日本でも最初に透析医療を開始した施設の一つである神戸大学腎臓内科、腎・血液浄化センターは、現在、幅広い腎臓内科学分野に対応できる腎臓病総合センターとして機能しております。糸球体腎炎、保存期慢性腎不全、透析医療、血液浄化療法、透析合併症治療、移植医療などの診療に貢献しています。また、ICUなど院内各部署との連携により、各種領域の重症患者様の治療にも対応しております。
研究面では、大学院研究科内科学講座の一分野として、腎臓病学に関する基礎研究あるいは臨床研究も推進しております。国内の学会のみならず国際学会にも積極的に参加し、優れた研究成果を発表しております。
また、大学医学部及び付属病院の教育機関の一部署として、学生教育と研修医教育に対しても「厳しくかつ愛情のある指導」をモットーに日々の教育活動を重視しております。多くの腎臓内科医が当部署から育ち、地域医療のみならず日本や世界の腎臓病医療をリードしてくれることと確信しています。