2024年3月12日（火）170名の方々にご参加いただき、「2023年度神戸医療機器創出イノベーションシンポジウム　医療機器のスタートアップの成功事例 —プログラム医療機器を題材として—」をオンラインにて開催いたしました。
国の重要施策として、疾病の診断・治療等を目的としたさまざまなプログラム医療機器の開発が進められていますが、事業化に向けて様々な工夫が必要と言われています。今回のシンポジウムでは、そのような背景のあるプログラム医療機器の開発領域で、先進的なスタートアップ企業を牽引する4名の演者よりご講演いただきました。
いずれの講演も開発を進めるうえでの実際の苦労話や、実践的な視点が多く盛り込まれ、また、パネルディスカッションでは、モデレーターの本事業プログラムオフィサーの谷下一夫先生と神戸大学未来医工学研究開発センター センター長 村垣善浩教授によりディスカッションを進め、プログラム医療機器のマネタイジングについて検証しました。今後の展望として、神戸大学大学院医学研究科 福本巧副研究科長より「神戸大学の医療機器開発推進および人材育成の今後」と題してのご講演と、シンポジウムの最後には、医療機器・ヘルスケアプロジェクト プログラムディレクター・本事業プログラムスーパーバイザーの妙中義之先生に、シンポジウム全体の総括のお言葉をいただき、盛会のうちに終了いたしました。多くの方々にご参加いただき誠にありがとうございました。