研修について

外科専門研修プログラム

神戸大学外科専門研修プログラムについて

神戸大学外科学講座(食道胃腸外科・肝胆膵外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科・乳腺内分泌外科)では、神戸大学を基幹施設とする外科専門研修プログラムを運営しています。当プログラムでは、兵庫・大阪を中心に、静岡から沖縄までの50施設を連携施設とした充実した外科研修が可能です。
当プログラムで研修を行うと、消化器外科領域では下記の専門医・認定医の取得を目指します。
 
必要経験症例数など、随時相談しながらキャリアアップを目指せます。将来の専門は、一般消化器外科医の他にも内視鏡外科医、研究者、大学での教育職など幅広く選択できます。キャリア相談は随時行っており、連携施設へのマッチングやロールモデルの紹介など多くの先輩がサポートします。


連携施設
兵庫県や大阪府を中心に、全国の50に及ぶ施設と協力し、運営しています。
神戸大学外科専門研修プログラム施設群

内視鏡手術トレーニング
当科では、若手医師への内視鏡手術トレーニングにも力を入れています。病院内に先端外科医療・内視鏡トレーニングセンターを有し、手術室と同様の環境でウェットラボを行うことが可能です。セミナーや手術研究会を年に数回開催し、若手医師の積極的な参加を推奨しています。臨床現場でも、経験豊富な指導医たちのもとで、日々の研鑽を積んでもらえます。
  • 内視鏡手術トレーニング
  • 内視鏡手術トレーニング

プログラム内容、説明会、応募方法について
本プログラムは、神戸大学外科学講座が主体となり運営しています。本プログラムに興味のある方、応募を考えている方など、下記のホームページをみてください。
説明会の日程など、随時更新されます。たくさんのご参加をお待ちしております。
神戸大学外科専門研修プログラム(神戸大学外科学講座ホームページ内)

応募に際しては、下記のホームページもご参照ください。
日本専門医機構 日本外科学会 新専門医制度

採用決定後は、研修の開始時点から日本外科学会の会員であることが必要となります。必ず日本外科学会へ入会手続きを行い、研修実績管理システムへの登録を行ってください。

問い合わせ先
担当 食道胃腸外科学分野担当 診療科長補佐 後藤 裕信
TEL 078-382-5925(医局)
MAIL  ichige[at]med.kobe-u.ac.jp ※[at]を@に換えてください



大学院について

大学院博士課程を考えている先生方へ

当科の大学院博士課程では、消化管癌を対象とした癌免疫や微小環境、薬物療法などの基礎研究や臨床研究を行います。また、医学の進歩は著しく、治療手段や薬品だけでなく、治療に利用するデバイスも日々進化しており、医工連携分野の研究も積極的に行っています。先進的かつ専門性の高いトピックについて研究し、学術的な思考を身につけることも、将来的には臨床で大いに役立ちます。当科の研究室の他にも、基礎研究分野に在籍して研究することも可能です。
入学するタイミングは、個々のライフプランに合わせて選択可能です。後期研修中(卒後5年目)の入学、後期研修修了後の入学、あるいは臨床経験を積んでからの入学も可能です。大学院在学中には、外科専門医や消化器外科専門医の必須条件である学術業績単位も取得でき、大学院修了時には博士号と専門医の同時取得が可能です。
主な研究内容
  • AIを用いた手術動画認識システム
  • 3Dや4Kなどの高解像度内視鏡を用いた教育システム
  • 触覚センサーを有する手術支援ロボット鉗子の開発
  • 腫瘍免疫学
  • iPS細胞応用医学
  • 癌ゲノム学
  • 細胞生理学
  • 病理学 など
主な研究内容
  • 研究内容
  • 研究内容

キャリア例
大学院に入学後、半年〜1年の臨床を経て、3年〜3年半は研究専任期間となる例が多いです。優れた研究業績を上げた場合は、修業年限の特例によって合計3年で卒業できます。
キャリア例
 
<キャリア例 その1>
山崎 悠太
山崎 悠太
卒業大学:神戸大学(平成25年卒)
大学院入学:卒後5年目(後期研修中の入学)
初期研修:神戸大学医学部附属病院(たすきがけコース)
後期研修:兵庫県立柏原病院(現:兵庫県立丹波医療センター)
入学の動機
 研究への情熱やモチベーションは明確ではありませんでしたが、当時の上司の先生の勧めもあり、志望しました。

大学院の生活・研究について
 1年目は臨床修練をし、外科専門医および消化器外科専門医取得に必要な症例数を満たしました。2年目から当教室内の画像研究チームで医用工学の研究を開始しました。やり始めてみれば、基礎研究も臨床研究も面白く、双方で論文業績をあげることができました。臨床業務と比べると、平日・休日ともにゆとりがあり、収入面も全く心配ありません。「大学生生活が戻ってきた」というのは言い過ぎですが、「医師として働く一方で、比較的自由な時間を楽しめる」、この経験はなかなか稀有です。育児や趣味にもeffortを割ける貴重な環境です。

大学院を考えている先生へのアドバイス
 大学は人間交差点です。教室のスタッフ・大学院生にもいろんな人がいて、それぞれの個性に応じた居場所が必ずあります。また、学会発表で米国と欧州(上司と現地2週間の長期滞在)に行かせて頂き、その際の旅情はいい思い出です。指導教官と驚くほどフランクに議論できる環境で、軟弱な動機で入学した者にも自然と研究への情熱が芽生えます。
臨床現場や職場という枠から一歩出てみると、医学的知見や人生観が広がります。研究はそのきっかけに過ぎません。確たるライフプランがある人には勿論ですが、「なんとなく」志望する人にも、大学院はおすすめですよ。
<キャリア例 その2>
池田 太郎
池田 太郎
卒業大学:神戸大学(平成23年卒)
大学院入学:卒後6年目(後期研修後の入学)
初期研修:兵庫県立尼崎総合医療センター
後期研修:兵庫県立尼崎総合医療センター
入学の動機
 市中病院で初期研修、後期研修を行った後の進路について、市中病院で臨床を続けるか、大学院へ進むかを迷っていましたが、一度基礎研究に触れてみたいと漠然と考えるようになり大学院への進学を選択しました。

大学院の生活・研究について
 大学院4年間の内、1年目は大学病院と関連病院で臨床を中心に仕事を行いました。外科専門医は後期研修中に必要な症例数は得られていたので大学院1年目に取得、また消化器外科専門医の取得に必要な症例は一部不足していた領域があったのでこの期間に必要な症例をクリアすることができました。
 大学院2年目から4年目までは基礎医学の講座(神戸大学細胞生理学講座)に出向させて頂き、病棟業務から離れて研究に専念することができました。基礎研究は想像していた以上に難しく、なかなか結果がでないことが多かったですが、医師以外の研究者と接する機会が得られ、臨床とは異なった角度から思考を積み上げることで市中病院では経験できなかった貴重な時間になったと考えています。基礎、臨床の両方で論文、発表の業績を積むことができ、消化器外科専門医の取得に必要な業績も大学院期間中に得られました。

大学院を考えている先生へのアドバイス
 大学院に入ってみて、自分の興味のある分野を自分のペースで勉強できたことが一番良かったと思っています。大学には基礎、臨床の各種方面の専門の先生方がおられ、幅広いニーズに応えることができると考えています。一度自分のキャリアプランに大学院を検討されてみてはいかがでしょうか。
 
学会活動支援
国内外の学会に積極的に参加しており、学会参加費や交通費の援助、海外留学資金援助も行っています。
応募方法
募集要項などは下記リンク先よりご確認ください。
神戸大学 大学院医学研究科・医学部

問い合わせ先
担当 診療科長補佐 後藤 裕信
TEL 078-382-5925(医局)
MAIL  ichige[at]med.kobe-u.ac.jp ※[at]を@に換えてください




海外・国内留学

当教室では、臨床研究・基礎研究・手術修練を問わず、国内・海外の最先端施設への留学を積極的に行っています。留学先で研鑽し技術を学び知見を深め、成果を世界に向けて発信し、その後の人生のたゆみないstep upにつながるようサポートしています。
海外・国内留学

海外留学

氏名 金治新悟
留学先 Research Institute against Digestive Cancer (IRCAD), France
期間 2017.10~2018.3
 
氏名 向山 順子
留学先 Columbia University(Department of Pathology and Cell Biology)
期間 2017.4~2021.3
 
氏名 石田 諒
留学先 National Institutes of Health(Urologic Oncology Branch, National Cancer Institute)
期間 2018.4~2021.3
 
氏名 音羽 泰則
留学先 National Institutes of Health (Radiation Biology Branch, National Cancer Institute)
期間 2019.5~2022.3
 
氏名 青木 丈明
留学先 The Feinstein Institutes for Medical Research, Northwell Health System
期間 2020.2~
 
氏名 堀江 正和
留学先 National Institutes of Health (Radiation Biology Branch, National Cancer Institute)
期間 2022.7〜
 

国内留学

氏名 秋山 真吾
留学先 九州大学大学院 消化器・総合外科
期間 2014.4~2016.9
 
氏名 澤田 隆一郎
留学先 がん研究会有明病院 大腸外科
期間 2019.4~2021.3
 
氏名 小寺澤 康文
留学先 がん研究会有明病院 胃外科
期間 2020.4~2023.3
 
氏名 杉田 裕
留学先 がん研究会有明病院 胃外科
期間 2022.4〜