臨床研修案内
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専門研修

神戸大学小児科研修 研修施設群

神戸大学小児科専門研修プログラム(14名)

  研修基幹病院 連携施設 連携施設 連携施設 連携施設 連携/関連施設
  神戸大学病院 加古川中央市民病院 姫路赤十字病院 県立はりま
姫路総合
医療センター
公立豊岡病院 その他の研修施設
  兵庫県全般 東播医療圏 西播医療圏 西播医療圏 但馬医療圏 県内地方都市
小児科年間入院数 1300 2400 30000(延べ) 1000 500 下記参照
小児科年間外来数 10000 25000 18000 4500 13000 下記参照
小児科専門医数 21 14 10 6 5 下記参照
(うち指導医数) 12 9 8 4 2 下記参照
専攻医 イ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ロ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ハ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ニ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ホ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ヘ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ト 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 チ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 リ 6ヶ月 24ヶ月 6ヶ月
専攻医 ヌ 6ヶ月 24ヶ月   6ヶ月
専攻医 ル 12ヶ月 12-18ヶ月   6ヶ月
専攻医 ヲ 12ヶ月 12-18ヶ月 6ヶ月
専攻医 ワ 6ヶ月 12-24ヶ月 6-24ヶ月
専攻医 カ 6ヶ月 12-24ヶ月 6-24ヶ月
研修期間 6-12か月 12-30か月 12-30か月 12-18ヶ月 12-24か月 6-24か月
  小児中核病院において新生児・血液腫瘍疾患・腎・神経・筋代謝内分泌等の専門性の高い疾患に関して知識と診療技能を習得する。連携施設における NICU 研修を補完する。将来のサブスペシャリティ領域選択における足がかりとなる経験をする。 地域小児医療センターかつ周産期母子医療センターにおいて、あらゆる急性疾患への対応や慢性疾患の診断・治療に従事する小児科医として必須の知識と診療技能を習得する。 地域小児医療センターかつ周産期母子医療センターにおいて、あらゆる急性疾患への対応や慢性疾患の診断・治療に従事する小児科医として必須の知識と診療技能を習得する。 年々症例数が増えているため近々小児中核病院になる予定である。少数精鋭で指導医による密な指導を受けられることが特徴である。症例のバラエティが豊富である。 地域で唯一の小児患者入院対応病院であり、バラエティに富んだ症例を経験できる。また、一般小児科とNICU を併行して研修できる数少ない病院である。地域の特性から、長距離搬送の経験も可能。 地方都市の主要病院小児科として、あらゆる急性疾患への対応や慢性疾患の診断・治療に従事する。高次医療が必要な場合、後方病院へ搬送の判断を遅滞なく行う。関連施設においては地域医療や療育などの分野を経験する。
その他の連携施設 小児科年間入院数 小児科年間外来数 小児科専門医数 うち指導医数
済生会兵庫県病院 8400(延べ) 15000 6 2
北播磨総合医療センター 700 5000 6 1
甲南医療センター 1200 17000 7 3
神戸市立西市民病院 730 5800 4 3
明石医療センター 1600 10000 7 3
その他の連携施設 小児科年間入院数 小児科年間外来数 小児科専門医数 うち指導医数
兵庫県立丹波医療センター 500 9000 3 1
兵庫県立淡路医療センター 550 6000 3 1
西脇市立西脇病院 200 2000 1 1
公立宍粟総合病院 200 2500 2 2
神戸こども初期急病センター 0 28000 2 2
姫路聖マリア病院 600 9000 4 4
神戸医療センター 300 4000 5 5
姫路市総合福祉通園センター 0 6000 4 4
にこにこハウス医療福祉センター 30 11000 6 6
愛仁会リハビリテーション病院 200 10 3 3
神戸市総合療育センター 0 10000 1 1
国立病院機構 北海道医療センター 550 6500 4 1
独自プログラムを有する連携施設 小児科年間入院数 小児科年間外来数 小児科専門医数 うち指導医数
兵庫県立こども病院 6100 32000 82 37
愛仁会高槻病院 4200 31000 19 3
愛仁会千船病院 2300 22000 13 7

兵庫県立丹波医療センターでの研修

当センターは兵庫県の東部の中央山間部に位置する丹波市にあります。
令和元年7月1日に、兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院が合併移転して開院しました。
当院小児科は主に地域の2次医療を担っているものの、都市部のように周辺に小児診療所がない実情もあり、プライマリケアも担っております。つまり新生児から成人境界域まで、臓器疾患別関係なく、また不定愁訴からアクシデント系まで診療する、丹波地区(時間帯によってはその周辺地区も含め)唯一の24時間小児受け入れ可能な施設で、地域研修として診療に当たりながら症例経験を重ねてもらいます。当院での研修を含めた3年間で「小児科専門医試験受験資格を取得できる」ようにすること、を専門研修の目標としています。
通常半年間で組まれる当院の小児研修プログラムでは、通常診療から保健・検診事業、救急診療までを幅広く習得できますが、マンパワー/設備に限界があるため高度集中治療や特殊治療/検査を要する例は当院で受け入れ/完結することができません。そのため、当院のような地域研修でしか経験できない「高次医療施設に搬送/紹介すべきか否か、そのタイミングはいつが一番良いか」に関しても、緊急/非緊急の場で学んでいってもらいます。

公立豊岡病院組合立豊岡病院での研修

兵庫県の最北部にある但馬地域の中核病院で、小児の入院に対応している地域で唯一の病院です。
研修では、一般小児部門と新生児部門を併行して研修します。
地域のほぼ全ての小児・新生児疾患に対応することが求められており、多くの臨床経験を積むことが可能です。また、病院での医療だけでなく、地域の乳幼児健診などを通して小児保健の研修も積極的に行っていただきます。高次病院への長距離搬送など、遠隔地ならではの経験も当院の特徴のひとつです。
小児地域医療を中心に、有意義な経験ができる研修プログラムを提供しています。

明石医療センターでの研修

明石・西神戸地域で唯一、一般小児に加え新生児(NICU)診療も行っています。研修医の先生方が小児科医師としてひとり立ちできる自信をつけてもらえるよう、小児科医師全員がワンチームで教育、指導しています。
後期研修医の先生も主治医として、一人の患者を外来初診から入院管理、そして退院後の外来フォローと継続的に診療し、疾患・診療の経過及び患者家族への関わりを、実践しながら学んでもらっています。一般小児では、近隣の診療所からの紹介を中心にプライマリー診療を行なっています。疾患の重症度を評価し専門診療の必要性を判断、適切に高次施設へ紹介する力を養えます。また、当院は地域周産期母子医療センターですが、地域のお産施設(ママ&ベビーセンター)でもあります。院内分娩数は年間900前後で、新生児の治療が必要となっても、ほとんどの児は母親と同じ施設で過ごせます。出生前から出生後そしてNICU入院になっても、同じ医師が継続的に母子共に関わることができます。さらに、地域の乳幼児健診、児童相談所などにも出務し、行政機関との連携も経験できます。以上、地域の中での二次病院としての役割、動きを存分に経験できます。
申込み・見学のお問い合わせ
神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野
担当:堀之内 智子 
〒650-0017 神戸市中央区楠町7丁目5番1号
TEL:078-382-6090(医局)  FAX:078-382-6099
 
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