神戸大学 医学部付属病院

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活動報告

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

会場:シスメックス(株)
グローバルコミュニケーションセンター

2019年8月5日(月)、シスメックス(株)グローバルコミュニケーションセンターにて、今年も基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会を開催しました。

医学研究コースを履修する3~6年生と1年生、さらに今年は大学院生、臨床系の教員、京都大学の学生も加わり、総勢65名での研修会が開催されました。

オリエンテーションでは基礎医学研究育成プロジェクト委員会の仁田委員長から、「基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム」の概要について説明があった後、参加者の自己紹介がありました。学会や研修会で表彰などを受け、活躍した学生たちの紹介もありました。

セミナー(1)では疫学分野の篠原正和先生が『循環器内科医が(心臓カテーテルでなく)質量分析計をパートナーとするまで』、セミナー(2)では国立国際医療研究センター 脂質シグナリングプロジェクト長 / 東京大学名誉教授の清水孝雄先生が『生命の源、脂質に魅せられて』をテーマに講演して下さいました。清水先生、篠原先生の研究医になるまでの若かりし頃のエピソードや現在の研究内容などについて、参加者全員が興味深く聴講しました。

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

セミナー(1) 篠原正和 先生

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

セミナー(2) 清水孝雄 先生

学生学会発表&出張報告では、本プログラムより旅費・参加費の支援を受けた学生より出張報告がありました。
北は新潟県、南は鹿児島県で開催された学会や講習会に参加した学生たちが、学会の様子や学んできたことなどを報告しました。

学生口頭発表では、3年生から6年生の4名の学生による研究発表が行われました。研究分野を超えた発表に、質疑応答も活発なものとなりました。

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

学生出張報告

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

学生口頭発表

ポスター発表会では、学部生と大学院生に分かれて、全員が2分間のフラッシュトークを行いました。
今年の学生口頭発表とポスター発表では優秀賞を選出するため、評価を行う教員も質疑にも熱が入りました。

2019年 基礎・臨床融合による基礎医学研究医の養成プログラム研修会の様子

ポスター発表

最後の夕食を兼ねた意見交換会では、本学学部生や京都大学の学生、大学院生、教員が意見交換や情報交換を行い、和やかな時間となりました。
口頭発表、ポスター発表の優秀賞の発表と表彰も行われ、とてもにぎやかな懇親会となりました。

とても充実した研修会となり、参加した学生も今後の研究にさらなる意欲を期待できそうです。