神戸大学医学部附属病院 肝胆膵外科

教授挨拶

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教授挨拶

ご挨拶

平成29年(2017年) 6月1日付で、外科学講座 肝胆膵外科学分野 教授を拝命いたしました福本 巧です。教室の責任者として皆さまにご挨拶申し上げます。

神戸大学の肝胆膵外科は旧第一外科の流れをくみ、外科学講座の再編により2007年4月に誕生しました。旧第一外科の初代藤田 登教授、第二代光野 孝雄教授、第三代齋藤 洋一教授、第四代黒田 嘉和教授、第五代(肝胆膵外科初代)具 英成教授の後を継ぎ私は初代から数えて六代目、肝胆膵外科としては二代目の教授となります。

神戸大学肝胆膵外科について

今年で外科学講座再編後10年が経過しましたが、専門領域の重複が解消され効率的な教室運営が可能となったことで肝胆膵外科は飛躍的な発展を遂げています。手術症例数は3倍以上に増加し、さらに今年度は国際がん医療・研究センターの開院により、450例を超えると予測しています。また手術成績も肝臓や膵臓切除の手術死亡率は1%以下と全国集計に比較し、格段に良好です。神戸大学肝胆膵外科は近年もっとも発展した外科教室であると断言しても、過言ではありません。

神戸大学肝胆膵外科はその発足時より難治性肝胆膵疾患の克服を重要な診療・研究テーマとしてきました。その実現のため肝臓や膵臓などの臓器移植を推進し、高難度手術の基盤となる手術手技を洗練させるとともに、独自の外科先端治療技術を開発してきました。難治性進行癌に対する経皮的肝灌流化学療法や体内空間可変粒子線治療はすでに臨床応用され、全国から多数の患者紹介を受けています。今後も不可能を可能とする新医療技術の開発を積極的に推進して行きたいと考えています。

次世代の外科を支える新医療機器開発も教室の重要な課題と考えています。2016年11月神戸大学先端融合研究環に医学と工学の連携プロジェクトを立ち上げ、医工連携を積極的に推進しています。組織結紮用吸収性金属クリップや体内空間可変粒子線治療に用いるスペーサーなどの新医療機器、術中超音波胆道造影法などの新規診断技術の開発を通じて、安全で質の高い肝胆膵外科手術の実現を目指しています。

教室のもう一つの重要な使命は若手外科医の育成です。外科医には医師としての温かい心と技能や業績に溺れない高い品格が必要ですが、さらに次世代外科の創造には既成の概念にとらわれない新鮮な発想力や未踏の地に足を踏み入れる気概が必要です。このような素養を持った若手外科医をできるだけ多く育てたいと考えています。

私は神戸大学肝胆膵外科の伝統を引き継ぎ、患者中心の医療、安全な医療、世界をリードする最先端の医療、若手外科医の育成をキーワードとして教室をさらに発展させたいと考えています。いずれの目標も、皆様のお力添えなくしては達成できません。今後とも引き続きご支援を賜りますよう御願い申し上げます。

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