第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウム

H30.3.7~3.8
EAST-WEST CENTER(ハワイ大学 マノア・キャンパス内)

H30年3月7日、3月8日にハワイ州ホノルルのEAST-WEST CENTERにて第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウムが開催されました。ご参加された先生方のご感想をご紹介いたします。

前濱 朝彦

生化学・分子生物学講座分子細胞生物学分野 准教授

2017年3月7-8日にホノルルにて第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウムが開催されました。このシンポジウムでは8題の口頭発表と11題のポスター発表が行われ、癌、免疫からインスリンシグナル、ウイルス感染まで、細胞内シグナル伝達・細胞生物学を中心とした幅広い分野からの研究発表がありました。口頭発表、ポスター発表、何れも最新の成果が発表され、なかでもポスター発表では若い先生方の溌剌とした発表が印象的でした。また今回は比較的コンパクトなサイズのシンポジウムであったため、マンモス学会では経験できないような濃密なコミュニケーションによる意見交換・ディスカッションができていたと感じました。最後になりますが、今回は南の島での開催となったためでしょうか、参加されている先生方もかなりリラックスされており、普段の学内での様子とは大分異なる姿を拝見できたのも大きな収穫でした。

足立 直子

バイオシグナル総合研究センター 助教

今回ハワイ・ホノルルで開催された第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウムに参加する機会を与えて頂きありがとうございました。シンポジウムでは第一線で活躍する先生方の多岐に渡るシグナル伝達分野の研究成果を拝聴でき、また、ポスターセッションでは、若手研究者との交流を持つ機会が得られました。シンポジウムの後には、ホノルルの開放的な雰囲気の中での様々な活動をワシントン大学、オスロ大学の先生方と共にでき、研究の話のみならず、研究者としての生き方などを話す機会に恵まれ、大変有意義な時間を過ごすことができました。近い分野の研究者との出会いもあり、今後は共同研究の可能性も含めてシグナル伝達医学研究センターの発展に貢献できればと思っています。最後になりますがが、シンポジウムの企画・運営にご尽力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

淺原 俊一郎

内科学講座 糖尿病・内分泌内科学 特命助教

2018年3月7、8日にハワイのホノルルで開催された第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウムに参加させていただき、今回私自身の研究内容についてポスター発表をいたしました。国内外でご高名な先生方も多数参加されていましたが、専門分野が異なるため初めて聞くお話が多く、大変新鮮であり且つ勉強となりました。私自身の専門は代謝・内分泌ですが、癌や免疫の領域における分子機構は非常に刺激的であり、今回得た知識を今後活用していきたいと考えております。また、今回のシンポジウムで得られた大きな財産として、学問としての知識同様に、各研究者との交流が挙げられます。ワシントン大学やオスロ大学の先生方とお知り合いになれたことはもちろんですが、日頃接点が無かった学内の先生方とも交流できたことは大変有意義であったと感じています。シンポジウム終了後も様々な活動を通して、参加者の方々と意見交換できたことはいい思い出です。今回このような貴重な機会を与えて下さった先生方ならびに研究支援課の方々に厚く御礼申し上げます。

宮本 愛喜子

生理学・細胞生物学講座・システム生理学分野 助教

2018年3月7、8日にホノルルで行われた「第2回ワシントン大学・オスロ大学・神戸大学国際合同シンポジウム」に参加させていただきました。会場はハワイ大学のすぐ隣にあるEAST-WEST CENTERで開かれたのですが、活発な議論がされる中でシグナル伝達研究に関する研究内容を興味深く聞くことができました。私自身はシンポジウムの中で「一次体性感覚野における学習中の興奮性神経細胞の反応特性変化」という内容でポスター発表をさせていただきました。シグナル伝達研究とは少し離れた研究内容でしたので興味を持っていただけるか心配だっでしたのですが、発表後にワシントン大学・オスロ大学の先生方とお話しすることもでき、自身の研究課題について振り返る良い機会となりました。また、あまりお会いすることのない若手研究者の方々の研究についても知ることができ、研究を進めるための刺激をいただくことができました。このようなシンポジウムを企画していただいた先生方、研究支援課の方々には心より感謝申し上げます。