「医」の総合知を
社会実装する
世界全体が極めて予測困難な状況に直面しており、既存の価値観や専門知識だけでは多様な課題に対応できません。大学には、専門分野を超えた「総合知」を生み出す場としての役割が求められています。医学系研究科は、この「総合知」を推進し、社会に実装することを目指します。
複雑化する未来に
対応する
異分野横断の専攻
複雑化する課題に取り組むために、博士課程前期において分野横断型の「先進生命医科学系専攻」を設置。4つの領域の垣根を越えて総合知を深めます。博士課程後期においては専門分化し、高度な教育研究を実践します。
※医科学専攻については医学部医学科からの進学を基本とします。
※バイオメディカルサイエンス領域
「医」の未来を創る研究
Theme01
認知症予防を目指した多因子介入
認知症予防を目指した多因子介入研究を兵庫県丹波市で実施。二重課題運動を含む運動介入、栄養指導、脳トレーニングそして生活習慣の管理（多因子介入）により認知機能の維持、改善効果が見られました。
Theme02
インドネシアで流行するエイズウイルス株の伝播推移を推定
インドネシアのアイルランガ大学医学部と連携し、インドネシアで流行するエイズウイルス（HIV）株の伝播推移（時期や経路）を推定。エイズウイルスの感染拡大のメカニズムを解明することで、世界的な流行の阻止につながります。
