喘息死は防止できることを前提に「喘息死ゼロ作戦」を推進しています。

Loading
文字サイズの変更
喘息死ゼロ作戦詳細患者さん向け医療従事者向け

喘息死の現状・喘息死ゼロ作戦の目的

イラスト喘息とは、喘ぐ(あえぐ)ように息(いき)をすることから付けられた病名です。明け方や夜中に強く症状が認められることが多く、ヒューヒューやゼーゼーといった笛の鳴るような呼吸音(喘鳴)が特徴的で、激しい咳や息苦しさ(呼吸困難)を伴う疾患です。長い間、喘息は発作のときだけ気管支の収縮が起こる病気と考えられてきました。しかし研究が進むにつれて、気管支喘息は慢性的に(症状が見られないときでも)気管支に炎症が生じている疾患であることが分かってきました。慢性の気道炎症が喘息という病気の本体です。このため普段から(症状が無い状態でも)、定期的な治療が必要と考えられています。

>>喘息とは(PC:動画) >>喘息治療(iPad:動画)

Adobe Flash Player
PCで動画をご覧になるには、最新のAdobe Flash Playerが必要です(無償)。
こちらのサイトからダウンロードしてください。Adobe Flash Playerをインストールすることにより、動画の閲覧が可能になります。

ぜんそく患者さんの気道の断面十分な治療を受けておられない喘息患者さんは、慢性の気道炎症によって徐々に気管支が弾力性を失い、絶えず気道狭窄を起こした状態となり持続的な呼吸困難や、痰を産生する気道の細胞も増加によって、痰が絶え間ないなどの症状を訴えられます。喘息死はこうした狭窄した気管支に粘度の高い痰が詰まって引き起こされます。喘息死の予防には慢性の気道炎症を抑える治療が必要です。現在、この気道炎症治療に有効であると考えられているのが吸入ステロイド治療です。

>>喘息治療(PC:動画) >>喘息治療(iPad:動画)

健康な人の気道の説明のイラスト
喘息のイメージの説明イラスト
Adobe Flash Player
PCで動画をご覧になるには、最新のAdobe Flash Playerが必要です(無償)。
こちらのサイトからダウンロードしてください。Adobe Flash Playerをインストールすることにより、動画の閲覧が可能になります。
Homeに戻る