村田　陽二

生化学・分子生物学講座シグナル統合学分野　准教授

2017年3月13、14日に神戸大学シスメックスホールにて行われた第1回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学　国際合同シンポジウムに参加すると共に、貪食細胞を標的とした新たながん免疫療法に関して口頭発表を行いました。このシンポジウムでは、細胞内シグナル伝達を始め、がん、神経、免疫、発生など多岐にわたる研究分野からの発表がありました。私とは異なる研究分野であっても、発表された先生方の研究テーマに対する独自のアプローチやその解析の深さを知り感銘を受ける点が多々あり、自身の研究をさらに深めなければいけないと再認識させて頂きました。加えて、様々な研究分野の先生方が参加されていたことから、私の発表内容に興味を持っていただけるか不安ではありましたが、数名の先生からご質問を受け、また研究内容についてのコメントも頂き、貴重な学びとなりました。

藤岡　一路

内科系講座　小児科学分野　講師

2017年3月13、14日に開催された第1回神戸大学・ワシントン大学・オスロ大学合同シンポジウムに参加させていただきました。 私自身は臨床の教室に所属しているため、シグナル伝達に関するシンポジウムというのは 場違いじゃないかなと漠然と感じていたのですが、 基礎からトランスレーショナルな内容まで多彩な講演内容でとても興味深く 拝聴することができました。 私自身はポスターセッションで 「早産児マウス敗血症モデルにおけるHO-1の保護効果」に 関する研究を発表させて頂きましたが、 学内・海外含め多くの研究者に私の研究内容を聴いてもらい、 貴重な助言をいただくことができ大変刺激になりました。 また、海外の若手研究者（学生・ポスドク）の多くが堂々とした講演をされていましたが、 本学からの講演はファカルティーのみであったため、 次年度以降は本シンポジウムで講演するような優秀な学生が出てきてほしいなと 強く思いました。

遠藤　光晴

生理学・細胞生物学講座細胞生理学分野　講師

ワシントン大学、オスロ大学との第1回国際合同シンポジウムが神戸で開催され、私を含めて神戸大学の若手研究者にとって、海外の研究者の方々と身近に交流できる非常に良い機会でありました。本シンポジウムにはシグナル伝達研究の第一線でご活躍されている先生方が多数参加されており、医学研究における基礎から臨床に繋がる幅広い研究テーマに関して、最新の知見や方法論、独自の視点や考え方などを拝聴でき、大変勉強になりました。そのような中で、私の研究についても発表させて頂き、とても嬉しく思っております。今後もワシントン大学、オスロ大学との交流が益々発展することをお祈りするとともに、このような交流を通じて、医学研究の一層の発展に貢献できるよう精進していきたいと思います。

篠原　亮太

生理学・細胞生物学講座・ｼｽﾃﾑ生理学分野　助教

第１回神戸大学・ワシントン大学・オスロ大学合同シンポジウムでは、ポスターセッションでの発表の機会を頂きました。ポスターセッションでは、神戸大学の若手研究者に加え、ワシントン大学とオスロ大学の若手研究者からも発表があり、とても賑やかなものでした。私は神経科学を専門としておりますが、今回のワシントン大学とオスロ大学の参加者には神経科学者が少なかったため、当初は研究内容に興味を持ってもらえるか不安に感じつつ臨みました。しかし、始まってみるとポスターの前に人が絶えることはほとんどなく、２時間ほどのセッションはあっという間に終わりました。ポスターセッションではたくさんの学内研究者の方々とお話しする機会が得られ、お互いの研究内容を認識し合うことが出来たのも大きな収穫です。この様な交流の中から、学内共同研究が生まれてくるものと思います。