第14回プロテインホスファターゼ国際集会』

R2.12.10~12.12 会場:医学部会館シスメックスホール+Web開催

2020年12月10日-12日の3日間、第14回プロテインホスファターゼ国際集会を日本プロテインホスファターゼ研究会主催、シグナル伝達医学研究センター共催で神戸大学医学部を会場に行いました。

本会の冒頭、オーガナイザーの榎本秀樹教授より「研究者間の交流が新たな研究潮流を生み、研究推進力の強化につながる場となる。このリトリートが若い研究者間の交流の場となり、本学医学部のサイエンスを盛り上げる契機としてほしい。」との旨、開会のご挨拶を頂戴した。

集会では<基礎研究と臨床研究の融合>をテーマに、医学・薬学分野、さらには製薬企業の国内外各分野の第一線の著名な研究者(Benjamin Neel博士、Nicholas Tonks博士、畠山正則博士、中釜斉博士、菅裕明博士など)を欧米・アジアより集め、ホスファターゼの分子機構と破綻病態に関する基盤研究や治療・創薬をめざしたトランスレーショナル・リサーチの成果を発表・討論することで、国境と分野を超えた最新の一線の知識の習得と、新たな共同研究が生まれる機会を提供しました。

コロナ禍の影響で、real+virtual-styleのハイブリッド方式での開催となりましたが、海外から50名、国内から120 名の参加を得て活発な会議を行うことができました。また7名(うち4名は女性)のYoung investigator awardも設け、表彰も行いました。

(鈴木 聡 大学院医学研究科分子細胞生物分野 教授)

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