得した学問の知識とスキルを実践の場で生かす機会を与え、医学・保健学分野における実地体験を得ることにより、より実践的な知識とスキル、チャレンジ精神とコミュニケーション能力を養い、教育研究機関や保健・医療機関、民間企業が必要とするグローバルな人材の育成を目指しています。