溝上先生講演会@スラバヤ

7月1日(金)、アイルランガ大学熱帯病研究所(スラバヤ)において国立国際医療研究センター(肝炎・免疫研究センター長)の溝上雅史先生よりご講演いただきました。テーマは「Changing Concept of Hepatitis B Virus」で、インドネシアではB型肝炎感染が大きな保健問題のひとつであることもあり、学生から研究者、臨床医まで80名に及ぶ参加がありました。肝炎研究の第一人者である溝上先生の講演会とあって、カリマンタン島からわざわざ参加された医師もおられました。その方は、「遺伝子型と臨床経過、臨床病態の違いについて学ぶことができ大変有意義であった。今後の臨床に役立てたい」と語っておられました。学生やフィールドの異なる参加者にもご配慮いただき、ゆっくりわかりやすく、そして専門家には最近のB型肝炎の概念の変化をお示しいただきました。ご講義は1時間あまり、多くの質問がありインドネシアの方々のB型肝炎に関する関心の深さが感じられました。

本講義は、アウトリーチ活動の一環として行われました。

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↑講演会の様子

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↑質疑応答の様子

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