出前授業@スラバヤ日本人学校

9月19日(月)、インドネシア国スラバヤ日本人学校で「DNAのしくみと感染症」というタイトルで当拠点責任者の林祥剛教授が出前授業を行いました。

スラバヤ日本人学校には現在56名の児童生徒が学んでいます。今回は、中学部理科「2分野(生物領域)」における学習の一環として開催された「出前授業」の講師を務めました。中学部の生徒11名が対象ですが、保護者の方々の積極的な参加もあり、当地での感染症への関心の深さがうかがえました。授業は50分。最初は中学生には少し難しいのではないかと心配をしていたのですが、生徒達は、細胞からどのように人間の体が作られていくのか、子供がなぜ親に似ているのか等、一生懸命聞いていました。丁寧にゆっくり繰り返し話すことで、中学生にも十分理解できる内容であったと思われます。授業後ある生徒は、「一番興味を持ったのは、生殖細胞。両親のDNAが混ざっているだけでなく、それ以前の祖先のDNAもモザイク状にブレンドされていることに面白さを感じた。また、ES細胞やIPS細胞などにも興味を持った」と語ってくれました。今回の驚きや不思議、もっと知りたいという思いを大事にしていって欲しいと感じました。

最後に、出前授業を企画いただいたスラバヤ日本人学校理科担当の鈴木智也先生に感謝申し上げます。

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↑出前授業の様子

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↑質疑応答の様子

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