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2025.05.14

【開催報告】神戸大学「質の高い臨床教育・研究確保事業」シンポジウムを開催しました

企画・実習・イベント

令和7年3月11日(火)、神戸大学において、令和5年度「高度医療人材養成拠点形成事業(質の高い臨床教育・研究実施のための体制強化)」に係るシンポジウムを、対面とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド形式で開催しました。

開会にあたっては、神戸大学副学長(産官学連携担当)の福本巧教授より挨拶があり、本事業の概要についての説明が行われました。続いて、本学大学院医学研究科の小林成美特命准教授および関口兼司准教授より、本事業におけるこれまでの成果として、①臨床実習先調整ツールの開発、②生成AIをもちいた医療面接トレーニング教材の開発について報告がありました。

基調講演では、名古屋市立大学大学院医学研究科の高桑修教授(医学・医療教育学分野)より「診療参加型実習の実装とその課題」について、また、日本医科大学大学院の横堀将司教授(救急医学分野)より「VRを用いたOff the job trainingによる教育の均てん化」について、さらに、京都大学大学院医学研究科附属医療DX教育研究センター長の黒田知宏教授より「医療DXの推進戦略」について、それぞれ先進的な取り組みの紹介がありました。

続くパネルディスカッションでは、「ICTを医学教育の現場にどう生かすか」をテーマに、講演者に加え、本学医学研究科と包括共同研究を実施し、本事業にも参画しているフューチャー株式会社の外川大希氏を迎え、産学の多様な視点から活発な意見交換が行われました。

パネルディスカッション後には、外部評価委員として高桑修教授(名古屋市立大学)、黒田知宏教授(京都大学)、山本晴子部長(国立循環器病研究センター データサイエンス部)からの事業講評が行われ、本シンポジウムでの成果報告等に基づき、本学事業に対する意見が述べられました。

最後に、本学大学院医学研究科長・医学部長の村上卓道教授より閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。

※所属・役職はいずれも発表当時のものです。

ディスカッション1

ディスカッション2

ディスカッション3

ディスカッション4



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