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外傷

    • 新倉 隆宏
    • 准教授

      新倉 隆宏

      Takahiro Niikura, MD

      • (平成 9年卒)
      • ●日本整形外科学会専門医

        ●日本整形外科学会認定スポーツ医

        ●日本骨粗鬆症学会・認定医

        ●日本整形外科学会認定運動器
        リハビリテーション医

    • 大江 啓介
    • 助教

      大江 啓介

      Keisuke Oe, MD

      • (平成 12年卒)
      • ●日本整形外科学会専門医

        ●日本整形外科学会認定スポーツ医

        ●日本整形外科学会認定リハビリ医

        ●日本整形外科学会認定リウマチ医

    • 福井 友章
    • 助教

      福井 友章

      Tomoaki Fukui, MD

      • (平成 15年卒)
      • ●日本整形外科学会専門医

        ●日本整形外科学会認定スポーツ医

        ●ヴィッセル神戸 チームドクター

    • 工藤 健史
    • 救急部医員

      工藤 健史

      Kenji Kudo, MD

      • (平成 20年卒)
      • ●日本整形外科学会専門医

  • ▲外傷グループ

外傷グループは、他院からご紹介頂くことの多い骨癒合不全(偽関節、遷延治癒骨折)、外傷後の感染、骨髄炎、変形治癒といった外傷に起因する難治骨折症例の治療や当院救命救急科へ搬送されてくる骨盤骨折、開放骨折、多発骨折などの重度外傷症例の治療にあたっています。2018年10月からは「外傷センター」を設立し、救命救急科と密に連携を取りながらより多くの外傷患者さんの治療にあたっています。また、難治骨折症例に対しては「難治骨折診」を開設しており、手術の必要性の有無に関わらず、それぞれの骨折の状態に応じて、最適な治療を実施しております。詳しくは、難治骨折診のホームページを参照下さい。

難治骨折診

手術においては、髄内釘、プレート、スクリュー、創外固定など各種骨折固定方法に精通し、的確な骨折手術を実施しています。最新鋭の手術機器を取り揃えています。骨延長術、骨移植術、変形矯正手術など特殊な手術も実施しております。手術方法も日進月歩であり、常に最先端の手術を実施するよう心がけています。一方、最先端であることにこだわるだけでなく、患者さんにとってできるだけ快適な手術を行うことをモットーにしております。術後のリハビリテーションが順調に進むことまで考慮して手術方法を計画しています。

  • X線透視下骨接合術
    ▲X線透視下骨接合術
  • グループカンファレンス
    ▲グループカンファレンス
  • 骨盤骨折術後レントゲン
    ▲骨盤骨折術後レントゲン
  • 創外固定術手術のレントゲン像
    ▲創外固定術手術のレントゲン像
  • 脛骨髄内釘手術のレントゲン像
    ▲脛骨髄内釘手術のレントゲン像

2020年より、新しい骨折治癒促進法の治験を実施します。BMP (Bone morphogenetic protein)という骨を作るタンパク質があります。BMPを含有した製品は欧米や韓国などでは既に承認され、多くの患者さんの治療に用いられています。しかし日本では未だに臨床使用が承認されていません。日本で初めて、BMPの製造販売承認を得るための治験を神戸大学病院にて行います。神戸大学病院治験審査委員会で2019年11月に治験実施の承認を受けました。限定された患者数で主に安全性を、同時に有効性も評価します。大腿骨、脛骨、上腕骨の骨折後治療を受けても骨が治らない偽関節患者さん合計8名を対象とします。この治療ではBMPを人工骨に添加して、骨が治っていない部位、骨が欠けている部位に補充します。人工骨は既に多くの症例で臨床使用されているものです。このBMPと人工骨を組み合わせた製品はオステオファーマ社が開発したもので、治験ではこれを使用します。この治療がヒトにおいて安全で有効であることが分かれば、自家骨移植の代替手段となる可能性があり、自家骨移植の問題(採骨部の痛み、出血、感染症、骨折といった合併症や採骨量の限界など)が克服できることになります。自家骨移植をしなくても骨を治せる新たな治療法となれば、患者さんが得るメリットは大きいです。治験参加をご希望して下さる患者さん(大腿骨、脛骨、上腕骨の骨折後治療を受けても骨が治らない偽関節患者さん)は、かかりつけ医で紹介状を書いてもらい、受診して下さい。※受診して頂いてから、治験対象者としても適格性を調べ、治験実施可能かどうかを判断します。この治験を実施できないこともあります。

外傷専門外来「難治骨折診」は月曜・火曜・木曜・金曜日の午前中に予約制で診療を行っています。他の病院で治療を受けたことがある患者さんは紹介状、画像データなどをご持参頂けますようお願い致します。外傷治療に携わるというグループの性格上、外来途中で救急患者搬送や緊急手術が行われることもあり得ます。その場合は長時間お待ち頂くことや、診察日の変更をお願いすることもありますが、何卒ご理解ください。