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当科のご紹介

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教室の沿革

神戸大学病院の母体である兵庫県立神戸病院に皮膚科が設けられたのは1926年(大正15年)である。設置当初は皮膚科と称していたが、1929年(昭和5年)に皮膚泌尿器科と改称した。

その後1962年(昭和37年)に皮膚科、泌尿器科がそれぞれ独立した。神戸大学医学部皮膚科の初代教授としては佐野 榮春教授を迎えた。その後、三嶋 豊教授、市橋 正光教授、錦織 千佳子教授が教室を率い、2021年8月より、第5代教授として久保 亮治が着任し、現在に至る。

当教室は、多種多様な皮膚疾患に対して、臨床現場を大切にした医療を実践している。一般的な皮膚疾患、アレルギー疾患、腫瘍性疾患、自己免疫疾患に加えて、稀少がん、さまざまな母斑、母斑症、先天性の角化症、水疱症、色素性乾皮症、色素異常症などの稀少疾患の診断・治療をおこない、あらゆる皮膚疾患に対応している。さらに臨床に根ざした基礎研究、特に皮膚悪性腫瘍、母斑、アレルギー疾患、遺伝性疾患を対象とした、細胞生物学、光生物学、遺伝学、免疫学の研究を教室のテーマとして行っている。臨床・研究の全般にわたってあらゆる皮膚疾患に対応することができる、幅広い視野を持つ皮膚科専門医の育成を目指している。

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