渡航前の新型コロナウイルス感染症検査について

 新型コロナウイルスの世界的流行をうけ、多くの国が入国者に対して事前の医療機関の受診と新型コロナウイルス感染症のリスクを評価した診断書の提出を求めています。神戸大学医学部附属病院感染症内科では、主にビジネス等で渡航される場合や、その他個々の事情において健康診断書の提出が求められる場合に、必要に応じた検査および健康診断による評価を行い診断書の発行を行います(自由診療となります)。

※以下の記載は2022年4月6日時点のものとなります。

【健康診断書作成の適応 】
・ ビジネス等で渡航される際に、入国条件として事前の健康診断書の提出を求められている場合。
・ プロスポーツ選手等で活動に際して事前の健康診断書の提出を求められている場合。
・ 海外から日本に帰国後、健康監視中の方の診療は受け付けておりません。
・ 新型コロナウイルス感染症に罹患した恐れのある方の診断目的の検査ではありません。

【予約について】
・ 予約方法:原則メール対応となります。
・ 業務状況により返信が遅くなることがあります。ご了承ください。
・ 専用連絡先(Mail:kobeunivtravel@gmail.com)へ以下の内容を記載して連絡ください。

① 名前(漢字・パスポートと同じローマ字記載)
② 生年月日
③ 性別
④ 住所
⑤ 電話番号
⑥ パスポート番号
⑦ 渡航日と検査日の指定 (ex飛行機搭乗〇時間前、入国●時間前etc.)
⑧ 検査方法、検体種類の指定 (※無ければ鼻咽頭スワブPCRとなります)。
⑨ 検査希望日(下記参照)
⑩ 結果受取希望日時(⑨の翌平日以降。下記参照)
例)○月×日△時□分 受け取り希望


【予約可能時間】
・ 検査可能時間   :平日9:00-13:00 (時間指定なし)
・ 結果受取可能時間 :月、水、木、金曜日9:00-11:30 火曜日13:00-16:00  (30分毎)

  土日祝
午前
検査
 (9:00-13:00)
証明書発行
 (9:00-11:30)
× ×
午後
(13:00-16:00)
× × × × ×

 


【PCR検査日の流れ】
 1. 検査当日は必ずマスクの着用をお願いいたします。
 2. 病院に到着されたら建物内には入らず駐車場スペースに設置された「PCRセンター」へ向かってください。

 

 3. 受付で事前にお伝えした病院ID,名前,生年月日をお伝えいただき、指示に従って検体採取を行ってください。
 4. 検体採取後はそのままご帰宅いただきます(検査日は会計等の手続きはありません)。
 ※検査結果が陽性であれば、医師より連絡いたします。結果陰性の場合は特に連絡いたしません。
 

【PCR陰性証明書受け取り日の流れ】
1. 陰性証明書受け取り日は、1階再診受付窓口に行き、診察券発行手続きを行います。
2. 1階総合内科・感染症内科外来窓口(A15)で受付を行い、順番が来るまでお待ちいただきます。
3. 順番が来て呼ばれましたら、指定の診察室にご入室ください。
4. PCR陰性証明書の書式や内容、日付をご確認いただき、証明書を発行いたします。
5. 証明書発行窓口(A14)へ書類提出いただき、自動精算機、もしくは7番窓口で会計を行っていただきます。
6. 会計終了後に証明書発行窓口(A14)で公印の押された書類の受け取りとなります。
※各窓口の混雑状況によっては待ち時間がある場合がございます。
※一般外来診療と同時並行で行っているため、外来受付後にお待ちいただく場合がございます



【診断書作成にかかる期間】
・ 検査を受けて頂いた翌平日9:00以降の発行となります。

【診断書作成にかかる費用】
・ 実施内容にもよりますが、院内書式での診断書の費用目安は下記の通りです。
 ① PCR検査結果を含む診断書の作成費用+諸経費:約35,000円
 ② 証明書の追加作成費用:5,500円(1通につき)
・ 当日病院での清算に限り各種クレジットカード(VISA・mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club)でのお支払いも可能です。

【診断書のサンプル】
・ 所定の書式での診断書作成を希望される場合には、予約の際にお申し出の上、作成用の書類をご持参ください。
・ 院内書式での標準的な診断書のサンプルは以下のリンクを参照ください。 
 ①PCR検査のみの場合(サンプル)
 ②PCR+健康診断の場合(サンプル)

【注意事項】

・ 13時以降に検査を行った場合、翌日に証明書の発行ができない場合がありますので、時間には余裕をもってお越しください。
・ 新型コロナウイルス感染症は感染していても症状がないことがあります(無症候性病原体保有者)。
・ 特に症状が無い場合であっても、検査結果が陽性となった場合には、検査内容に応じて届出を行う必要が生じることがあります。
・ 感染者と認められた場合には、法律に基づいた隔離等の対応がとられるため、保健所の指示に従ってください。

【関連リンク】
日本渡航医学会「ビジネス渡航者向けのPCR検査及び証明書発行」協力医療施設リスト掲載
https://plaza.umin.ac.jp/jstah/index2.html