関西医学生リトリート2024
(基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会)
会場:京都大学
百周年時計台記念館 国際交流ホール
2024年8月5日(月) 京都大学(主幹)、大阪大学、広島大学(オブザーバー)と本学による関西医学生リトリート2024(基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会)が京都大学の百周年時計台記念館2階 国際交流ホールⅢで開催されました。
関西医学生リトリート2024では、参加校の学生が主体となり企画運営が行われました。
本学からは神戸大学医学部学生研究会代表の5年生 坂上小百合さん(神経分化・再生分野所属)、副代表の5年生 柴田哲希さん(生体構造解剖学分野所属)らが企画運営に携わり、医学研究コースを履修する3~6年生と1、2年生、教職員の33名が参加しました。
京都大学 医学教育・国際化推進センター 大学院教育部門 特任教授 生田宏一先生より開会のご挨拶をいただき、学生がそれぞれの研究や学生生活などについての交流を行いました。
講演会では、笹井 平先生(西伊豆町田子診療所長)、萩原 正敏先生(京都大学特任教授)、北田 せり先生(PhD Student at University of Cambridge & Wellcome Sanger Institute)のご講演を拝聴しました。ご自身の経歴を交えてのご講演は、将来のキャリアについて考える有意義な時間となりました。
学生発表では口頭発表2名、ポスター発表4名が参加し研究発表を行いました。「 条件的変異導入による致死性先天性疾患モデルマウスの作製と解析 」で5年生 坂上 小百合さん(神経分化・再生分野所属)が優秀口頭発表賞を「 PSDを構成する新規タンパク質DRACC1(FAM81A)のクライオ電子顕微鏡単粒子解析 」で5年生 坂本泰新さん(生体構造解剖学分野所属)が最優秀ポスター発表賞を受賞しました。また、交流会が行われ、学生と教員が意見交換や情報交換を行い、和やかな時間を過ごしました。
翌日の京都大学の研究室見学には7名の学生が参加しました。ご対応いただきました先生方には大変貴重な機会を頂き心より感謝申し上げます。
ポスター発表の様子




神戸大学医学部学生研究会
(右から)坂上さん、柴田さん、野村さん、中村さん