人材育成

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メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)育成プログラム

エントリーコースⅠ

ダイジェスト版

研修生インタビュー動画

大塚メディカルデバイス株式会社
戦略企画部
山﨑陽子さん

大阪公立大学工業高等専門学校
講師
安藤太一さん

帝人ファーマ株式会社
医療技術研究所
薗田拓哉さん・清水理一郎さん

エントリーコースⅡ

ダイジェスト版

研修生インタビュー動画

NISSHA株式会社 秋田真哉さん
マルホ株式会社 岡本和明さん

人材育成プログラムの開発と実践

メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)育成プログラムと
大学院医学研究科専攻

「メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)育成プログラム」は、約1年間のエントリーコースⅠ・Ⅱと2~3年のアドバンストコース(OJT:On-the-Job Training)で構成されています。メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)とは、医療従事者と企業開発者・工学系研究者の間にある言葉・文化・思考・目標の違いを橋渡しすることができ、開発プロジェクトの司令塔として医療機器開発プロセスの全体を俯瞰し、多様な人材で構成されるチームを牽引できる人材のことで、“日本型エコシステム”の推進には必須です。また、大学院医学研究科「医療創成工学専攻」では、医療現場のニーズを察知、理解し、多職種で構成されるチームのリーダーとなって牽引できる人材を育成し、博士前期過程および後期課程修了者には、それぞれ医工学修士および医工学博士の学位を授与します。

【医療機器開発の初期段階にフォーカスした人材育成プログラム】 

医療機器開発の初期段階にフォーカスした人材育成プログラム

・MDP育成プログラム(エントリーコースⅠ・Ⅱ・アドバンストコース)

エントリーコースは、前半のエントリーコースⅠ(3か月程度)と後半のエントリーコースⅡ(8~9か月程度)に分かれ、非医療機器メーカーの研究開発者や医療機器開発未経験者でも、気軽に短期間のエントリーコースⅠからの受講が可能です。当院のプログラムは、ワークショップ(WS)形式のグループワークを基本としており、専門性が様々な研修生(医師、臨床工学技士、医療機器/非医療機器メーカーの企画・研究・開発・営業職)が協働するグループワークを体験できます。エントリーコースⅠでは、ニーズ探索アプローチWS等に加え、ハンズオンセミナーを実施しており、手術支援ロボットなどの最新の医療機器を実際に体験することができます。エントリーコースⅡは、実際の臨床現場に立入り、ニーズ探索から開発候補品創出までを模擬的に実践し(Project Based Learning)、薬事模擬相談や保険適用模擬相談等も体験できるコースです。
エントリーコースⅠ・Ⅱを修了すると、指導を受けながら実際の医療機器開発を実施するアドバンストコースに進むことができます。

・大学院医学研究科 医療創生工学専攻

2023年4月に設置の国内初の医療機器開発人材育成に特化した医学研究科の新専攻「医療創成工学専攻」の博士前・後期課程では、医療機器開発を実践しながら学位(医工学修士/医工学博士)を取得することが可能です。

エントリーコースⅠ・Ⅱ

2023年度

第7期「メディカル・デバイス・プロデューサー育成プログラム」
エントリーコースⅠ

本プログラムの募集は締め切りました。
本プログラムに関するお問い合わせは、kikisou@med.kobe-u.ac.jp までお願いいたします。
「メディカル・デバイス・プロデューサー育成プログラム」エントリーコースは、医療従事者と企業開発者・工学系研究者の間にある言葉・文化・思考・目標の違いを橋渡しすることができ、開発プロジェクトの司令塔として医療機器開発のプロセス全体を俯瞰し、多様な人材で構成されるチームを牽引できる人材=メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)を育成するアップスキリングプログラムです。
コースはⅠ・Ⅱに分かれており、今回は、第7期エントリーコースⅠを開講いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
※2023年10月開講予定のエントリーコースⅡの募集は、2023年9月頃を予定していますが、受講にはコースⅠの修了等が条件となります。

過去のコースの様⼦はこちらからご覧いただけます。

コース概要

コースⅠ コースⅡ(参考)
1.募集期間 2023年3月13日(月)~4月24日(月)
但し、上記の期間に定員になった場合は、その時点で締め切らせていただきます。
2023年9月頃を予定
2.実施期間 2023年5月12日(金)~2023年12月26日(火)
講義:5/12-5/27の金曜夜・土曜終日

レポート提出期限:6/16(金)
研修に関連した質疑応答期間:~12/26(火)
 ※スケジュールの詳細・開催場所はこちらからご確認ください。
2023年10月~2024年8月を予定
3.募集人数 15~20名程度
参加者は、メンバー構成のバランス等を考慮の上、決定いたします。
4〜8名(1機関2名まで)
応募者多数の場合は調整
4.参加費 45,000円(税別)
お申込み確定後、所定の振込依頼書をお送りいたします。
150,000円(税別)
5.内容・
回数(時間)
ニーズ探索アプローチ手法をワークショップ形式で学びます。またハンズオンセミナーでは、各種医療機器の使用法の体験学習をします。
1.オリエンテーション
2.ニーズ探索アプローチWS
 1)デザイン思考
 2)観察の基礎
 3)ニーズ探索
 4)ソリューションデザイン
 5)ラピッドプロトタイピング
 6)提供価値
 7)チームビルディング
  (1回×3時間程度)
3.ハンズオンセミナー
 (1回×8時間程度)
4.レポート提出(A4 1枚程度)提出
臨床現場ニーズ探索から開発候補品創出までを模擬的に実践します。医療従事者から得られたニーズを精査し、提供価値を分析したうえで、解決策のアイディア/コンセプトを創造し、必要に応じて開発候補品の模型作成(プロトタイピング)を実践します。また、臨床現場見学やPMDA・厚生労働省が対応する開発候補品の薬事模擬相談や保険適用模擬相談も実施します。
・座学(ワークショップ・セミナー)
 (1回2〜3時間程度×10回程度)
・臨床現場見学
 (期間中の平日1〜2日程度)
・グループ単位に医療機器開発プロジェクト演習
 (担当医師・チューターとの面談含む)
6.実施方法 原則、対面により実施。
COVID-19の感染状況に留意し、感染拡大の防止に細心の注意を払い実施します。医療機関での実施となりますので、ご参加にあたっては、マスク着用や手指消毒等のご配慮をお願いいたします。
※COVID-19の感染状況により、WSはオンライン開催に、ラピッドプロトタイピング・ハンズオンセミナーは延期となる可能性があります。
未定
7.対象者 以下の条件をすべて満たす方を対象とします。
⑴ 医療機器開発企業もしくはこれから医療機器産業に参入しようとする企業の方、若しくはアカデミアなどで医療機器の開発に興味がある方
(但し、医療機器には介護機器や周辺機器なども含めます)
⑵ 研修参加にあたり、所属組織の管理職以上の許可を得られる方
⑶ 原則、全ての学習項目を履修可能な方(但し、個々の能力に応じて、一部免除できる場合があります。)
※参加者の背景が必ずしも理系である必要はありません。経験よりも自主性及びやる気を重んじます。)

参考:コースⅡの対象者
以下の条件をすべて満たす方を対象とします。
(a)コースⅠ修了者、もしくは、同等の知識・経験を有する者であること。
(b)コースⅠの対象者条件(上記⑴〜⑶)をすべて満たしていること。
(c)現場立入ルールおよび知財ルール(大学帰属)をご理解いただけること。