センターの活動

活動報告

神戸大学 地域の現場で役立つ嚥下・口腔ケアセミナー

2020年2月15日(土)

このセミナーは今年で4回目になります。今年の目玉は、在宅ケアに焦点をあてたこと、個人のニーズにあわせた実習を企画したことです。在宅医療に携わる方、病院に勤務されている方などから数多く応募いただき、46名にご参加いただきました。参加者の職種は幅広く、医師、看護師(訪問看護師含む)、歯科衛生士、言語聴覚士、介護福祉士、療養介護員、理学療法士でした。みなさんとても積極的で、セミナーで得たことを明日からでも実践していきたいという感想が多くあり、大変力強さを感じました!

  • 講義:多領域の先生方(歯科口腔外科医師、歯科衛生士、耳鼻咽喉科医師、言語聴覚士、摂食嚥下障害看護認定看護師、訪問看護施設言語聴覚士)からお話いただきました。

     
                

     実習/デモ:4ブース(1.口腔ケア 2.嚥下スクリーニング 3.嚥下リハビリ 4.嚥下障害内視鏡検査)を設け、各々が希望される実習にご参加いただきました。

                           

     嚥下食試食コーナー

第26回CVC講習会

2020年1月23日(木)

今年度最後のCVC講習会でした。今年度の開催数は計6回、年間修了者数は計61名でした。講師の先生方、受講いただいた先生方、日常業務のお忙しい中ご参加いただきありがとうございました。

現場で使用する中心静脈カテーテルセットや超音波診断装置を用い
トレーニングを行いました

第27回・第28回神戸大学ISLSコース

2020年1月19日(土)

1月19日のISLSコースは受講希望者が多いことが予測されたため、午前・午後と2回開催しました。いずれのコースにおいても指導者と受講生が活発に意見を交わし、シミュレーションを体験することで、現場ですぐに活用できる知識・スキルを獲得することができています。
今年度はISLSコースを3回、指導者養成ワークショップを1回(2/1予定)行いました。脳卒中初期対応を広めるため、今後も様々な病棟からの受講生参加を募りたいと思います。(コースコーディネーター 影岡さん)

第22回神戸大学JMECCコース

2019年12月1日(日)

「JMECC」は、救急医療に接することの少ない内科医が、心停止時のみならず、心停止に至る可能性の高い緊急を要する急病患者に対応できるようになることを目指すため、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入し、2009年より日本各地で開催されている講習会です。 学内外よりたくさんご応募があり、今回は12名の先生方に参加いただきました。指導は、医師11名、看護師(コメディカルインストラクター)1名にご協力いただきました。座学、演習、ディスカッション、試験、と盛りだくさんのスケジュールで、充実した1日でした。

第129回神戸大学ICLSコース

2019年11月30日(土)

コースコーディネーターの伊藤さんから、今回のコースについてコメントをいただきました。

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11月30日第129回神戸大学ICLSコースを開催しました。受講者は18名で医師が4名、看護師が14名参加されました。初めての手技や急変を想定したシミュレーションに緊張した面持ちで声も出ていない受講生でしたが、最後には主体的に振り返りを行い、楽しそうに次の課題に取り組む姿が印象的でした。11時から18時までの長時間の研修でしたが、それぞれの受講生が充実した学びを持ち帰ることができ、満足度の高い研修となったのではないかと思います。

コースコーディネーター  伊藤

学びやすい環境をつくるため、受講者の緊張感や不安感を和らげながら指導されていました。

第128回神戸大学ICLSコース

2019年10月27日(日)

参加者は、受講者17名、指導者15名でした。
受講者のみなさんは事前学習を十分にして臨まれ、講習会でしっかりと学びを深められたようです。
また今回参加されたアシスタントインストラクターから2名のインストラクターが誕生しました。今後も一層の活躍を期待したいと思います!。

第15回神戸大学ICLS指導者養成ワークショップ

2019年10月22日(火・祝)

受講者は16名で、学内外の17名の指導者の方々にご協力いただきました。今回はコースコーディネーターの森山さんに、ワークショップの概要についてご紹介いただきます。 

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  第15回ICLS指導者養成ワークショップを開催しました。受講対象者はインストラクターを目指す「アシスタントインストラクター」で、経験豊富なインストラクターがインストラクションのスキルを伝えます。受講者はコースを通じて成人学習法を学び、指導を実践できるようになります。
コースは8:50から17:30まで、こまめに休憩をはさみながら行いました。
  午前は、成人学習法の基礎を講義で学び、その後、受講者が実際にインストラクションを行い、自身の指導方法を見つめなおす機会をもちました。
  午後からは、受講者が事前に考えてきたシナリオを用い、インストラクター役と学習者役に分かれてロールプレイを行いました。対戦型でICLSコース本番さながらの指導を行った後、自身の指導が相手にどう映っているのかフィードバックを受けます。
  受講者が、自身が行うインストラクションの方法や内容、特性を理解することで今後のインストラクションを見つめなおし、成人学習法を上手に活用し、指導を上達させることを期待しています。

コースコーディネーター 森山

第23回神戸大学医学部附属病院CVC講習会

2019年8月8日(木)

研修医11名、医員1名が受講されました。インストラクターは6名の医師の方々で、お忙しい業務の合間にご協力いただきました。受講者の方からは、「いろいろと確認できて自信がもてた」「明日からの臨床実践に活かせそう」という感想をいただきました。これからも、現場で役立てられる講習会を開催していきたいと思います。

第126回ICLSコース

2019年7月15日(月)

今日は海の日。三連休の最終日にもかかわらず、今回も大変多くの方から参加のご応募がありました。受講者は定員いっぱいの18名、指導者は26名でした。朝早くから指導者の打ち合わせと会場準備が行われ、11時からコースが始まりました。

グループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけました。

第22回神戸大学医学部附属病院CVC講習会

2019年7月11日(木)

第22回の講習会は、研修医10名、医員2名が受講されました。トレーナーは、放射線科、循環器内科、腫瘍・血液内科、総合内科、泌尿器科、麻酔科のベテラン医師です。みなさん、お忙しい中、時間をつくってご参加いただきました。シミュレータを使うメリットは、何度でも練習できることです。今回もトレーナーの細やかな指導のもと、確実にできるまで繰り返し練習されていました。

第26回神戸大学ISLSコース

2019年6月23日(日)

ISLS(Immediate Stroke Life Support)コースは、神経蘇生初期診療に対する一定の手順にもとづき、模擬患者や人形を用いたシミュレーション研修を通じて神経蘇生に必要なスキルを身につけるトレーニングコースです。26回目となる今回は、兵庫県下の医療機関から看護師、医師、薬剤師の方々、計16名が受講されました。指導者は、兵庫県下の病院および消防署のベテラン医師・看護師・救命救急士18名のみなさまで、わかりやすく丁寧にご指導いただきました。

第21回神戸大学医学部附属病院CVC講習会

2019年6月13日(木)

中心静脈カテーテル挿入は合併症の危険を伴う侵襲的処置です。CVC(central venous catheterizaion)講習会では11名の受講者が、エコーガイド下での安全な中心静脈カテーテル挿入の手技を学びました。実技は、実際に臨床で用いる器材、超音波画像診断装置、CVC穿刺シミュレータを用い、2人1組でインストラクターの指導のもとに行いました。手技トレーニングが勉強になった、定期的にシミュレーションができると嬉しい、などの感想がよせられました。

第125回ICLSコース

2019年5月19日(日)

受講者は医師、看護師、看護教員、放射線技師など18名、指導者スタッフは総勢27名でした。当センターのレサシアン、レサシアンシミュレータ、ハートシム、気道管理トレーナーなどのシミュレータを使い、3ブースに分かれてトレーニングが行われました。

受講者の方からは、除細動器の使用経験がなかったので実際に触れることができよかった、挿管など普段実施しない手技を医師の目線で知ることができた、少人数でしっかりトレーニングでき有難い、などの感想がよせられました。受講生の方はみな自分の考えを発言されていて、インストもアシスタントもいい雰囲気作りができていました。このコースは毎回応募が多く、院内にもICLSに興味を持っている方が多数おられます。コースコーディネーターも、より質を高めるために精進していきます、と決意を述べられていました。

平成31年度 新規採用職員合同BLS・AED講習会

2019年4月13日(土)

BLSとは、心肺停止または呼吸停止に対する1次救命処置のことをいいます。目の前で急に人が倒れたらどう対応するか、とっさの判断と行動は日頃の訓練にかかっています。この春に就職した職員118名を対象にBLS・AED講習会(日本救急医学会認定コース)を開催しました。

講師は、コースディレクター(総合内科医師)、コースコーディネーター2名(救急看護認定看護師)、院内外の認定インストラクター11名の、総勢14名です。初動から心停止の認識まで、胸骨圧迫、BVMを使った人工呼吸、AED、といった対応について段階的にレクチャーと実技を通して学びました。受講者からは、段階ごとにじっくりと練習できてよかった、実践できるよう復習したいという感想がよせられました。


  • レクチャーの様子

  • 実技演習は多職種混合チームで行いました

  • インストラクターによるデモ

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