つながりあって、生きていく。 咲く、血液の花。
“Hematopoietic Stem Cell Research” Pediatrics × Obstetrics Gynecology Project
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研究室・主宰者メッセージ
宮西正憲研究室では、造血幹細胞をテーマに基礎研究から主に小児難治性疾患の新規治療法開発(※)までを産官学連携で進めています(※国立研究開発法人日本医療研究開発機構 AMED事業)。『リアルBench to Bedside』‐‐‐ イノベーションの成果を今まさに体験できるラボです。
(※詳細はCVをご覧ください。)
人材募集
研究の概要
造血幹細胞は、一般的に自己複製能と多分化能を有する血液幹細胞と定義されます。1950年代の概念提唱、1957年の世界初ヒトへの骨髄移植による白血病患者の治療成功以来、造血幹細胞のみが有するこの特別な細胞学的特徴を理解しようと、世界中でその解明に取り組まれてきましたが、その本態は未だほとんど明らかになっていません。私たちの研究室では、これまでに世界最高峰の造血幹細胞純化技術を開発しており、この技術に分子生物学的手法、遺伝子改変モデルマウス、1細胞解析、システムバイオロジー、イメージング等、複数の手法を緻密に組み込んだメカニズム解明スクリーニング手法を開発し、そのメカニズム解明に挑戦しています。 神戸大学では造血幹細胞研究から実用化までをサポートする先進の研究環境が充実しており、主に下記研究を行っています。
造血幹細胞には、造血系全体の恒常性を維持するため自己複製能と多分化能をはじめとし種々の特徴的な機能が備わっていますが、その分子メカニズムはほとんど解明されていません。我々独自の解析手法を用い、これらの機能を制御する遺伝子の同定、その制御メカニズムの解明を目指しています。
造血幹細胞は、老化とともに分化異常、造血能低下等さまざまな機能変化や低下が起こることが知られており、疾患の発症や治療への抵抗性の原因となっています。造血幹細胞機能メカニズムを深掘りすることで、老化に伴う機能変化のメカニズムを探ります。
造血幹細胞移植は60年以上にわたり多くの難治性疾患の治療に用いられてきましたが、GvHDを始め致死性副作用の問題は完全には解決されていません。安全な造血幹細胞移植が可能となるような基盤技術の開発を行っています。
造血幹細胞はあらゆる血液細胞に分化することから、より多くの疾患の治療法としての可能性を秘めています。遺伝子改変技術等を組み合わせた新たな選択肢となる治療法の開発を行っています。
宮西研究室は神戸医療産業都市の中心に位置し、基礎研究の成果をいち早く臨床の現場へと届けるための研究開発環境が整っています。神戸大学内外のサポートのもと、産学連携を通じ造血幹細胞を用いた新規医療技術の開発を行っています。
Isolation of LT-HSCs by flow cytometer | Validation of LT-HSCs in situ | In situ analysis | Transcriptome analysis of LT-HSC |
論文一覧
研究室メンバーの紹介
一緒に造血幹細胞の謎を解明しましょう!
人の命を救う研究に携われることに、やりがいを感じております!
日々を楽しみながら、研究に励みたいと思います。
楽しみながら、日々研究に精一杯励みたいと思います!
小児がんの新規治療を開発するために研究に励んでいます。
子どもたちをより良く助けられる研究に取り組みたいと思います。
精一杯頑張ります。
小児血液腫瘍が専門です。子供たちの未来のために頑張ります。
整形外科が専門です。老化のしくみの解明に少しでも貢献できれば光栄です!
剣道(六段)とハンドレタリング(オンライン講座開講中)が趣味です!
まだ入ったばかりで足を引っ張っていますが、忙しい中でも親切に実験のご指導や相談に乗って頂いて失敗しても頑張ろうと思えるラボです。
これまでの経験を活かして先生方を補助できるよう努めます。
若くないですが新人です。老いに負けず楽しく仕事をしたいです。趣味はフラダンス。ハワイアンの曲を聴くと思わず踊りたくなってしまう今日この頃です。
ダンス、卓球、テニス、ラクロス、ウィンタースポーツといろんなスポーツにチャレンジしてきた経験をいかして、今日も明るく元気に頑張ります!
アクセスと連絡先
神戸新交通ポートライナー線: 医療センター(市民病院前) [P07]駅より徒歩2分
※宮西研究室の見学・訪問をご希望の方は、事前にご連絡ください。