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当院について

|| ごあいさつ

 2007年 神戸大学医学部附属病院に、国立大学の独立診療科としては全国で初となる美容外科が設立されました。現在でも国立大学の美容外科は他にはなく、私たちは非常に貴重な存在です。そして安全で有効な治療の研究、技術だけでなく人間的にも優れた医師の教育、そして何よりも患者さんのためになる診療に励んできました。

 美容外科では、健康な体にメスを入れます。そしてその手術は患者さんの社会性に大きな変化を与えます。私たちは、その責任の重さを自覚し、真摯な姿勢で患者さんに向き合い、時には寄り添得る存在でありたいと願っています。

 最近プチ整形という言葉がメディアで取り上げられることが多くなりました。メスを使わないプチ整形はダウンタイムが短いこともあり、受け入れられやすいのでしょう。しかし、たとえプチ整形でも合併症のリスクはゼロではありません。また、効果が限定的であったりすぐに元に戻ってしまうなど、期待したほどの効果が得られないこともあります。逆に大きな手術は、体の負担が大きく、ダウンタイムも長い代わりに、大きな効果が期待できる可能性があります。

 私たちの美容外科では、大学病院のメリットを活かし、必要であれば画像検査を行なって、体の状態を把握し、その患者さんに合った治療法を考え、提案することが可能です。そして治療法の長所と短所を十分に説明し、納得いただいた上で、治療を進めることをお約束します。

|| 3つの理念


  1. 科学的根拠に基づき、安全性が高く、患者さんに合った治療の提供に努めます。

  2. 正しく情報を提供し、ご理解をいただいた上で治療を進めます。

  3. 研究と教育の拠点として、新しい技術や材料の研究、開発に努め、全人的に優れた医療人の育成に努めます。

|| 外来診療について

 皆さんは「大学病院」にはどのようなイメージを抱かれるでしょう?
「3時間待ちの3分診療」などという言葉も耳にします。
もちろん大学病院で勤務する私たちも、このままで良いとは思っておらず、いろいろな工夫や努力を行なっていますが、日本の保険制度では簡単には解決できない難しい問題です。

 美容外科を訪れる患者さんには、特別なケアが必要と私たちは考えています。
そのため完全予約制とすることで、待ち時間を限りなく少なくしています。
また、その待ち時間も、できる限り個室でお待ちいただくようにしております。美容外科だけで独立したブースを有しており、他の診療科の患者さんと一緒にお待ちいただく必要はありません(診察料のお支払いの際の窓口は共通となっています)。

  
このように、プライバシーに配慮した工夫を行なっています(現在はコロナウイルス感染症対策の為、お部屋のドアは解放したままとなっており、カーテンも外しております)。
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