センターについて

センター長あいさつ

本センターは、2015年に開設され、各種シミュレーション・トレーニングを通じて、医学生・研修医・若手医師・看護師・各種メディカルスタッフに、臨床活動に必要な基本的な手技や操作を身につけてもらうことを目標にしています。

開設以来、新生児・産婦から内科的救急・外傷・災害救急など、救える命をしっかり救うための患者や地域社会に安心を与えるシミュレーション・プログラムの充実につとめてまいりました。

そのために本センターにはいろいろな医療者の需要に応えるべく各種シミュレータを配備して、学内だけでなく地域に開かれた多彩な講習会・セミナーを活発に行っており、年々プログラムが充実してまいりました。当センターは臨床技術トレーニング室と模擬病室が備えられ、以下のような各種シミュレータが設置されています。

  1. BLS用の蘇生人形のほか、ICLS、ACLSプログラムに用いる救命処置シミュレータ、産科的救急や新生児蘇生が 学べるシミュレータ
  2. 心臓診察シミュレータ「イチロー」、呼吸音シミュレータ「Mr.ラング」、フィジカルアセスメントを総合的に学べる「フィジコ」をはじめとする診察シミュレータ
  3. 採血セット、外科縫合セット、内視鏡手技評価シミュレータ、気道確保シミュレータ、胸腔穿刺シミュレータなど基本的な侵襲的手技を学ぶためのシミュレータ
  4. 胸部・腹部・婦人科臓器・救急の疾患を体験できる超音波シミュレータ、内視鏡的外科手技シミュレータ、心臓・脳血管・外傷の血管内治療シミュレータ、上部下部消化管内視鏡・気管支鏡シミュレータなどの現代医療を修得するための高機能シミュレータ

これらのシミュレータは、参加したくなるようなよい講習会を開いて、その中で上手に道具として使われないことには、学習者の次のステップへの橋渡しになりません。そのため本トレーニングセンターは講習会を発案・運営するインストラクターの養成にも力を入れており、各種講習会は、受講者の臨床能力のみならずインストラクターの教育力も伸ばすことを意図しています。

本センターは、神戸大学医学部附属病院診療科や関連病院、地域病院、地方自治体などの協力を得て、地域に開かれたシミュレーション・センターとして発展させていきたいと考えています。このホームページをご覧の方は、是非とも自分のニーズに合った講習会に応募・参加してくださることを願っていますし、私たちはそのなかで新たなニーズを掘り起こして教育プログラムを提供していきたいと思っております。

センターについて
臨床基本技術トレーニングセンター長
河野誠司

センターの概要

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