臨床研修案内
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専門研修

神戸大学小児科 連携施設での研修

姫路赤十字病院での研修

  • 姫路赤十字病院
  • 姫路赤十字病院
  • 姫路赤十字病院 NICU
  • 姫路赤十字病院 救急
兵庫県中・西播磨地域(人口約80万人)の地域小児科の中核病院で、地域でおこったありとあらゆる小児疾患に対応しています。そのため、ほとんどすべての小児疾患を診断し、治療する能力を身につけることができます。
研修では一般小児部門と新生児部門をローテーションで研修し、Common diseaseから専門性の高い疾患までを幅広く経験し、その診断・治療を行える充実したプログラムを提供しています。

姫路赤十字病院の週間スケジュール

C:カンファレンス  
土/日





8:15 申し送り
(8時)
申し送り 週末
当直
(月2回)
8:30 朝礼
午前 チーム回診
病棟業務
部長回診
一般外来
(1回/週程度)
午後 病棟業務
夕方 チーム回診
小児科クリンカル
C・研修医C
病棟C
抄読会
当直
(1回/週程度)




/

C
U
8:00 母児同室診療 週末
当直
(月2回)
8:20 退院サマリーC 抄読会
8:30 朝礼
8:45 申し送り
午前 チーム回診
病棟業務
部長回診
一般外来
(1回/週程度)
午後 病棟業務
夕方 チーム回診
病棟重症C 小児科クリ二カルC・
研修医C
当直
(1回/週程度)



加古川中央市民病院での研修

  • 加古川中央市民病院
  • 加古川中央市民病院
  • 加古川中央市民病院 ベビー回診
  • 加古川中央市民病院 喉頭気管ファイバー
研修では一般小児部門と新生児部門をローテーションで研修します。
一般小児部門では感染症や川崎病、けいれん性疾患など小児に特徴的な急性疾患はもとより、アレルギー・免疫疾患、神経筋疾患、腎疾患、内分泌・代謝疾患など慢性的な管理を必要とする疾患に関しても経験できます。外科疾患についても、小児外科など院内関連診療科と連携し、その診断、治療、管理について学ぶことができます。
当院は小児二次救急に対応しており救急診療についても研修できます。
新生児部門では上級医の指導のもとに患者を担当し、早産児や病的新生児の診かたや管理(呼吸、循環、栄養、感染など)の実際について学びます。分娩の立ち合いや新生児の搬送・処置などは自ら実践できるように十分に経験を積むことができます。また、当院はWHO/UNICEFから赤ちゃんに優しい病院(BFH)に認定されており、母乳育児を推進を通して、両親と子の絆の大切さを学ぶ貴重な機会を提供します。また、2年の研修中に2ヶ月は心疾患及び小児気道疾患を集中的に研修する期間を設けており、特に気道疾患の研修は兵庫県の他の施設では経験のできないものであり、心疾患の研修によってより深い循環器疾患への理解が得られると考えています。

加古川中央市民病院の週間スケジュール

土/日
抄読会
(ベビー)
症例カンファレンス 当直
(月約2回)
午前 病棟回診 ベビー総回診 循環器 病棟回診
新生児カンファレンス 外来処置
循環器(川崎病)
一般外来 心臓カテーテル 一般病棟回診 循環器 病棟診察 循環器
新生児神経
カンファレンス
食物負荷試験 腎臓
抄読会(一般小児)月or水 カンファレンス
(一般小児)
気管ファイバー
心臓外科手術
抄読会(一般小児)月or水
腎生検 カンファレンス
(一般小児)
午後 専門外来
内分泌・代謝
神経発達
気道
フォローアップ
循環器
専門外来
循環器
腎臓
フォローアップ
専門外来
神経
代謝・内分泌
腎臓
乳児検診
フォローアップ
循環器(胎児エコー)
専門外来
(予防接種)
血液(隔週)
気道
フォローアップ
アレルギー
専門外来
在宅
神経
循環器
フォローアップ
アレルギー
オープンレクチャー(月1回)
母子カンファレンス(隔週)
循環器カンファレンス
当直(週1回)



はりま姫路総合医療センターでの研修

東~西播磨地域の地域小児科を新たに担うべく2022年に統合移転しました。ちょうど加古川中央市民病院と姫路赤十字病院の真ん中に位置し、全く新規の小児科ですので、この地域で手薄なアレルギー・心身症・栄養消化器疾患・小児外傷を中心に立ち上げましたが今では地域でおこったありとあらゆる小児疾患に対応しています。また成人内科や外科系診療科との風通しがとても良いため通常他科で完結してしまうような小児疾患にも小児科が関わることが多いため「小児に起こりうる病態すべて」を経験することが可能です。また連携研修により紹介のない患者さんをファーストタッチする機会や逆に集中治療や循環器疾患等を経験できる準備もあります。専攻医数の上限を定めているため、症例を奪い合う心配もありませんし、指導医から必要十分なフィードバックが受けられるのも特徴の一つです。新生児部門はNICUがないため新生児集中治療に関しては神戸大学総合周産期母子医療センターをローテートします。

はりま姫路総合医療センターの週間スケジュール

当直申し送り
午前 病棟・新生児回診
一般外来(例) 病棟処置 病棟処置
食物負荷試験
一般外来(例) 外来処置
有志勉強会 神経カンファ
午後 心身症・消化器 内分泌・アレルギー 専門外来
腎臓・膠原病・外傷
アレルギー・内分泌 神経・循環器
1ヵ月健診 心エコー・脳波 MRI・他科鎮静
有志勉強会 神戸大学Webカンファ 小児科カンファレンス
周産期カンファレンス
当直(例)



公立豊岡病院での研修

  • 公立豊岡病院
  • 公立豊岡病院
  • 公立豊岡病院
  • 公立豊岡病院
  • 公立豊岡病院
当院小児科は、兵庫県但馬地域および京都府北部を含む広大な医療圏において、唯一24時間体制で新生児を含めた小児に対応しています。新生児から思春期までの幅広い疾患に対応しており、専攻医は一般病棟とNICUの入院患者を並行して主治医として担当しながら、外来診療や1か月健診など、多彩な臨床経験を積むことができます。NICUでは超低出生体重児を含む新生児の集中管理の他、一酸化窒素吸入療法や新生児低体温療法も実施しています。一般病棟では非挿管下の呼吸管理や脳波モニタリングを使用したけいれん管理などに力を入れています。担当した症例は、検査計画や治療方針の立案、多職種との連携も、指導医のもとで主体的に学べます。また、外科的疾患や重症例の防災ヘリや救急車による高次医療機関への長距離搬送、豊岡市の乳幼児健診への出務など、地域医療の現場ならではの貴重な経験を積むことも可能です。
都市部に比べ症例数は多くないものの、希少疾患に出会う機会や一例一例をしっかり診る機会にも恵まれ、学会発表や論文執筆にも積極的に取り組める環境を整えています。一般小児と新生児の両方を同時並行で学べる点が当院の大きな強みであり、「臨床力をしっかり身につけたい」と考える方は、ぜひ当院での研修をご検討ください。

公立豊岡病院の週間スケジュール

土/日
8:30-9:00 NICUカンファレンス(申し送り) 日当直
(月1-2回)
9:00-12:00 病棟業務(一般小児・NICU)
産科病棟での新生児回診(週1-2回)
外来診療(週1-2回)
処置当番・救急対応当番(週1-2回)
13:15-13:30 一般小児
全体カンファレンス
NICU
全体カンファレンス
13:30-14:00 一般小児
ミニカンファ
一般小児
ミニカンファ
一般小児
ミニカンファ
14:00-17:15 病棟業務(一般小児・NICU)
外来診療・1か月健診(週1-2回)
処置当番・救急対応当番(週1-2回)
外勤(豊岡市乳幼児健診,看護学校での講義など)
17:30~ 17:30-18:00
周産期
カンファレンス
(隔週)
17:30-19:00
小児科勉強会
(症例検討・予演会など)
当直(月3-5回)
申込み・見学のお問い合わせ
神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野
担当:堀之内 智子 
〒650-0017 神戸市中央区楠町7丁目5番1号
TEL:078-382-6090(医局)  FAX:078-382-6099
 
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